卒業式と謝恩会で髪型を変えるには?袴とドレスのアレンジや髪飾りは?

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女子大生の方で、この春に無事に卒業を迎える方も多いと思いますが、やはり卒業式や謝恩会でのおしゃれは手を抜きたくないところです。

そこで服装もそうですが、意外と悩むのが髪型です。特に卒業式と謝恩会を和装と洋装で考えている方は、ヘアースタイルのアレンジが難しいところ。

そこで、袴やドレスでの髪型のアレンジ方法などを紹介しましょう。

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卒業式と謝恩会で髪型を変えるには

大学の卒業式を控える女子大生の方は、最近では袴スタイルに憧れて和装をする方も多いようです。

なので朝、美容室で着付けや髪のセットをしてもらうのはいいですが、問題はその後の謝恩会です。

謝恩会はドレス姿で臨む方が多いですが、式と会の間に十分時間があればともかく、余裕がない場合はあわただしく会場に向かうことになります。
そうなると着替えることはできても髪型をセットしなおす余裕がないので、袴姿のヘアスタイルでドレスを着なければいけない場合も考えられます。

普通で考えれば和装と洋装では似合う髪形は違います。
和装ではアップスタイルが基本ですし、ドレス姿ではあまりきっちりしているより少し崩れてふんわりしていたほうが華やかになるものです。

まず和装の時のポイントは、なんといっても襟足を綺麗に見せること。
せっかくの和装なのでうなじを出すシニヨンで可愛く見せたいところです。髪の毛が崩れてかかるとせっかくの袴スタイルが台無しですから、きっちりとアップスタイルを作ることが基本になります。

ただ注意点は、袴の着付けは振袖とは微妙に異なり、衣紋をあまり抜かないので首周りのボリュームが押さえられること。
着付けを担当する人にもよりますが、最近では「ハイカラさん」のヘアスタイルをする人もいるので、髪が衿に入ってしまわないように衣紋はかなり控えめに着付ける場合が普通です。

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なのであまり髪を盛りすぎるまん丸のアップスタイルだとこけしのように見えてしまいますし、アレンジがしづらくもなってしまいます。
むしろアップでも、あえて下のほうに重みを持たせると上品な大人の印象になるでしょう。

もし、襟足を見せることにこだわらないのであれば、ハーフアップの髪型は首周りにボリュームがない袴には相性がいいスタイルです。

例えば黒髪でストレート風のハーフアップはまさにフォーマル感がある「ハイカラさん」そのものですし、明るい髪色でも違和感はありません。
まとめる際はボリューミーにせず、無造作感があるくらいがバランスがよく見えます。

例えば卒業式では少しストレート気味にしておいて、謝恩会ではコテやカーラーで下ろした髪に強めにカールをかけて、ドレス仕様のハーフアップにすることも可能です。
少しコテなどは荷物になりますが、これなら式と謝恩会の合間でも即席で簡単にアレンジできますよ。

また、ただ単に崩してふんわり感を出すだけでも印象は変わるのでやってみてください。

もしハーフアップにするなら、前述のとおり後ろ衿が髪のポケットにならないように、衣紋は抜き過ぎない着付を担当の人にお願いしてくださいね。

袴とドレスの髪型 アレンジはくるりんぱで!

ハーフアップスタイルを選ぶのであれば、上記のようにそれほど手間をかけなくてもいいですが、和装でアップさせたシニヨンを短時間でドレスに合う髪型にするにはどうすればいいでしょうか?

それには、簡単にできて応用も豊富と評判のヘアアレンジ「くるりんぱ」をベースに考えるのがうってつけです。
ぱっと見は手が込んでて難しそうですが、やってみると本当にシンプルな手順で簡単!逆にそのギャップが受けている理由にひとつでもあります。

まとめた髪の結び目に通り口を作り、毛束を通すだけでねじりのついたヘアが完成!位置や通す回数でアップやハーフアップ・三つ編みなど、どんな髪型にも応用が利くので、スタイルレパートリーは本当に無限大です。

今回の、袴姿でのシニヨンから謝恩会でのヘアスタイルへのチェンジも、くるりんぱをベースに作っておけば髪をほどいて下ろすだけの手間でOKになります。

まずは、くるりんぱをアレンジしたシニヨンで、和装でのアップスタイルを作ります。

①普通にくるりんぱする

・ゴムを使ってワックスを塗った髪をまとめ、ゴムをずらして根元との間に余裕を作る
・余裕ができた髪のあいだに毛束を上から下に通して、普通のくるりんぱをする

②アップにアレンジする

A.そのまま何回も通しながら巻きつけてき、すべて巻いたらピンで固定する
B.下りている髪を二つに分けて、毛先までねじった上で巻き上げていってピンで固定する
C.下りている髪を三つ編みにした上で、巻き上げていってピンで固定する

A~Cは、髪の長さや好みに応じて選択してください。

また、最初にくるりんぱする時に両サイドに少し髪を残しておき、アップ完成後に両サイドの毛束をおのおの三つ編みにしてからアップしたお団子の上で結ぶと、より上品な印象のシニヨンがアレンジできます。

あとは、袴に合った和装用の髪飾りをあしらえば完成です!

謝恩会では、単に髪を解いて下ろすだけのくるりんぱスタイルに、洋装の飾りを付け替えるだけでもいいですし、いったんすべて解いてから、髪の途中でくるりんぱをすればハーフアップスタイルも短時間で仕上がるので、どちらか好みで選んでみてください。


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袴とドレスの髪飾りでおすすめは?

もし髪型を変えたりするアレンジが苦手であれば、髪型はいじらずに髪飾りを付け替えるだけで、印象はかなり変えることができます。

例えば、卒業式ではリボンや袴と色あわせしたシンプルな花飾りをつけておいて、謝恩会ではドレスに合った華やかなフェザーバレッタなどのヘアーアクセサリーやガラスビーズなどを使ったようなものにチェンジするだけで、まったく印象が変わるものです。

もし、本当に時間がなかったりアレンジの自信がない方は、そんな手もあるので覚えておいて下さい。

最後に少しイメージが湧くように、和装や洋装に合ったヘアアクセサリーをいくつか紹介します。

★袴スタイルでの定番のひとつ「はいからさん」イメージを演出するためのアイテムといったら、なんと言っても欠かせないのがリボンの髪飾りです。
ハーフアップスタイルのポイントとして、清楚な印象にまとめるのに最適なちりめん生地のリボンです。

★和柄のリボンで、着物にも映えるはんなりとした髪飾りですが、パールも施されているのでドレスにも相性がピッタリです。
コーム・かんざし・ピン飾りの3点セットなので、ヘアスタイルに応じたアレンジが効き、あると重宝するアイテムです。

★大きすぎないので上品かつ華やかなパールのバレッタで、和装にあしらっても相性がいいリボンデザインです。ワンタッチで開くので、ヘアアレンジのアイテムとしても便利です。

★同じくパールのベレッタですが、こちらは葉の形の立体感ある普通サイズで、ドレス向きです。まとめ髪やハーフアップのポイントにするなど、用途が豊富です。

★フェザータイプのバレッタで、価格も手頃でお買い得感もあるので、一つ持っていると使い勝手がいいデザインです。クリップ式もあり、色も3色あるので髪色やドレスに合わせてコーデしてみてください。

まとめ

こうしてみると、よほど着物に合わせた正統スタイルの髪型でもない限り、案外どんなヘアースタイルでも和装・洋装に合うことがわかります。

特に、最近では「くるりんぱ」のようなアレンジがたくさん可能な便利なセット方法もあるので、少しやり方を覚えておけば、時間がなくても手軽にイメージを変えられるのは便利です。

そんなことを参考に、晴れの日のおしゃれをばっちり決めてくださいね。

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