全国に32000社あまりある稲荷神社の総本宮にして、約1300年の歴史を持つ「伏見稲荷大社」。
背後にある稲荷山・奥の社へ通じる朱色の「千本鳥居」の回廊は、あまりにも有名です。
その人気で国内外を問わず、多くの参拝者が詰めかけ賑わいますが、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、伏見稲荷大社周辺の駐車場事情について、おさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
伏見稲荷の駐車場の混雑や料金・臨時の場所は？
＜基本情報＞
名称：伏見稲荷大社
住所：京都市伏見区深草藪之内町68
TEL：075-641-7331
拝観日：境内無休
拝観料：境内無料
拝観時間：境内自由（社務所7：00～18：00頃）
公式ホームページ：http://inari.jp/
参拝スポットとしてはもちろん、近年ブームのパワースポットとしても人気のため、平日・休日を問わず訪れる人が絶えない「伏見稲荷大社」。
アクセスに関しては、JR奈良線｢稲荷駅｣や京阪本線｢伏見稲荷駅｣から徒歩ですぐなので、電車利用が世話がなくおすすめです。
ただ、年配の方や小さいお子さん連れなど、いろいろな理由で車で行かれる方も多いでしょう。
伏見稲荷には、境内敷地内も含めて無料で利用できる駐車場が、以下の5ヶ所程度用意されています。※紫のアイコン
このうち、常時利用できる駐車場は、普通一般車用の1.境内駐車場と3.第2バス専用駐車場のみになります。
それ以外の第1・第3・第4は平日などは完全閉鎖されており、第1・第4は土日祝の混雑時、第3は年末年始、紅葉時などハイシーズンに不定期で解放される形になります。
特に大社からは距離もある第3は、最も混雑するタイミングの年数回しか開放されず、その際は大社間のシャトルバス運行も準備される場合があるようです。
さらにわずかな台数ながら、バス専用の第2でも年末年始の混雑に合わせて普通車駐車用として案内されるケースもあります。
ただ、いずれも大社側の判断による不定期開放なので、最初から混みそうだからとの判断であてにできる駐車スペースではなく、大社に確認してから目指すのが賢明でしょう。
ちなみに一般車用の1.境内駐車場は、面する道が北方向への一方通行になるので、伏見稲荷駅を目印に大社を目指してくると、入れない道順になりやすいので注意して下さい。
また、道幅も狭いので満車時に入庫待ちが禁止されており、満車を知らせる立て看板が立ちます。
平日なら混雑は穏やかですが、土日祝日には9時前には満車のことが多く、行楽時期にはさらにそのタイミングは早まります。
終日開放されている駐車場でもあるので、確実を期すには最低8時前後を目安に、できるだけ早く到着していたいところ。
また、伏見稲荷大社の境内駐車場は、年末年始や祭礼時には閉鎖されて利用できなくなるので注意が必要。
特に、三が日だけで270万人の初詣客が殺到する年末年始には、以下のような交通規制も加わるので、車で行くのは基本的にNGと言えます。
普段時でも公共交通機関がおすすめの京都で、さらに激しく混雑する時期には、電車利用などがセオリーになるでしょう。
伏見稲荷の駐車場で安い料金のおすすめは？
前述の通り、通常時期の参拝なら大社境内の無料駐車場が、近い上に料金もかからないので、ここ一択でいいでしょう。
ただ、それでも週末は人出がありますし、満車の際には近辺で探さなければいけなくなります。
なので、車で行く方は周辺の駐車場事情もおさらいしておくとあわてません。
そこで、伏見稲荷大社周辺のパーキング一覧は以下のとおりになります。※オリーブ色のアイコン
おすすめワンポイント！
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利！
【Googleマップ-GPSナビ】
大社から5～600ｍ前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
ご覧の通り、さすがに京都の市街地だけあって、神社仏閣の神域エリア周辺でもそこそこコインパーキングの数は確保されています。
ただ、難点は収容力が見込めるところがほとんどないこと。
場所や空き状況など、できるだけ情報をもとに探さないと不効率になります。
ちなみに、混み合う時期でなければ、一般的な参拝はそれほど時間を要しません。
本殿でお参りやおみくじを引き、千本鳥居を見学するくらいなら、ゆっくり過ごしてもせいぜい1時間程度。
周辺パーキングの料金は、一部かなり高いところがあって平均価では487円ですが、実質相場は1時間あたりで300円弱になります。
そこで、1～2時間程度を安く済ませられる、時間料金が手頃なパーキングを拾ってみると、1時間換算で200円以内は、リスト中約半数弱程度見つけられます。※表参照
その中で、収容力という点で抜き出すと、
8.リパークワイド伏見稲荷北第3（12台/08:00-20:00 60分200円）
24.シスパーク稲荷大社前（18台/平日 08:00-20:00 30分100円）※平日のみ
28.エコロパーク稲荷第1（17台/08:00-20:00 60分200円）
で、8などは駅や大社から少し離れた立地なので、混雑時には穴場と言えるかもしれません。
また、最安パーキングは、
18.キョウテク龍大南パーキング（3台/08:00-20:00 60分100円）
になるので、参考にしてみて下さい。
伏見大社は、無数に居並ぶ朱鳥居のトンネル「千本鳥居」をくぐりながら、背後にそびえる稲荷山中の「奥の社」などを巡拝できる神社。
時間を気にせず廻ってくるなら、時間料金より上限料金が手頃な方が気が楽です。
ちなみにやはり相場を見ると、日中の最大料金は平均771円とわりと手頃。
ただ、1時間で200円程度のところもあるので、もう少し安くあがるところを探してみると、
＜平日のみ＞
5.稲荷大社第2パーキング（3台/月-金 08:00-20:00 最大￥600）
＜平日・休日とも＞
8.リパークワイド伏見稲荷北第3（12台/24時間最大600円）
16.キョウテク師団街道龍大前（7台/06:00-19:00 最大500円）
18.キョウテク龍大南パーキング（3台/08:00-20:00 最大500円）
27.ブーブーパーク深草野手町（5台/07:00-20:00 最大500円）
29.ブーブーパーク伏見稲荷（8台/08:00-20:00 最大500円）
31.フルーツパーク鳥羽街道駅（7台/08:00-20:00 最大500円）
なら、ワンコインちょっとで駐められるパーキングです。
ちなみに、上記はいずれも通常時の料金比較になります。
万一、祭礼時や正月に利用する際は、表に記載がなくても特別料金になることがあるので、くれぐれも注意・確認下さい。
伏見稲荷の駐車場で予約ができるのは？
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
野球場やイベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する観光スポット周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、伏見稲荷大社の付近には予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、出し入れが自由な上に料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
出し入れが自由な上に料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
例えば行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
冒頭でもふれたように、伏見稲荷大社はシンボル千本鳥居だけでなく、近年ブームのパワースポットが豊富なことでも人気の神社。
持った重さで成就を占う｢おもかる石｣や眼の神様｢眼力神社｣、他にも「奇妙大明神」「こだまの池」etc・・・ときりがないほどのご利益スポットが目白押しです。
外国人に人気の観光スポットとしても不動の1位をキープし続け、観光地・京都の中でも高く支持されるそんな神社を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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