大阪湾に注ぐ二大河川の中洲という地の利から、かつて大阪豪商の手によって開発が始まり、以来天下の台所・大阪を支えてきた北区・中之島。
今も、大阪を代表する商業ビジネス街として再開発が続いています。
近年では、会議場や博物館・美術館が集まる文化・芸術の拠点でもある中之島エリア。
そこで、中之島の大阪市立科学館・国立国際美術館周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
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また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
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中之島・大阪科学館/国際美術館の駐車場で最大料金が安いおすすめは?
堂島川と土佐堀川が囲む細長い中洲から、ビジネスやカルチャー、観光など、さまざまな側面で商都大阪の発展を多彩に支え続けてきた中之島。
特に大阪有数のビジネス街として歴史が長く、近年では大阪府立国際会議場や大阪市立科学館、国立国際美術館、中之島ビッグトップなどの施設が集まる文化・芸術のメッカとしても、多くの利用・鑑賞見学客で賑わいます。
緑あふれる中之島公園は、都心部の憩いの場でもあり、中之島まつりやOSAKA光のルネサンスなどのイベントでも人気のエリア。
京阪中之島線の開通により、さらに各方面での再開発も加速する、大阪文化の発信地として注目を集めます。
ただ、大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)は駐車場(56)があるものの、大阪市立科学館や国立国際残美術館などは、人気の施設ながら専用スペースがありません。※提携駐車場もなし
また2020年までの予定で、あみだ池筋の堂島大橋が老朽改良工事で通行止めになるため、中洲西寄り付近のアクセス事情が変わり、混み合うことが予想されます。
なので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が中之島の西側周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
科学館や国際美術館から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
大阪中心市街地の一郭であり、ご覧のように駐車場の数や密集度は不足がなく、特に中洲南側の土佐堀通界隈に行けば、豊富に点在します。
ただ、施設近辺はエリア開発により大きな駐車スペースがなくなるなど、駐車事情が若干流動的なので注意。
さらに、前述の堂島大橋通行止めによる迂回で、科学館などが面するなにわ筋もしばらく交通量が増えることが予想されるので、週末や夏休み等の混み合う時期に科学館などへ行くなら、午前中早めが無難でしょう。
また、料金的には完全にビジネス街の平日不利の相場。
時間料金の差はほぼありませんが(平均1時間換算647円)、日中の上限料金は休日平均が1270円なのに対して、平日平均は1597円と高めです。
そこで、終日に渡る用足しや見学散策スポットをゆっくり廻る際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを拾ってみると、
<平日なら>
2.ピットデザイン中之島(25台/08:00-24:00 最大料金1000円)
11.京阪パーキング中之島(52台/12時間最大1100円)
12.コインパーク中之島4丁目A(81台/24時間最大1100円)
<休日なら>
22.リパーク江戸堀1丁目第5(7台/日祝 入庫後24時間最大900円)
24.タイムズ江戸堀1丁目(15台/日祝 当日1日最大900円)
29.リパーク江戸堀1丁目第3(23台/日祝 08:00-22:00 最大料金900円)
34.大阪市立土佐堀地下駐車場(210台/日祝 当日1日最大900円)
<平日・休日とも>
10.リパーク中之島4丁目第2(181台/24時間最大800円)
40.パラカ江戸堀1丁目第1(9台/日祝08:00-20:00最大600円 月-土5時間最大1,000円)
が、千円前後で駐めておけるパーキング。
やはり休日なら千円を超えることはありませんが、平日だと逆に千円を切るところは10のみ。
そんな意味で、収容力も申し分ない10は、立地も含めて総合的に最もおすすめのスペースと言えます。
中之島・大阪科学館/国際美術館の駐車場で時間料金が格安なのは?
ちなみに、大阪市立科学館の見学平均時間は長くて半日程度、普通に回って1~2時間といったところ。
プラネタリウムを鑑賞しても3時間程度が一般的なので、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で600円程度。
ただ、前述のように上限で1000円前後のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、時間あたりが手頃なパーキングを拾ってみると、
7.大阪YMCA有料パーキング(3台/07:30-21:00 30分¥200)
15.中之島ダイビル駐車場(151台/07:00-24:00 30分200円)
16.ダイビル本館・中之島四季の丘駐車場(175台/07:00-24:00 30分200円)
17.中之島駐車場(22台/07:30-20:30 30分¥200)
24.タイムズ江戸堀1丁目(15台/日祝 08:00-22:00 60分¥200)※日祝のみ
27.タイムズ江戸堀第20(6台/日祝 終日60分¥200)※日祝のみ
29.リパーク江戸堀1丁目第3(2台/土日祝 08:00-21:00 20分¥100)※土日祝のみ
34.大阪市立土佐堀地下駐車場(210台/07:00-19:00 30分¥200)
36.中之島5丁目駐車場(111台/07:00-22:00 40分200円)
37.大阪府交通安全協会中之島駐車場(11台/09:00-20:00 1時間¥300)
47.KFパーク中之島六丁目第2(129台/終日30分200円)
54.APパーク福島(5台/08:00-22:00 30分¥200)
なら、1時間換算で200~400円のところ。
時間料金の安さで選ぶのですから、あまり移動時間のロスも少ないところがベターですが、そんな意味ではダイビルとその周辺の15・16・17あたりがキャパシティも確保され、おすすめです。
中之島の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポット施設でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、中之島の周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
ビジネスや商業の拠点のみならず、花と緑の空間に文化やアートがあふれた魅力満載の水都・中之島。
高層ビルが立ち並ぶ大阪中心街にあって、川にかかる橋からの水辺の風景はパリ・セーヌ河畔に例えられるほど、豊かな憩いの環境を備えます。
そんな、多様な魅力が人気の中之島エリアを訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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