毎年、約30万人の人が押し寄せる立川まつり国営昭和記念公園花火大会。
なんといってもその魅力は広い原っぱに寝転がって、自然の中で打ち上げ花火を鑑賞できる気持ちよさです!
敷地が広大なので、他の鬼混み花火大会と比べてゆったり観賞できるのがうれしいところ。
とは言えやはり混むので、いい場所で見たいのはみんな一緒です。当然早い者勝ちはわかっているけれど、真夏のこと、暑い中で延々と待っているのもつらいですよね。
それでは、大体どれくらいの時間に行けばちょうどいいのか?・・また、確保するとしたらどのあたりがいいポジションなのでしょうか?
昭和記念公園の花火 場所取りのコツは?
少し花火大会のことをおさらいしますと
公園開園時間:9:30(有料)
入場制限 :17:30~18:00(予定)
無料開園 :18:00~(予定)
花火スタート:19:20~(予定)
会場:公園内「みんなの原っぱ」
公式サイトhttp://www.tbt.gr.jp/hanabi/
昭和記念公園花火大会の混雑状況はというと、もちろん混むのは確かですが場所会場が広大な分、鬼のような隅田川や長岡に比べると少しましといえます。早めに行けばシートを広げることができます。
では、早目ってどれくらい早くかというと、少なくとも無料開園が始まる18:00ではさすがに厳しいです!無料席目当ての行列は16:30には始まっています。
ですので、場所を確保したければ無料観覧はあきらめて、最寄り駅に遅くとも16:00くらいには到着し、伊勢丹や高島屋の地下などで買出しをしながら向かって、有料で入園し、17:00くらいには広場にいるのが最低条件でしょう!
それなら、まだ最寄り駅や会場までの混雑も避けられて一石二鳥です。
ちなみに駅を降りて会場までスムーズに行けば20~30分といったところ。
場所も確保して、ちょうど打上げまで2時間といったところでしょうか?途中買ったお弁当でも箸をつつきながらくつろいで待てばいいのではないでしょうか!
ちなみにこれは、あくまで場所確保がなんとかできるスケジュールで「いい場所」となるとまた話しは違います。本当に見やすいポジションは午前中から埋まり始めますので注意ください。
ただ、花火はどこからでも見えないということはないので、こだわらなければ朝から奔走しなくてもいいでしょう!
昭和記念公園の花火 いいスポットはどこ?
せっかく早く行ってどこがいいか選べることになっても、いい場所のポイントがわからなければもったいないですよね。
観覧する広場と打上げ場所の位置関係をおさらいしておくと、仮に立川駅や西立川駅からゲートを入って(南から)広場に向かうと打上げ場所は向かって右側(東側)の立川駐屯地になります。
広場内ならどこで見てもいいかと言うとそうではなく、あいだには樹木が茂っているのでなるべく東側へ向かって木などに邪魔されない見通しのいいポイントが見やすい場所です。
木の位置などを注意しながら、空が遮られていない位置を見つけてください。
もちろんベストポジションは有料観覧席で、ここだと真正面に打ちあがります。ということは、有料席の前あたりを確保できれば無料エリアでベストになるでしょう!
有料観覧席は、今年(H28年)は6月11日(土)10時受付スタートになりますので、ゆっくり見たい方は検討してみてください。
ちなみに帰りのことに触れると、これも大混雑します!
一番近い西立川駅は混むので立川駅に行かされますが、1時間くらいかかることもざらです。しかも立川駅では今度は入場規制がかかったりもします。もし最後まで見たいのでしたら、どこかで時間をつぶすか、園内で少し涼んでいったほうがいいかもしれません。
また、駅でのJR路線の列車待ち時間なども考えると、比較的ましな多摩モノレールでの帰途も頭に入れておくのも手かもしれません。
昭和記念公園の花火 このアクセスで攻めろ!
前述の通り、
・無料入場を当てにせず早めに入場しておく方がいい
・帰りの混雑回避のためJR駅での経路を避けたほうがいい
ので、それらを考慮に入れ、これはひとつの提案ですが多摩モノレールを利用した1日単位のレジャー日程はいかがでしょうか?
具体的に言いますと、
①早めに出発して、京王線の「多摩センター」経
由で多摩モノレールを利用する
②途中、多摩モノレールの沿線スポットで楽しみ
ながら昭和記念公園を目指す
③そのまま、行きも帰りもJR駅よりは混まない
多摩モノレール「立川北駅」を乗降駅として花
火を楽しむ
というアクセスプランです。
鉄道経路は、仮に新宿10:00頃を起点としますと
<京王線利用:7月30日想定>
10:12 新宿(京王線~)
10:43 京王多摩センター(徒歩~)
10:48 多摩センター(多摩モノレール~)
11:21 立川北駅
(寄り道せず着いた場合、新宿から約1時間、乗り換え1回)
それほど、時間的・経路的に遠回りではありませんよね。
では、多摩モノレール沿線スポットはというと・・・
<多摩モノレール沿線スポット>
・多摩センター駅~「サンリオピューロランド」
人気のハローキティなどのキャラクターで有名なサンリオテーマパーク。子供も大人も楽しめる屋内施設スポットです。
・多摩動物公園駅~「多摩動物公園」
屋外施設として日本で初めて開園した説明不要の動物園。
・高幡不動駅~「高幡不動」
関東三大不動の一つに挙げられあじさいまつり、菊まつり、もみじまつりといった、季節に沿ったイベントでも人気のスポット。
他にも見どころがあるので、お子さん連れやカップルなど幅広く対応できる沿線だと思いますよ!
いちいち乗ったり降りたりは大変なので1日乗車券(大人870円)がありますし、スポット入場券とのお得セットもあるので見逃す手はありません。
なにより「昭和記念公園セット券」があるんですよ!!これを買えば入園がお得なうえに、行き帰りの切符の心配もなくなりますから一石二鳥じゃないですか?
<多摩モノレールセット券>
・国営昭和記念公園セット券
公園入園券(引換券)+多摩モノレール1日乗車
=大人920円(通常1,280円)
・サンリオピューロランドセット券
パスポート引換券+多摩モノレール1日乗車
=大人3,500円(通常4,670円)
詳しくは公式サイトで参照ください。
このように、多摩モノレールで好みのスポットを楽しみながら、解説したように花火見物の場所確保のために早めに着いて、帰りも少し安心な昭和記念公園花火大会の攻め方はいかがでしょうか?
まとめ
昭和記念公園には水遊びやプールもこの時期開いており、他にも楽しみ方はたくさんあるので早く公園に来てしまうというのもアリですよね。
確かに超有名花火イベントとは規模は違いますが、アクセスや見やすさではかなりポイントの高い花火大会ではないでしょうか?
ところで、夏のイベントの注意点はなんと言っても突然の雨!注意だけは怠りないように!
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