花火大会を混雑しない温泉で楽しむ術!女子旅や家族連れにおすすめです!

pt-gallery11

花火大会というと混雑や渋滞の情報を調べつつ、それでも鬼混み覚悟で臨むというイメージがありませんか?
確かに有名花火大会に限らず、ほとんどの花火大会は苦労して見物するイベントになりつつあります。

でも、大げさな花火大会じゃなくてもいいので、夏休みに女子仲間や家族連れでゆっくりと花火や温泉やレジャーが楽しめる手ごろな場所ってないかな?・・・なんて思ったりしてませんか?

ありますよ!
花火大会をメインに考えないのでしたら、温泉も楽しみながら花火大会も楽しめて人混みに疲れず行ってこれる手ごろな穴場が!

スポンサーリンク

花火大会を混雑せずに楽しめる温泉は?

石川県に、霊峰白山を望む「柴山潟」という「日に七度色を変える」とも言われるきれいな湖があります。その湖畔にある加賀温泉郷のひとつ「片山津(かたやまず)温泉」は保温効果が高い泉質で冷え性に悩む女性にも人気の温泉です。
発見しつつも湖底から湧いているため藩主前田利明が諦めたその温泉は、その後明治のころ干拓により整備され一大温泉街が作られることになりました。

katauamazu

1時期、団体客の減少もあり客足が遠退きましたが、新幹線の開通や総湯(公衆浴場)の美術館のようなモダンな建物へのリニューアル、季節ごとのイベントの開催などで、北陸で人気の高い温泉地として評判になっています。
公式サイト:http://www.katayamazu-spa.or.jp/

片山津温泉へのアクセスは、

公共交通:JR加賀温泉駅~車10分
車:北陸道片山津ICから伊切・山中線経由3km5分

となります。

そんな場所で開催される花火大会が「片山津温泉納涼花火まつり」で、石川県で3番目に高い人気を誇ります。

湖から打ち上げられる花火は流星のようで、しかも湖の中から70mの高さまで吹き上がるライトアップされた大噴水との競演は素晴らしいと評判の花火大会なのです。

ほぼレイクビューの宿泊先からの見物もいいですが、絶対おすすめが「花火クルーズ」!
宿泊客が利用できる屋形船で、温泉に入った後にそよ風に当たりながら舟の上から間近で楽しむ花火見物は至福ひとときですよ!宿泊した旅館のフロントに希望を伝えれば大人1,200円・子ども600円の手ごろと料金で利用できるので、乗船しない手はないでしょう!

屋形船詳細:http://kappadokatayamazu.wix.com/info

<花火大会基本情報>

花火打上日2016年8月1日~8月31日(8月21日を除く)
※雨天時:雨天決行、荒天時は中止

打上時刻:21:00~21:10

打上数:約200発(1日あたり)

例年の人出:約10万人(のべ人数)

※8月21日(日)のみ「湯のまつり大花火大会」と題し、21:00より40分間・約2000発打ち上がります。

会場:片山津柴山潟湖畔
住所:石川県加賀市片山津温泉
問合せ先:片山津温泉観光協会
TEL:0761-74-1123

公共交通:JR加賀温泉駅~車10分
車:北陸道片山津ICから伊切・山中線経由3km5分

あれ?っと思われませんでしたか?

そうなんです。片山津温泉納涼花火まつりは8月を通して毎日午後9時から10分間、200発程度の花火が打ち上がる小規模な大会なんです。
なので、とにかく大掛かりでたくさんの花火を一晩中満喫したい人にはおすすめできません。

涼しい山奥の温泉宿でゆったりのんびり日中過ごしながら夜は家族や女子同士で花火見物・・・発数は少ないけどそれがかえって飽きずに見れてちょうど良く、山々に響く花火の音の趣を味わう・・

そんな楽しみ方を求めている方には格好のスポットと言えるでしょう!


※右上の□ボタンを押して、拡大してご覧下さい。

片山津温泉の宿泊先で花火見物に最適なのは?

湖畔の温泉宿の最大の魅力は、目の前の湖を見渡せる眺望の良さ!しかも片山津温泉は霊峰白山の峰々も視界に広がる格好の宿泊エリアです。

宿も欧風ホテルから老舗旅館まで揃っていて家族連れから女子旅まで幅広いニーズに対応できます。そんなおすすめの宿がたくさんある片山津温泉ですが、今回は対照的な二つのおすすめ宿を紹介します。

今回は花火大会も目的のひとつなので、まずイチオシは「湖畔の宿 森本」さんです。明治創業の由緒ある日本旅館で、ポイントは花火が一番きれいに見える温泉街の真ん中に位置するところ。
花火期間中「花火特等席 宿から花火鑑賞しよう 特典付」などのプランもあり、落ち着いた日本旅館でくつろぎたければ押さえておくべきです。

・名称: 片山津温泉 湖畔の宿 森本
・住所: 石川県加賀市片山津温泉乙63-1
・アクセス: JR加賀温泉駅より(無料送迎・要連絡)、片山津ICより車で5分
小松空港より車15分、金沢市内より車で45分
・営業時間: チェックイン15:00 (最終チェックイン:19:00)チェックアウト10:00
・電話番号: 0761-74-0660
・駐車場: 無料駐車場80台有り
・公式サイトURL: http://www.oyado-morimoto.com/

湖対岸になりますが、うって変って欧風の洋室中心のホテルなのが「加賀の幸ホテルアローレ」さん。7階建てのモダンなリゾートホテルなので、ちょっと優雅に楽しみたいならおすすめです。
三ツ星シェフの創作イタリアンも絶品ですし、「アロ・フェス」と称したコンサートやバイキングなどが楽しめるフェスティバルが開催され、8月は花火大会観賞も合わせて企画されるので宿泊や入浴だけにとどまらない盛りだくさんの楽しみ方もできるので、女子旅で泊まるなら最適です!

・名称: 癒しのリゾート・加賀の幸 ホテルアローレ
・住所: 石川県加賀市柴山町
・アクセス:
小松空港(19:15まで)またはJR北陸本線加賀温泉駅(18:40まで)より車で15分
無料送迎バス有(事前予約制)
・営業時間: チェックイン14:00 (最終チェックイン:24:00)チェックアウト12:00
・電話番号: 0761-75-8000
・駐車場:有・285台(大型車可)・無料
・公式サイトURL: http://www.arrowle.co.jp/

他にも大きな温泉ホテルから温かいもてなしが自慢な旅館まで迷ってしまうほど揃っていますので、いろいろ検討してみてください!
片山津温泉温泉観光協会宿泊情報:http://www.katayamazu-spa.or.jp/hotels_new/


スポンサーリンク

片山津温泉のスポットやイベント、グルメを教えて!

温泉に着くとまず気がつくのが、芝山潟の中に立つ御堂の姿。「湯の元公園」と結ばれた「浮御堂(うきみどう)うきうき弁天」という竜神と弁財天を祭る堂宇です。夜はライトアップもされますし、宿や屋形船と並んで花火観賞スポットとしても特等席と言えます。
併せて前述触れました「柴山潟大噴水」も1日15回、高さ70mまで吹き上がる様子は圧巻ですので、柴山潟へ行ったら一度は見ておくことをおすすめします。

kayayamazu

柴山潟周囲は「サイクリングロード」が整備されていて1周7kmのコースを1時間かからず眺めを楽しみながら回ることができます。旅館にお願いすれば3時間500円で自転車をレンタルできるのでのんびり漕いで心地いい汗をかくのもいいでしょう!

さらに昨年(2015年)からスタートしたのが二人乗り電気自動車「温モビ(ぬくもび)」のレンタル。もちろん普通免許要ですが3時間3,300円程度で借りられるので、現地でのコンパクトな足として利用するのもいいかもしれません

片山津温泉インフォメーションセンター
TEL:0761-74-1133
公式サイト:http://nukumobi.wix.com/home

花火見物で紹介した屋形船は、もちろん昼間でも乗船することができます。天気のいい日に白山などを眺めながらの周遊ははずせないアクティビティですよ!

近くの「芸妓検番 花館」では、絞り染めや源泉で作る豆腐づくりなどの体験イベントも楽しめるので立ち寄ってみてください。

前述しました全面ガラス張りのモダンな公共温泉施設の「総湯」は旅館の浴場とは違った趣の温泉が楽しめるので時間があれば是非立ち寄ってみてください。まるで湖に浸かっているような「潟の湯」や木々に囲まれた「森の湯」がありますし、2階は眺めのいい「まちカフェ」になっているのでちょっとした休憩場所でも利用できますよ。あとで触れますが、名物バーガーも味わえます。

石川県加賀市片山津温泉乙65番地2
TEL:0761-74-0550
公式サイト:http://machiyu.com

もし、夏休み前半に訪れるのでしたら、8月1日から8月16日まで開催される「うきうき宵の市」を覗いてはいかがですか?
夜店がたくさん出ますので、浴衣姿で夕涼みがてら覗くと面白いですよ。

期間:2016年8月1日から2016年8月16日
時間:19時00分~21時20分
場所:砂走公園あいあい広場

片山津温泉に行ったら食べたいグルメとしては、なんと言っても「片山津バーガー」です!
温泉玉子をはさむ形が基本のバーガーで、照り焼きチキンやカモ肉などバリエーションがあり、話題のB級グルメとして人気を集めています。
周辺の食事施設(なか伸・村カフェ アレコレ・総湯まちカフェ)などで食べられるので是非お試しください。※マップ参照

まとめ

お腹いっぱいになる花火大会も魅力ですが、手ごろな花火大会を旅行の中で他の楽しみとともに観賞するのもひとつの選択肢としてはありではないでしょうか?

人混みや渋滞で疲れて帰ってくるのではなく、のんびりと疲れを癒して過ごせるそんな花火大会の楽しみ方をぜひ検討してみてくださいね!

⇒記事一覧はコチラ

スポンサーリンク
関連コンテンツ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。