横浜市の北東部で、河川や丘陵・湾岸の多様な自然に囲まれ、市の副都心としても役割を担う鶴見区。
京浜工業地帯の一郭を占める工業地域でもあり、従事する外国人や沖縄の方も多く暮らす開放的な雰囲気が魅力の街です。
特に鶴見駅を中心とする周辺は、各種施設や住宅など多くの生活機能が集約された市街地。
そこで、鶴見駅周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by 亜利紗 / CC表示-継承4.0
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
鶴見駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
丘陵部や河川流域、臨海部など多彩な地域で構成され、工業や商業、生活タウンなど多くの表情を持つ横浜・鶴見区。
特に沿岸部は埋立て開発により工業地帯として発展し、海外や他地域からの従事者も多い活気あふれるエリアです。
その中心の鶴見駅は、横浜なら約10分、東京方面なら約20分と各地へも好アクセスであり、その周辺も横浜副都心として大型商業施設や商店街が集まる再開発市街地。
また、生麦事件の舞台としての史跡や曹洞宗大本山の巨刹・総持寺、世界最大級の一面吊斜張橋・鶴見つばさ橋など、見どころも多い観光エリアでもあります。
ただ、西口側を中心に狭く一方通行の道や坂道が多く、また駅両側の行き来もしづらい道路状況。
また人通りも多く、朝夕に激しい渋滞も多く見られるので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が鶴見駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
鶴見駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
京急と東海道本線、さらに鶴見川や第1京浜が交差する駅周辺は、自由通路の整備などで人の流れは確保されていますが、車の行き来はかなり制限されます。
渋滞も多く、特に西口側と臨港口の移動は大回りを余儀なくされるので、それぞれで分けてイメージしておくのが無難。
駐車ポイントは横浜駅周辺に劣らず豊富ですが、いかんせん規模的に大きいのは西口では67.西友フーガパーキングタワー(119台)、臨港では6.鶴見シークレイン駐車場(230台)、川沿いの58.タイムズオリンピック鶴見中央店(152台)があるくらい。
実に全体の8割弱が10台にも満たない小規模パーキングなので、空き情報サービスがあるスペースを中心にあたりたいところです。
料金的にも手頃とは言えず、1時間あたりで400~600円(平均486円)、日中の打ち止め料金も平均1453円と、横浜駅周辺相場(632円/h・1643円/最大)に迫ります。
そこで車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
26.コインパーク鶴見中央5丁目(5台/08:00-18:00 最大料金1000円)
32.エコロパーク横浜鶴見第1(2台/08:00-22:00 最大料金900円)
38.リパーク横浜豊岡町第4(4台/24時間最大900円)
52.アイワパーク佃野町(4台/07:00-19:00 最大料金¥900)
63.MAXパーキング24ホテルリブマックス横浜鶴見(4台/08:00-20:00 最大料金800円)
64.アットパーキング鶴見中央(4台/24時間最大1000円)
なら、1000円以内で駐めておけるパーキング。
ちなみに料金の高低以前に、駅西口の駅近には日中の上限設定自体がないパーキングが占めるので、長く駐めるには不向きの界隈と覚えておくといいでしょう。
鶴見駅の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で500円弱程度。
ただ、前述のように上限で1000円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、1時間換算で300円以下のパーキングがリスト中で12箇所程度見つけることができます。※表参照
その中では、
58.タイムズオリンピック鶴見中央店(152台/08:00-00:00 20分¥100)
が、駅との立地はよくありませんが、収容力が地域2番目という点がおすすめポイント。
ここ以外はすべて10台以下の小規模パーキングになるので、タイムズなどの空き状況をつかめるスペースを中心に回ってみるといいでしょう。
商業地区である鶴見駅周辺は、意外にも買い物利用による無料割引はあまり期待できないエリアなので、上記のようなスペースを活用下さい。
鶴見駅の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
まだ鶴見駅周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
駅の西口前から大きく寺域を広げるのが、曹洞宗の大本山・総持寺です。
京浜工業地域や駅周辺繁華街の喧騒が包む市街地とは打って変わった緑あふれる境内は、さながら京都を散策しているような錯覚さえ感じる巨刹です。
座禅を組む禅宗派寺院であり、その壮麗な総門や山門は鶴見のランドマークとも言え、近年では静寂のパワースポットとしても人気。
そんな名門寺院などの散策の際にも、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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