花粉症と動悸や息切れの関係は?その原因と対処法や食べ物は?

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また花粉のつらいシーズンがやってきます。

そんな中で、定番の鼻水・鼻詰まりや目のかゆみ以外にも、一見関係なさそうな症状で悩まされるケースもあります。

その中のひとつが、動悸や息切れです。

そこで今回は、花粉症の時の動悸や息切れの原因やその対処法について考えてみましょう。

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花粉症と動悸や息切れの関係は?

花粉症と動悸のメカニズムは、基本的には重なる点はないので、直接の因果関係はないと言えます。

しかし花粉症が引き金になる症状は、頭痛・アトピー皮膚炎・果物アレルギーなど沢山あり、動悸や息切れもまったく無関係とは言えないでしょう。

ただ、まず疑ってほしいのは「花粉症薬の副作用」です。

花粉症の時期に起こる動悸で考えられる大きな原因のひとつには、薬が考えられるのです。

花粉症薬の副作用は、眠気や口渇・だるさがよく知られていますが、動悸・息切れ・めまいを起こす薬もたくさんあります。

よく緊張するとドキドキすることからもわかるように、動悸は交感神経が活発になると起こります。

花粉症の薬には、血管収縮剤(α交感神経刺激薬)のような自律神経に作用する成分が含まれるものが多く、その副作用で動悸やめまいが起こることが考えられます。

特に点鼻薬や点眼薬が、それに当てはまります。

さらに、自律神経を刺激するカフェイン(安息香酸ナトリウムカフェインや無水カフェイン)を含むものも多く、動悸の原因になっていることもあります。

また、今ではよほどの場合でないと処方はされませんが、古いタイプ(第一世代)の抗ヒスタミン薬も副作用が強く、動悸などを起こすものがあるので注意が必要です。

ちなみに、ポララミン錠(d-クロルフェニラミンマレイン酸)やペリアクチン錠(シプロヘプタジン塩酸塩水和物)などが当てはまります。※市販薬はなし。

もし、これらのようなめまいや動悸の起こる可能性がある花粉症薬を使っている場合は、中止して医師に相談したり、様子を見るのも必要です。

花粉症での動悸や息切れの原因は?

薬の副作用以外で考えられるのは、花粉症状のストレスから「自律神経」のバランスが乱れることで起きているケースです。

花粉アレルゲンによる神経への直接刺激もありますが、動悸の多くは精神的なものから来ているケースがほとんどです。

実際にも花粉症から自律神経失調症を患い、動悸やめまいに悩んでいる方は多くいます。

もし、それほど頻繁な症状でなければ「期外収縮」などの軽い不整脈と思われるので、つらい時期で難しいとは思いますが、後述の方法も参考に、意識してリラックスをする工夫をしてみて下さい。

また、別な可能性として考えられるのは、「喘息」を併発して動悸や息切れが起きているというケース。

花粉症と喘息は異なる症例ですが、近年の調査でアレルギー性鼻炎患者の1/3に喘息症状があることが分かりました。

もちろん、花粉自体は気管支までは到達しませんが、鼻腔の炎症は気管支にも飛び火することがあり、実際にも花粉症に伴ったアレルギー喘息患者は増加傾向にあります。

喘息で息苦しさがあると、酸素の取り入れが不安定になり、心臓にも負担がかかり動悸を引き起こすことがあります。

喘息で動悸が起こることは稀ですが、もし少しでも咳や息苦しさを伴った動悸であれば、気管支喘息も疑って受診してみてください。


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花粉症での動悸や息切れの対処法は?

このように動悸の原因はさまざまなので、まずは受診して原因を知るのが一番ですが、動悸に対して知っておくとよい対処法や対策を少し見てみましょう。

まず、不意に動悸に襲われた際には、衣服を緩め、ソファや椅子で楽な姿勢を取ります。

その際、背筋を伸ばした姿勢で、お腹が膨らむほど鼻から息を吸って、少し止めてからゆっくり吐き切るように呼吸してみて下さい。呼吸は交感神経を鎮める最も基本的な方法です。

また水を飲みことは動悸を和らげる効果的な方法なので、試してみるといいでしょう。

ツボは即効性という意味ではもう一つですが、動悸に効いたと報告があるものが「郄門(げきもん)」という呼吸のツボです。余裕があれば試してみて下さい。

いずれにしても、花粉症の時期にはストレスでの自律神経バランスの乱れが動悸の原因のひとつなので、生活の中で花粉ストレスをコントロールする工夫も必要です。

花粉症の方の多くが試している有効な方法に「アロマ」があります。

殺菌作用や炎症緩和など直接効果もありますが、何よりリラックス作用で自律神経を正常に整えてくれます。

マスクやハンカチに数滴湿らせたり、コップのお湯に入れて香りを吸入したり、もちろんバスタイムにもOKです。

人によっても効果が違いますが、花粉症には主にティートゥリーやペパーミントなどが効果的。

他にもラベンダーやカモミール・ローマン、ローズマリーなど好みや気分で使い分けているようです。

ただ場合によっては、ユーカリは逆に動悸を招いてしまうことがあるので、避けた方がいいでしょう。

また、以下のような飲食物は交感神経を刺激してしまうので、できるだけ避けて下さい。
・カフェイン~コーヒー 紅茶 お茶 コーラ

・テオブロミン~チョコレート ココア コーラ

・カプサイシン~唐辛子 

その他にも、肉類や塩分・脂肪の多い食べ物は交感神経を優位にしやすいのでほどほどに。

こんな工夫も取り入れながら、気分を楽に保つ生活を心がけてみて下さい。

まとめ

動悸の原因で怖いものには、心臓疾患や高血圧・低血糖、パニック障害などもあります。

もし、頻繁で長期間持続したり、胸の痛みや吐き気を伴うといった場合は、軽くみないで直ちに受診するようにして下さい。

また、花粉症の方が、シーズン中にストレスなく生活することはなかなか難しいですが、小まめなケアや食生活が、重大な病気に発展させないポイントです。

ぜひこんな記事も参考に、頑張って乗り切って下さいね。

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