毎年新潟の長岡で、信濃川をはさんで盛大に打ち上げられる長岡まつり花火大会は有名イベントですが、その混雑ぶりでも有名です。
前夜祭のあと8月2日~3日にかけて行われ、フェニックスや三尺玉、ナイアガラなど類を見ないスケールで打ち上げられます!
一度は見てみたいと思っている方へ、宿泊事情や車の際の駐車場情報、それに場所取りのコツを解説します!
長岡花火大会の宿泊施設はどう探す?
長岡花火大会を泊りがけでゆっくり見に行きたい方はたくさんいらっしゃるでしょう。ホテルもできれば移動が楽な近場で探せればいいですよね。でも人気のイベントだから宿泊施設はどうなのでしょうか?
結論から言うと長岡市内での宿泊先確保は困難だと思います。特に会場近くの長岡駅周辺の宿は1年前から予約が入るような事情ですので、端からキャンセル待ちをかけおいてラッキーを狙うくらいしか可能性はないでしょう。
なので、あとの手としては上越線沿線沿いで近くの見附市、小千谷市などでビジネスホテルを探すのが可能性が高いでしょう。
小千谷市でしたら、小千谷パークやホテルニュープラザなどがありますし、ユースホステルもあるので当たってみてください。
それでも見つからないようでしたら、遠くにはなりますが燕三条駅や新駅市まで広げればいいホテルがまだあると思います。
新潟駅でしたらホテルハイマート、燕三条駅でしたらアクアホテル燕三条あたりがおすすめです。
さらに余裕があれば、越後湯沢あたりまで足を伸ばして温泉を楽しんで、そこから新幹線で長岡に向かうのもいいかもしれません。
具体的には、周辺市町村の観光協会のHPにアクセスして、端から問い合わせていけば宿泊できるところが見つかるのではないかと思います。
小千谷観光協会
http://www.ojiyakanko.com/staying.html
見附市観光物産協会
http://www.mitsuke.net/member/
いずれにして時期によってはどこも空きがないこともあるので、早め早めに探すのがいいでしょう。
長岡花火大会の駐車場はどう利用する?
毎年、会場周辺に設けられる臨時駐車場を目当てに車でいらっしゃる予定の方も多いと思います。
ただ、開催日は地元の人も会場周辺には近寄らないほど毎年渋滞します。
花火大会は19時20分からだから午後早めに行って夕方までお弁当を買ったり散策したりなどと考えるのは大間違い!
その頃には混雑は始まっています。駐車場のほとんどは開場が10時からですが、近場の駐車場は午前中には早くも満車と見ておいて間違いありません。
ですので会場まで徒歩で行ける駐車場を狙うのでしたら、開場時間前に着いているくらいでちょうどいいかもしれません。
もし近場でなくてもいいのであればいくつか選択があるので紹介しますね。
・越後丘陵公園駐車場(バス利用)
13時開場ですが収容台数が1850台で、だいたい19時くらいまでは入れそうです。ただし会場近くまではシャトルバスで20分、そこから徒歩で10分かかりますし、駐車料の他にバス代もかかります。行き帰りのバスは専用道で渋滞はしませんが、乗車は混みあいます。
・来迎寺駅周辺(電車利用)
越後体育館・越後支所などが臨時駐車場として設けられ、開場は10時で17時くらいまでは入れそうです。駐車料金は無料ですが長岡駅まで電車で10分、駅から会場まで徒歩で20~30分かかります。
・北長岡駅周辺(電車利用)
北部体育館・倉敷機械が臨時駐車場として設けられ、開場は10時。
来迎寺より長岡駅に近いので16時かそれより早い時間に満車になるかもしれません。駐車料金は無料ですが長岡駅まで電車で4分、駅から会場まで徒歩で20~30分かかります。
・南部工業団地(バス利用)
15時開場で17時くらいまで入れそうです。駐車は無料ですが会場近くの私立劇場まで臨時バスで10分、そこから会場まで徒歩30分かかります。
他にも会場から離れますが、見附駅付近や上越マテリアル用地(電車利用)・三島支所(バス利用)などがあり17時くらいまで入庫できそうですが、特に上越マテリアル用地は例年満車率が低く、困ったら行ってみるといいかもしれません。
ちなみに、上記駐車場利用は両岸をつなぐ大橋が通行止めになる関係で、右岸での見物向けになります。(23:30に閉鎖・終了)
長岡花火大会の場所取りはどうすれば?
見学場所については、毎年信濃川の右岸・左岸に、抽選有料観覧席やコンビニ先着順有料観覧席、無料席が設けられます。
抽選有料席は締め切りも早く抽選なので、確実に場所を確保するには先着順の席を早めにコンビニで購入するか、無料席をできるだけ早く現地に行って見つけるかになるでしょう。
会場では14時から場所取りが可能になりますが、朝から行って待つ人もいて、中には6~7時にはちらほらゲートで並び始めるほどなので、もし河川敷の無料観覧席のいい場所で見たければ、許す限り早く到着しておきたいところです。
前述の駐車場のことも考慮すれば、理想は午前中には近場駐車場に停め、買出しを済ませて開放時間を待ちたいですね。
会場周辺には地元の飲食店などが特設の店や屋台をたくさん出すので、買出しには困らないでしょう。
ちなみに14時前に敷かれたシートなどは撤去されますので、フライングしても意味がないので注意くださいね。
また注意しなければいけないのは、有料席だからといって指定席のようなものではなく大きな区画が決まっているだけなので、いい場所を確保したければ無料席ほどではありませんが早めに行くことをおすすめします。
観覧におすすめな場所は見たいプログラムによって一概に言えませんが、総じて左岸は打上げ場所に近く真上に上がっていく角度なので迫力はありますが、見やすさでは多少角度がゆるい右岸の方かもしれません。撮影するならフレームに収まりやすい右岸だと思います。
見どころに良く挙がるフェニックスは大手大橋の上で横に長く開くので、まさしくフェニックス席が特等席ですが、これも人気の三尺玉ほかの花火は長生大橋をはさんだあたりなので少し遠いかもしれません。
花火見物のアングルは人によって好みがありますので、プログラムや打上げ場所を加味しながら場所取りしてくださいね。
まとめ
最後ですが、毎年終わった後の長岡駅の乗降はたくさんツイートされるほどの大混雑ぶりです。
また、車での帰途は地元の人でも「その日中には長岡を出れない」と漏らすほどの渋滞になります。
ましてや暑い時期のこと、もしお子さんや年配の方と一緒のようでしたら少し名残惜しいですが、フェニックスや最初の三尺玉・ナイヤガラの打上げを見終わったタイミングくらいで帰途に着くほうがいいかもしれません。
車での渋滞回避のコツは、橋は通らない、長岡インターを使わない、幹線道路は使わないこと。事前に駐車場からの帰りのコースをイメージしておくといいかもしれません。
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