先進的な農業が盛んに行われ、「日本のデンマーク」とも例えられた「安城市」。
今では、さらに自動車産業を頂点とした工業都市としても発展し、住みやすい気候や環境でも支持されています。
その中心駅「安城駅」は名古屋駅や岡崎駅にもアクセスが良く、多くの利用客が往来しますが、駅周辺に車で行く際は駐車場が確保できるか心配です。
そこで、安城駅周辺の駐車場事情について、おさらいしてみましょう。
Photo by Umako
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
安城駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
豊田市に隣接することから、多くの自動車関連の大工場が集積する工業都市「安城市」。
その一方で、花や緑に溢れた環境や日本有数の祭りでも知られた、情緒豊かな東海地方の中核市です。
快速電車も停まり、大都市・名古屋までも30分以内という東海道本線「安城駅」は、1日1万人以上が利用する、市の中心駅。
周辺には公的機関や商店街が集まる市街地として賑わいますが、車が必須環境の割に駐車場事情はあまり良くないので、1度おさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が安城駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(黄色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
満空情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
ご覧のように店舗こそ豊富ながら大型商業施設がないため、利用者が手軽に利用できる大きな併設スペースはありません。
また、マンションの建設が進む北側には駐車場はほぼなく、全体的にもリソースは十分とはとても言い難いエリア。
ただその分、力を入れて頑張っているのが安城市で、駅周辺の駐車場約20ヶ所中、半数が市営駐車場です。
台数ベースでも、トータル1300台の2/3を占める約850台が市営のスペース。
料金も手頃な上に立地も適度に分散するので、住民の貴重な駐車リソースになっています。
駐車料金の相場は手頃なエリアです。
1時間あたりでは200円が中心(平均195円)ですし、日中の最大も平均で793円と、1000円を大きく下回ります。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり過ごす際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<平日のみ>
6.リパークJR安城駅前第2(14台/月-金 当日最大700円)
<休日のみ>
13.いずみパーキング安城(15台/土日祝 当日最大500円)
<平日・休日とも>
10.名鉄協商安城御幸本町(36台/24時間最大700円)
15.安城市役所立体駐車場(261台/24時間最大600円)
が、相場より手頃に収まるパーキング。
おすすめ駐車場がどれかは難しいですが、駅との距離や台数・全日であることを考慮すると、10がバランスが取れているでしょうか。
ただ、「少しでも節約したい」「できるだけ駅に近い方がいい」など、目的に合わせてチョイスしてみて下さい。
安城駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは?
ちょっとした仕事やの生活利用で来た場合なら、打止め料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり、周辺相場はほぼ1時間換算200円程度。
手頃感はありますが、前述のように上限で600円前後のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、よりリーズナブルなところを探すと、
1.MAYパーク安城北(10台/終日60分100円)
5.MAYパーク 安城(34台/終日30分50円)
10.名鉄協商安城御幸本町(36台/土日祝09:00-15:00 60分¥100 ※最初20分無料)※土日祝のみ
11.市営御幸本町駐車場(72台/終日30分70円)
12.市営安城駅東駐車場(76台/終日30分70円)
19.市営北明治駐車場(76台/終日30分70円 ※最初30分無料)
は、1時間200円を切るパーキング。
おすすめは、駅脇の立地で、料金も30分刻みでコストロスなく駐められる5でしょう。
また、市営駐車場の11・12も最安ではないですが、駅至近で収納台数も余裕なので、活用したい駐車スペースと言えます。
なお、安城駅での送り迎えの際の自動車整理場に当たるのは、
16.市営安城駅前第1駐車場(6台/最初の30分無料)
17.市営安城駅前第2駐車場(9台/最初の30分無料)
18.市営安城駅北口広場駐車場(4台/最初の30分無料)
が、駅両側に設けられています。
台数はわずかながら、30分無料時間を利用して送迎用として便利に使えるでしょう。
安城駅の駐車場で連泊ができるのは?
最後に、名古屋のアクセスもいいエリアなので、出張や長期旅行で1泊~連泊で駐めたいケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
安城駅には列車利用で割り引かれるパークライド駐車場はありませんが、一般的なコインパーキングでも、24時間で繰り返しOKな打ち止め料金があれば、手頃に日をまたぐ駐車が可能です。
そんな条件に合うパーキングで、極力手頃に長く駐められるところを挙げると
10.名鉄協商安城御幸本町(36台/24時間最大700円)
3.名鉄協商安城駅北口(45台/24時間最大800円)
あたりは、48時間(1泊2日程度)はOKなパーキング。
また、市営駐車場(2・11・12・14など)も「24時間ごと」という表現なので、繰り返し適用はしてくれると思われます。
さらに、
8.リパーク安城朝日町(6台/24時間最大800円)
なら、最長7日間(※事前相談要)まで駐車可能。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
まとめ
安城駅周辺が最も賑わうのが、毎年8月の第1金土日に開催される「安城七夕まつり」。
仙台・平塚とともに「日本三大七夕まつり」に数えられ、期間中100万人を超える人が殺到するイベントです。
期間中は駅周辺の会場や車道は祭り一色になり、南口側はほぼ通行止め。
できれば電車やパークライドでのアクセスがベストですが、もし車でアクセスするなら早めの確保が必須です。
そんなイベント時の駐車場探しの参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
⇒記事一覧はコチラ