京都の紅葉で右京区の穴場を厳選⑤!宝厳院・法金剛院・護法堂弁財天!

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ため息が出るほど紅葉のきれいな京都ですが、人の多さでもため息が出てしまうのが残念なところ。

特に清水寺や永観堂など有名な場所では、人混みの中での紅葉見物になることがほとんどです。

とは言え、京都にはまだまだ、定番スポットに劣らない知られざる名所が多数あります。

そこで今回は、京都市街から少し離れた右京区で穴場スポットを探してみました。

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京都の紅葉で宝厳院とは?

言わずと知れた紅葉に限らず定番の観光スポットの嵯峨・嵐山エリアをかかえる右京区は、京都区の中では最大の面積を有する地域です。

桂川の西岸に位置し、南部は主に住宅地ですが西部・北部は山間地が占め、市街地・農地・森林・集落などさまざまな顔を持つエリアです。

嵐山渡月橋、トロッコ列車、太秦映画村、天竜寺など観光スポットに困らない地域ですが、混雑度も一級なので行くのが心配な面があります。

そこで、紅葉シーズンでも比較的落ち着いて観賞ができる穴場の紅葉スポットを右京区から厳選して紹介します。


※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させ、目的の地区にチェックを入れながら参照ください。(スマホでは横回転させると見やすいです)

<宝厳院(ほうごんいん)>

住所:京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68
TEL:075-861-0091
拝観日:通常非公開 
    秋の特別拝観 2016年10月1日~12月4日
拝観時間:9:00~17:00(特別拝観時)
拝観料:大人 500円 小中学生 300円(通常)
駐車場:なし
アクセス:JR「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩15分
     京福電鉄「嵐山駅」下車、徒歩3分
見頃:11月下旬~12月上旬
公式サイト
※TOP画像は宝厳院の風景
出典:京都の無料写真素材

渡月橋から10分程度のところにある臨済宗派のお寺で、あの世界遺産天龍寺の塔頭(たっちゅう=支寺)でもあります。
普段は非公開で春と秋にのみ特別公開され、多くのファンが詰めかける、嵐山では人気のお寺のひとつでもあります。その雰囲気たっぷりの境内は時代劇の撮影でもよく利用されていることでも有名。
院の前では、表情豊かな嵐山羅漢が観光客を迎えています。

場所も親寺のすぐそばにあり、天龍寺の紅葉はご存知の通り有名で混雑スポットのひとつですが、宝厳院も認知度は高く人の列に並んで入るようになります。それでも今回は、紅葉の見事さと天龍寺ほどは人が多くなくストレスがないことから紹介するすることにしました。

・並んで入っていきますが、それなりの広さがあり見所もたくさんなので、混雑した感じはなく、お庭を散策できます。

・渡月橋→野宮神社の人の流れから外れた穴場スポット感を味わえると思います。

・紅葉を見ようと12月1日に行きました。平日なので人は少ないのでゆっくり楽しめました。

京都でも屈指の広さを持つ天龍寺とは対照的に広くはないお寺ですが、順路に従い散策する境内の中はすべて紅葉の見どころはと言えます。

参道でも苔むした風情とともに紅葉が深い色づきが迎えてくれますが、特に策彦禅師作の嵐山借景回遊式山水庭園で名物「獅子吼岩(ししくいわ)」とともにのぞむ紅葉は必見です。白い石が敷き詰められた中央に置かれた巨石はとても希少な風景で、獅子が吼える形は見て取りにくいですが目を凝らして挑戦してみてください。

他にも奇岩・巨石、蓑垣で編んだ垣根の「宝厳院垣」などがあるので驚きがあって楽しい散策になるはずです。

紅葉の名所の嵐山は意外なことにライトアップされる寺院がほとんどありませんが、こちらはその数少ないひとつです。
紅葉のみならず竹林が灯りに浮かび上がる様はまさに日本ならではの幻想美ですのでおすすめです。

<ライトアップ>
ライトアップ期間: 2016年11月11日~12月4日
ライトアップ時間:17:30~20:30
料金:大人600円、小中学生300円

むしろライトアップを目当てに夜に訪れたほうが、逆に団体客が少なめなので時間帯としてはおすすめかもしれません。

京都の紅葉で法金剛院とは?

dlhokongoin出典:京都紅葉photo

<法金剛院>

住所:京都市右京区花園扇野町49
TEL:075-461-9428
拝観日:無休
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:一般500円・中学生高校生300円
駐車場:あり(無料)
アクセス:JR「花園」下車徒歩5分。
     市バス「花園扇野町」下車徒歩2分。
見頃:11月下旬~12月上旬

仁和寺や妙心寺など高名な寺が近くにある法金剛院は律宗の寺院で、待賢門院によって1130年に創立された花の寺です。

京都通なら間違いなく、そのいかつい寺名に似合わずハスの名所として記憶されているスポットで、早朝~午前中に開花する花に合わせての行動パターンもしっかりご存知でしょう。まさに極楽浄土を表現した法金剛院の浄土庭園庭は、初夏に蓮華の寺たる所以をいかんなく発揮します。

また夏だけでなく、サクラやツバキ、菖蒲やアジサイと折々を花で告げる粋な寺ですが、もちろん秋には菊に加えて紅葉もしっかり池の周りで存在感を示します。

・法金剛院は、それほど知名度はありませんが、美しい浄土式の庭園の中に、色鮮やかな紅葉を見ることができる穴場紅葉スポットです

・京都は、紅葉の時期にはどこに行っても人が多くて落ち着きませんが、ここは比較的ゆっくり拝観できるので好きです。

松などを配した「亀島」が中央に浮かぶ池の周囲には、やはり針葉樹の松の少し硬く変化のない風景に渋めの紅で控えめに印象を付け加える絶妙な紅葉がたまらなく心地よいですし、それが深い色の池にそっくりそのまま映し出された情景は、しばし足を止めてしまうでしょう。ここは国の特別名勝にもなっています。

また苔の石段に散った京都特有の小さめのモミジの色ややはり渋く、侘びさびを損なわずに置かれています。

庭園の一郭にある石組みの「青女の滝」は、日本最古の人の手による滝といわれ、かつて天災などで埋もれていましたが、今では庭全体を含めきれいに蘇ったものです。

また本堂の前では、色とりどりの鉢植えの嵯峨菊が可憐に整列して並べられているのも見ることができるでしょう。

いにしへを
恋ふる涙の 色に似て
袂(たもと)に 散るは
紅葉(もみぢ) なりけり

(あなたの存在が恋しいあまりに流す涙の色は袂に散り落ちる紅葉のようです)

歌会の場にもなったこの寺で、西行が待賢門院の死後に彼女を慕って作った歌です。

絶世の美貌を誇ったといわれる待賢門院に手によって開かれた法金剛院は、その硬い名前に反して女性的な軟らかさやロマンをあちらこちらに感じさせる女性向のスポットと言えそうです。


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京都の護法堂弁財天の紅葉とは?

<護法堂弁財天>

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出典:京都の無料写真素材

住所:京都市右京区嵯峨鳥居本一華表町
TEL:
拝観日:無休(境内自由)
拝観時間:境内自由
拝観料:無料
駐車場:なし
アクセス:京都バス「護法堂弁天前」下車すぐ
見頃:11月上旬~11月下旬

五山の送り火のうち「鳥居形」が灯される標高100mほどの曼荼羅山の麓にひっそりと佇む護法堂弁財天は、創建・変遷の経緯が不明で、地元では「嵯峨の弁天さん」と呼ばれ愛されている紅葉の穴場中の穴場です。
仙翁寺(せんおうじ)の鎮守社だったとも言われますが、詳しいことはわかっていません。

扁額に「天女」と銘された石の鳥居をくぐると、そこは小さなお堂のみ佇む山あいの古刹が広がります。その薄暗い山内の空間にどこまでも濃い赤や黄の彩りが浮き立つように映え、明るさを灯しています。

・観光地ではない護法堂弁財天は、訪れる人もまばらで、まさしく紅葉の穴場と言っていいでしょう。

境内は無人で、カメラマンがいることはありますが、かなりの確率でこの静謐な紅葉の時間を独り占めできるでしょう。

おそらく豪華な紅葉が好みの方にはおすすめできないスポットで、以下のような情景に魅了される方は行って損はないはずです。

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苔むした地や石段に計算して置かれたような小さ目のもみじや、手酌鉢、蹲踞(つくばい)に誰かが添えるように散ったカエデなどは、しばし足を止めて時間が立つのを忘れてしまうほど魅力を備えています。時には狛犬がもみじを咥えている様子をカメラに収めるなんてことも・・・

近隣でタクシーを拾って聞けば必ず推薦される「護法堂弁財天」は、いつまでも時が止まったまま奥嵯峨の山中にひっそり佇んでいて欲しい隠れ名所と言えるでしょう。

まとめ

京都の紅葉の穴場に見られる共通点として、敷地が広大・アクセスの便・限定公開・人気スポットの周辺という傾向が見られますが、ここ右京区の穴場も各々にそれが当てはまるようです。

いずれもも素晴らしい紅葉を独り占めできるお得感がある名所ばかりですので、是非参考にしていただければ幸いです。

⇒右京区のほかの紅葉穴場
京都の紅葉で右京区の穴場を厳選!鹿王院・厭離庵・愛宕念仏寺!
京都の紅葉で右京区の穴場を厳選②!直指庵・大法院・退蔵院!
京都の紅葉で右京区の穴場を厳選③!宝筐院・滝口寺・西明寺・化野念仏寺!
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