七五三を迎えるお子さんをお持ちのご家庭ではいろいろ準備に忙しいと思われますが、最近では記念撮影をメインでお考えの親御さんが多いようです。
そこで気になるのがその費用です。滅多にない機会だから少しくらい奮発してたくさん残したいところですが、油断すると思ってもみない金額になることも。
そこで、なるべく費用を抑えて多めに写真をGETする攻略法をシュミレーションしてみました。
七五三の写真を安くあげる秘訣は?
お祝い事だからとついお財布の紐がゆるんでお店の人の勧めるままに任せると、目を丸くするような金額になるのが七五三の記念撮影です。
自分たちの分だけでなく互いの両親の分まで揃えると10万円近くいってしまったなんて声も聞かれるほど・・・
確かに撮ってもらった綺麗で可愛い写真を見てしまうと、どれもこれも残したくなりますが費用を考えるとそうもいきません。ではなるべくたくさんの晴れ姿をコストをかけずに残す方法はないのでしょうか?
いい手はちゃんとあります。そのためのキーワードが「データ」です。
スマホ世代の親御さんならなんとなくわかると思いますが、最近の撮影した写真はすべてデジタルデータになりますから何も全てプリントする必要はなく、データさえ入手すれば自前のプリンタで印刷したり、他のリーズナブルな写真店に持ち込んでいくらでも焼き増しできます。
写真台紙や額縁だって、ロフトなど専門店やネットで探せば洒落たものが手頃に買えます。
なので、安く上げるコツはいかに写真データを安く手に入れるかを考えればいいということになります。
写真スタジオは大手も含めて沢山あり、ぱっと思いつく大手のスタジオもあるかと思いますが、データ入手ということに限れば「1択」になります。それは「スタジオマリオ」さん。
理由はこれもメジャーなアリスさんはデータとして入手できるのが1年後なのに対して、マリオさんは約2週間でもらえるからです。なので、すぐ両親や他の人の分を焼き増しにまわせるのがマリオさんを選択する大きな理由になります。
確かにアリスさんは衣装も充実していて定評がありますが、マリオさんも十分可愛い衣装が揃ってますので遜色ないでしょう。
ちなみに、データ費用はアリスさんが540円(CD作成料)に対して、マリオさんは5,400円(マリオフォトCD)と高いです。ただこの金額差があってもデータがないことには始まらないので、ここは譲れない費用と承知ください。
この点も含めて後ほどシュミレーションしてみます。
七五三の写真を前撮するメリットは?
最近では、シーズンを迎える前に記念撮影を済ませてしまう「前撮り」が人気です。
確かに、混み合わないうちにお得なキャンペーン価格で撮れるのでメリットがありますし、中には7歳の女の子が歯の生え変わる前の6歳時に済ます例もあります。また、夏休みの日焼け肌を避けることも大きな理由のひとつでしょう。
しかし、今回の安くあげるプランでは少し事情が違います。
確かにスタジオマリオさんでも早撮りキャンペーンとして、平日に限り3,240円の撮影料が無料になり、金額に応じてプリント品のサービスも付くのでお得感があります。
ただ今回の目的はいかにたくさんのデータを安くゲットできるかなので、それには9月ごろに始まる年賀状サービス利用が必須なので、早撮りキャンペーンは利用しない形になります。
あえてお得な早撮りを利用しないほうが安くなるシュミレーションは、次章で詳しく説明します。
七五三の写真のデータを安く買うコツは?
ここで、マリオさんに限らず写真スタジオのおおまかなシステムに付いて簡単に触れてみます。
まず来店して衣装を選んだあと、着付けやメイク・ヘアメイクをしてもらいます。試着は何度でもOKですし、メイクなども専門スタッフに仕上げてもらえます。
その後撮影に入りますが、ここでも何ポーズ写しても金額は変わりません。選んだ衣装が撮影しきれなかったときは後日あらためてでもいいので安心です。
どれだけ撮影しても料金が変わらないメリットを生かすなら、やはり平日の利用がおすすめです。混み合っているとお店にじっくり対応してもらうのが難しいからです。
撮影後には、いよいよどの写真がいいかモニタ上で選びますが、
料金=撮影料(3,240円)+選んだ写真で作ったプリントや商品代
になることがポイントです。
商品は単なるプリントからアルバム・カレンダー・キーホルダーとたくさんありますが、大事なポイントは商品として注文した写真しかデータとして提供してもらえないこと!
データだけは販売してもらえませんし、選んだ以外の写真は消去されてしまうということです。
そこで重要になるのが、いかにコストがかからない商品で写真データ数を稼ぐかということ!
例えば、10枚の写真データをゲットするのに全て6切りサイズプリントをチョイスしてしまったら
6切り1枚/5,184円×10枚=51,840円(+撮影料3,240円)
なんと、55,080円もかかってしまいます!
そこでどんな注文のしかたが最もお得かというと、それが前述の9月ごろから受付を開始する年賀状プリントキャンペーンを利用する方法なのです!
先ほどあえてお得な前撮りキャンペーンを利用せずに、年賀プリントを利用したほうが安く上がると言いましたが、それは3種類の写真を載せられる3面タイプを選ぶと3データ稼げ、最低枚数10枚で1,080円と手頃だからです。※私製ハガキの場合
(ただし9月~10月の年賀プリントキャンペーン以外は基本料が3,456円がかかってしまうので、必ずキャンペーン期間で注文すること!)
それを3パターン注文すれば、合計9データゲットできるので、もしなるべくたくさんの写真(データ)が欲しければ、年賀状プリントで稼ぐのが最もリーズナブルと言えます。
ここで10枚分の写真データをゲットする最も安上がりの注文の仕方をシュミレーションします。
<早撮りキャンペーン利用時の最も安いパターン>
撮影料 0円(前撮りキャンペーン時)
両面キーホルダー5個 12,960円(2,592円×5個/10データ)
マリオフォトCD 5,400円(10データ分)
合 計 18,360円
<年賀状サービス利用時の最も安いパターン>
撮影料 3,240円
キーホルダー 1,512円(1データ)
年賀状3面タイプ10枚組 3,240円(1,080円×3式/9データ)
年賀状基本料 0円(9~10月キャンペーン時)
マリオフォトCD 5,400円(10データ分)
合 計 13,392円
仮に早撮りキャンペーンで撮影料を無料にして、2データ使う一番手頃な両面キーホルダーを5個注文する形でも、年賀状で注文したほうが安上がりなのはお分かりでしょう。
どうせならこの際に年賀状を必要枚数注文してしまってもかまいませんし、フォトCDがあれば後日でも追加できるので世話なしです。
もちろんデータが手元に来たら、自分用や周囲に配るためのプリントをしますよね。
その際、前述のようにマリオさんでは6切サイズ:254×203ミリ5,184円/1枚ですが、同じグループの「カメラのキタムラ」さんのネット注文を利用すれば648円(3枚以上で432円)ですので、やはりデータで手に入れるほうが圧倒的にお得なことは間違いないでしょう!
他にもネットを調べると、スタジオマリオの無料お試し券をヤフオクで入手する裏ワザもあるようです。また、マリオさんはTカードポイントが付くので、忘れないで提示してください。
ちなみに撮影データだけを販売してくれるスタジオもあるので、もう少し予算がかかってもいいのでもっとたくさんの画像をリーズナブルに残したいという方には向いているので参考にして下さい。
<LIFE studio>
70~75カット入りCD 30,240円
1カットセレクトCD 2,160円/1カット
⇒http://www.lifestudio.jp/
<Precieux Studio>
110~150カットCD 28,800円~37,580円(利用時期による)
⇒http://www.precieux-studio.com/
まとめ
お店に行くと、もちろん写真スタジオさんも商売ですからいろいろなおすすめメニューの提案がありますし、そんな中で安くあげる選び方はなかなか言いづらいこともあるかもしれません。
でも、別にずるをしているわけではありませんし、お店の人も気持ちよく応じてくれるはずですから、恥ずかしがらずに割り切ってお願いしてみてください。
尚、今回の例はどうしてもシーズンと重なる形になるので、早めに計画して撮影に行ってくださいね!
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