京都の紅葉で北部のハイキング穴場を厳選!常照皇寺・志明院・峰定寺!

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頭上を彩る黄金の紅葉のトンネルや足元を飾る散り紅葉の絨毯!

紅葉スポットで味わえる美しい演出ですが、京都ではさらに歴史文化財の風景が加わり、いっそう深みのある紅葉体験をすることができます。

ただ難を言えば人の多さで、できればゆっくりと素晴らしい紅葉を堪能したいところです。

そこで今回は、京都のそんな紅葉の穴場スポットを京都市の北部地域で探してみましょう。

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京都の紅葉で常照皇寺とは?

京都府の南部に位置する京都市は、周囲を山に囲まれた盆地の中心部に日本の歴史そのものを内包した文化都市が広がりますが、それとは対照的に右京区・北区・左京区にまたがる北山は険しい山岳地帯が占め、本格的な登山も可能な地域になります。

当然、紅葉の見事なスポットでも穴場中の穴場となります。もちろん沢山はありませんが、山奥だからといって見逃すには惜しい山あいの名所を紹介しましょう。


※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させ、目的の地区にチェックを入れながら参照ください。(スマホでは横回転させると見やすいです)

<常照皇寺(じょうしょうこうじ)>

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出典:京都の無料写真素材

住所:京都府京都市右京区京北井戸町14-6
TEL: 075-853-0003
拝観日:無休
拝観時間:9:00 ~16:00
拝観料:志納(300 ~500 円)
駐車場:あり(無料)
アクセス:JR京都駅からJRバス約1時間30分「周山」下車、
     ふるさとバス乗り換え約15分「山国御陵前」下車徒歩約10分
見頃:11月上旬~下旬

桜の観光ポイントとしてはかなり有名で、「九重桜」「左近の桜」「御車返しの桜」など天然記念物の名木が数々あり春は大賑わいですが、右京区にも最近編入された北部の旧京北町にあり、そのアクセスの関係であまり混雑を心配しなくていいスポットです。

・有名な京都市内の観光スポットも紅葉が素晴らしいが、何せ人が多くて風情を味わえない。その点、常照皇寺は、人混みもなく自然の紅葉の美しさを味わえる

・枝下桜の頃は込み合うのだろうが、それ以外の季節はとても静か。 紅葉も美しい。

光厳天皇が建立し隠棲した臨済宗の禅寺で、名前からわかるとおり皇室と関係が深いお寺です。桜の他にも重要文化財の「木造阿弥陀如来及び両脇侍像」目当てに訪れる客が沢山います。

常照皇寺は、とにかく紅葉観賞のポイントが沢山あります。
境内の紅葉と開山堂や方丈に葺かれた茅葺屋根とのコラボ風景は見物客の心を和ませ、書院の縁側からは格子状に区切られた池泉庭園の赤い風景が覗きます。

堂をつなぐ渡り廊下を挟んだ池にも彩りが映り、額縁で切り取った紅葉アングルも豊富です。
また、参道をはじめ境内に散り敷いた散り紅葉のころの風景は、趣き深さでは有名スポットに引けを取りません。

とにかくこちらは、訪れた人の中には「最高の名所」と絶賛する人がいるほどの隠れた名所です。

春の桜、秋の紅葉、夏の新緑、冬の雪景色といつ訪れても日本の風情を見せてくれる、根強い信奉者が多い名刹でしょう。

都大路からは車でも1時間はかかる北山杉の里には、訪れて損はない静寂の隠れ名所があることをぜひ覚えておいて下さい。

前述のように、北の山間エリアに位置するので見頃が早めで予定するなら注意してください。10月下旬には早くも色づき始め、11月上旬から中旬には見頃を迎えます。

京都の志明院の紅葉とは?

<志明院(しみょういん)>

住所:京都市北区雲ヶ畑出谷町261
TEL:075-406-2061
拝観日:無休
拝観時間:08:00~17:00
拝観料:中学生以上300円、小学生以下200円
駐車場:あり
アクセス:地下鉄烏丸線「北大路」駅下車
     雲ヶ畑地域生活交通バス「雲ヶ畑岩屋橋」下車(1日2本)徒歩20分
見頃:11月中旬~11月下旬
※TOP画像は志明院の風景 出典:PHOTOGRAPH.PRO

通称「岩屋不動」と呼ばれる志明院は穴場度がかなり高い紅葉スポットで、京都の秘境といってもいいかも知れません。人気の鞍馬や貴船よりも位置的にはさらに山手になります。

・紅葉シーズンも始まり、東山は観光客でごった返していましたが、ここ志明院は雲ヶ畑の最奥地、訪問者もわずかです

まだ市街にある地下鉄北大路駅からの雲ヶ畑バスは、なんと1日に2本!

<雲ヶ畑バス運行時刻>

平日
北大路8:40→雲ヶ畑9:10(5分程度停車)→北大路9:45
北大路13:45→雲ヶ畑14:15(5分程度停車)→北大路14:50

土日
北大路8:40→雲ヶ畑9:10(5分程度停車)→北大路9:45
北大路14:35→雲ヶ畑15:05(5分程度停車)→北大路15:40

ですので、行き帰りのバス時間に併せて観光するかタクシーを利用する形になるでしょう。

歴史作家の司馬遼太郎さんがこの寺に滞在した時、幾度となく不思議な目に遭ったそうで、それを聞いた宮崎駿さんが「もののけ姫」の着想を得たという逸話があるくらいです。
天長6年に空海によって創建されたこの寺は、京に水を注ぐ鴨川の水源にあることも手伝い、パワースポット的な雰囲気も帯びています。

仁王門より先の境内が撮影禁止のため魅力をお伝えしづらいのが残念ですが、屋久島にも似た雰囲気の森に囲まれた境内はうっそうとし、肝心の紅葉は野生のままの迫力で観賞客を圧倒します。

苔むした石段などの風景も見事で、紅葉がそこに加わると美しい深山幽谷の絵画を眺めている気分になれるでしょう!
紅葉だけでなく、京都水源の神聖な森の霊気を味わいに行くマイナスイオンスポットと言えます。

先ほど触れましたが撮影は禁止で、山門からはカバンなど私物は預ける決まりになっているので注意ください。

ちなみに歌舞伎十八番「鳴神」の舞台の地として、また天然記念物のしゃくなげ林なども有名です。


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京都の峰定寺の紅葉とは?

<峰定寺(ぶじょうじ)>

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出典:PHOTOGRAPH.PRO

住所:京都市左京区花背原地772
TEL:075-746-0036
拝観日:無休
拝観時間:9:00~15:30
拝観料:大人500円、こども禁止
駐車場:あり(無料)
アクセス:京都バス 大非山口下車 徒歩30分
見頃:11月上旬~11月中旬

大非山の中腹にある1154年に修行者の観空によって創建された山寺で、清水寺でも見られる崖に張り出した舞台造り建築の本堂は日本最古を誇ります。山伏の修験道場としても知られ、奈良の大峰山に対しここを北大峰と呼んでいます。

石楠花が美しい春と紅葉の秋が観光の見どころですが、一番最寄の出町柳駅からバスで2時間の大非山口で降りてからさらに徒歩で30分という、京都でも「北方浄土」と考えられていた山中に位置するここは、穴場というより俗界を離れた仙境といってもいいかも知れません。

いくつかの注意点があり、まずひとつめは雨天は閉門します。さらに15:30になっても閉門するので、京都中心から2時間かかることも含めて計画的に予定を立てる必要があります。撮影は禁止で、団体さんや子供も入山を断わっているので、観光というより修身をイメージした心構えで行ったほうがいいかも知れません。

仁王門をくぐるとある受付で荷物を預けると杖と腰袋を渡され、400段の石段を登ると本堂の立つ敷地が開けます。いろいろ制限やアクセスの悪さを差し引いても、最盛期の紅葉は見事で、山岳紅葉の特徴の垂直方向に折り重なる色彩のグラデーションは息をのむほどです。

撮影禁止なのでお見せできる動画がないのが残念ですが、何度も足を運ぶ人が多いことがその秀逸さを物語っています。前屈の通り、舞台造りの本堂はその景観や足もとの隙間からのぞく崖下の様子はスリル満点で、「独り占めできる清水寺」といったところ。

境内から東に行くとある名木に登録されている幹周囲18m・高さ36m・樹齢千年以上の巨木「三本杉」は驚くほどのスケールで息を飲むほどなので、疲れていなければ一見の価値があります。

なお、参道にある「美山荘」はもともと峰定寺の宿坊だった山荘で、摘み草料理を目当てに訪れる人も多いので、せっかくですから寄ってみるといいでしょう。

「熊出没注意」の張り紙を見かけると言えばここの雰囲気を伝えるのに一番最適かもしれない山あいの古刹に、是非ハイキング感覚で一度は訪れてみてください!

まとめ

京都市からかなり離れると人も少なくなり、さらに気持ちの良い自然の景観も加わるので、ある意味一石二鳥とも言えるでしょう。

紅葉狩りというより少し山登りになる紅葉スポットですが、市街地の観光ポイントではまず体験できない紅葉観光ができることだけは間違いありません。

山や自然が何より好きなら後悔はしないはずなので、1度ぜひ足を伸ばしてみてください。

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