京都 桜の名所|東山区編|清水寺・高台寺

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古都・京都は四季すべてが美しい風景ですが、特に春の桜景色は秋の紅葉と並んで見逃せない風物詩です。

そんな京都で、穴場を探してゆったりと桜を鑑賞するのも楽しみのひとつですが、やはり混雑を覚悟してでも行ってみたい名所もはずせません。

そこで、京都の桜名所で定番とも言える観光スポットを、その見どころや見頃とともに紹介しましょう。


※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させ、目的の地区にチェックを入れながら参照ください。(スマホでは横回転させると見やすいです)

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清水寺の桜の見どころや見頃は?

<音羽山 清水寺>

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出典:PHOTOGRAPH.PRO

京都屈指の観光寺院にして、世界遺産として国内外から参拝客が絶えない清水寺は、法相宗の古刹です。
778年に延鎮により創建され、「広隆寺」や八坂の塔の「法観寺」などともに、平安遷都以前から存続する希少な古代寺院でもあります。

延鎮が、この地で出遇った僧より託された霊木で十一面千手観音を彫って祀ったのが始まりで、その後坂上田村麻呂の庇護のもと隆盛を極めます。

家光が再建した「清水の舞台」と呼ばれるあまりに有名な舞台造り本堂の他にも、仁王門、馬駐、西門、三重塔、経堂、田村堂、朝倉堂、釈迦堂、阿弥陀堂、奥の院、子安塔などの多数の重要文化財が、音羽山の山麓に広がります。

もちろん、見所は言うまでもなく舞台造りの本堂とその眺望です。
清水の舞台は、錦雲渓の崖に釘1本使わずにケヤキ柱で組み上げた懸造り堂宇で、その12mの高さの舞台上からは京都市内を一望できます。

混雑を覚悟して行っても肩透かしを食う京都スポットもありますが、ここだけは人の波に押される観光になるでしょう。
ただそれでも、ここの文化遺産や四季の風景には、足を運んだ価値があったと感じる方は少なくありません。

・やはり、桜の季節、紅葉の季節に行くのが最高なのですが、何しろいつも人が多いので、そうゆう季節にはすごい人だかりです。 ですが、人が多くても行くべきお寺です。

・とても混んでしまうのでゆっくり楽しむのは難しいかもしれませんが、悠久の時を経て京都を見守り続ける清水寺に、これからも足を運びたいです。

境内には1500本あまりの染井吉野や山桜が埋め尽くしますが、特に本堂の舞台から奥の院をメインとし、境内入り口や拝観出口の西門あたりにも多く集中します。

その中で、清水寺での桜模様を味わうビューポイントは、やはり奥の院から舞台や京の町を一望する景色でしょう。
紅葉の時期もそうですが、舞台が桜に包まれて、まるでピンクの雲に浮かんでいるかのようなアングル写真は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

また、子安の塔が立つ場所も小高くなっており、奥の院から見る角度より、清水の舞台を正面から眺めることができるのでおすすめです。

もうひとつの定番ポイントは、西門付近で三重塔を桜越しに見上げる景色です。
このアングルもわりとメジャーなので、写真で目にしたことがあるかもしれませんが、青空を背景に手前の桜から顔を覗かす丹塗りの塔は、これぞ古都・京都!という春の表情です。

これもよく知られていますが、春・夏・秋夜の特別拝観では境内全体がライトアップされ、夜に浮かび上がる舞台と夜桜を鑑賞することができます。

もちろん混み合いますが、「慈悲の光」と呼ばれる青い光線に照らされた夜桜が、舞台や三重塔・京都夜景を包む様子は珠玉の絶景と言えるので、だんぜんおすすめです。

注意点は、入れ替え制なので、入っていても一旦外に出なければいけないということ。あらためて行列に並ばなければいけませんが、その価値は十分にある夜桜体験になるはずです。

<夜の特別拝観・春>
期間:3月25日~4月9日(2017年)
時間:18:00~21:00
料金:大人400円 小人200円
※昼夜入れ替え制

なお、清水寺の境内には同じく世界遺産の「地主神社(じしゅじんじゃ)」という縁結びパワースポットにして、桜の穴場名所もあります。

ソメイヨシノはもちろん、数種の八重桜(黄桜・妹背桜・朝日山など)が、時期を変えながら開花する桜の宝庫で、かの秀吉も花見の宴を開いた社です。
「寺主桜」という名物桜も見ることができるので、併せて押さえておくといいでしょう。
関連記事
「京都の桜 おすすめの穴場撮影スポット|東山区編④|地主神社・妙見堂・安祥院」

<基本情報>
住所:京都市東山区清水1-294
TEL:075-551-1234
拝観日:無休
拝観料:400円(境内自由)
拝観時間:6:00~18:00
駐車場:なし
アクセス:市バス/京阪バス「五条坂」「清水道」下車 徒歩約10分
見頃:3月下旬~4月中旬
サイト:http://www.toji.or.jp/
※TOP画像も清水寺の風景:出典PHOTOGRAPH.PRO


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高台寺の桜の見どころや見頃は?

<鷲峰山 高台寺>

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出典:京都の桜写真

東山の霊山(りょうぜん)の麓にある高台寺は、正式寺号を「高台寿聖禅寺」といい、豊臣秀吉の正室・北政所ねねが亡き秀吉の菩提寺とした建立禅宗寺院で、「ねねの寺」とも呼ばれ親しまれています。すぐ近くには境外塔頭の圓徳院もあります。

1606年に創建された当初は曹洞宗でしたが、ねねの兄の宗旨により臨済宗に改宗されました。

豊臣家にゆかりが深いため、至るところに桃山文化のきらびやかな面影を残す寺です。
特に伏見城の遺構を移築した「開山堂」や、石・樹木を移して小堀遠州が作庭した池泉回遊式庭など、桃山文化の艶やかさが感じられる見所が沢山あります。

山麓に広がる境内は、桜、萩、紅葉、椿と四季を通じて趣ある表情を見せ、清水寺と並ぶ東山の景勝観光地として人気です。

特に秋の紅葉シーズンは名所として賑わいますが、桜の季節も鉄道会社のCMにも取り上げられるなどで、多くの人が訪れます。

やはり人出はかなりのもので、入場には苦労しますが、せっかく京都を訪れたのでしたら見ておく価値がある風景がたくさんあります。

・桜ともみじの時期の京都はとても人が多いです。高台寺も例外ではありませんでした。しかし、手入れの行き届いた庭の端にある枝垂桜がなぜか印象に残ります。たった1本なのに。なぜか、見ていると人の多さも忘れてみいってしまいました。

・何度か訪れている好きな場所です。桜の時期も、紅葉の時期も京都らしい景色を楽しめて良いです。

・桜のシーズンに訪れました。大勢の観光客で賑わっていましたが秋に比べると許容範囲です。庭園の一本桜がたいへん印象的でした。

江戸の世から花見の名所として親しまれていたこの寺では、桜の最大の見所は方丈庭園に1本だけで佇む大枝垂桜をおいて他にありません。

この「波心庭」と呼ばれる庭園は、目にも眩しい白砂紋や立砂が描かれた枯山水の傑作で、そこに佇む枝垂桜は、モノトーンの庭に紅を添える京美人のように艷やかです。
さらに、そばにある勅使門や方丈の華頭窓が寄り添う様子も、桜にいっそう風情を引き立たせています。

枯山水の表現は、毎年テーマを変えて作庭しているので、何度も行くリピーターの方が多いほど。

また、この寺が力を入れているのが夜間拝観で、ライトアップした夜桜を楽しめます。
最近では、庭園でプロジェクションマッピングを投影した演出もあるので評判になっています。

清水寺のように入れ替え制ではないので、そのまま境内で楽しめるのも嬉しいところ。

<春の夜間特別拝観>
期間:3月中旬~5月中旬
時間:日没後~22:00 (21:30で受付け終了)
料金:大人600円 中高生250円 小学生以下無料 
※昼夜入れ替えなし

このお寺は、座禅や茶道を体験ができるスポットとしても有名です。
有料で、最低人数やFAX予約(075-561-7387)などの条件もありますが、もし興味があればホームページで確認してみて下さい。

なお真向かいの圓徳院は、前述の通り高台寺の塔頭寺院にあたり、実は拝観券が共通なことを覚えておいて下さい。
だいぶ知られてきたので行列はできているかもしれませんが、高台寺の窓口に並ぶよりは遥かに早く買えるはずです。(共通拝観券:900円)

またここには、アメックスラウンジがあり、アメリカン・エキスプレスカードを持っていると拝観が無料で、お茶やお菓子もいただけるので、持っている方は忘れず提示してください。

関連記事
⇒「京都の紅葉で東山区の穴場を厳選②!清閑寺・圓徳院・長楽寺!

<基本情報>
住所:京都市東山区下河原町通八坂鳥居前下ル下河原町592
TEL:075-691-3325
拝観日:無休
拝観料:600円
拝観時間:9:00~17:00
駐車場:あり(有料)
アクセス:京阪電車「祇園四条」駅下車 徒歩約15分
     阪急電車「河原町」駅下車 徒歩約17分
見頃:3月下旬~4月中旬
サイト:http://www.kodaiji.com/index.html

まとめ

京都屈指の桜の名所と言っても、これほど個性や趣が違うスポットが目白押しなところも、京都の魅力でしょう。

古来からの東山の景勝や、京都桃山文化の風景を今に伝える、それぞれが京都を語るのに欠かせない景色ばかりです。

そんな価値ある桜風景を、ぜひご自身の目で確かめに訪れてみてはいかがですか?

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