神戸駅や三宮駅周辺とともに、神戸都市部の行政・商業・観光の中心エリアを担う元町。
特に老舗が並ぶ元町商店街や、三大中華街の一つ・南京町などで、大変な賑わいを見せる人気スポットでもあります。
そこで、元町・南京町エリアの駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
元町・南京町の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
かつて、神戸港開港時に上質な舶来品とともに欧米文化を受け入れ、神戸の生活文化の元となった地・元町。
周囲を異国情緒あふれる港町のスポットや行楽施設、近畿圏屈指の繁華街が囲み、自身もショッピングやグルメ客で賑わう人気の中心エリアです。
特に、かつてハイカラな買物散策地として銀ブラ(銀座)、心ブラ(心斎橋)と並び、元ブラと称された元町商店街は、今も1.2kmに渡る名門アーケードとして人気の商店街。
また北側で商店街と接し、横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つである南京町も、週末には内外からの買物・飲食客でごった返す定番スポットです。
ただ、やはり店舗や飲食店が集中する市街地ゆえ、細い一方通行の路地に人通りも多いので、車での移動は適さない区域。
また、駐車場も慢性的に空きが見つかりにくいエリアなので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が元町エリアのパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
元町駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、三宮や神戸駅エリアと並んで駐車ポイントは豊富な市街地ながら、小さな店舗がひしめき合う商店街通りから中華街が広がるエリアに駐めるところはほぼありません。
JR/神戸高速鉄道の高架が分ける、南側繁華街と北側官庁街ともに交通量や人通りが多く混み合いますが、観光エリアではない北側のほうがだいぶ混雑や道路事情はまし。
散策目的の方は、あまり繁華街に近い場所は避け、こちら側に駐めて徒歩で動き回ったほうが賢明と言えます。
料金的には、やはり手頃とは言えない相場であり、1時間あたりではほぼ600円(平均604円)、日中の打ち止め料金も平均では1565円で、特に休日の上限は1685円と長めに駐めにくいエリア。
そこで車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しや散策をする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<平日なら>
33.P-CLUB白浜パーキング(72台/月-金08:00-24:00 最大料金1100円)
61.花隈駐車場(258台/月-金 当日1日最大料金¥1000)
<休日なら>
50.トラストパークサンセットパーキング(32台/日祝09:00-24:00 最大料金¥1,200)
<平日・休日とも>
16.パラカ元町通第1(2台/12時間最大1000円)※指定車室のみ
48.タイムズ海岸通第12(9台/5時間最大1000円)
58.光明ガレージ(60台/08:00-22:00 月-金最大¥900 日祝最大¥1200)
なら、千円台前半で駐めておけるパーキング。
全曜日でのおすすめは、混雑する南側でも西に少し外れた立地で収容力もある58。
平日であれば公営の61が大きめであり、すぐ高架をくぐって商店街や中華街へもアクセスできるので、使い勝手がいいでしょう。
元町・南京町の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で600円程度。
ただ、前述のように上限で1000円ちょっとのところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
6.ショウワパーク神戸元町(4台/08:00-20:00 20分¥100)
20.コインパーク下山手通第6(4台/08:00-22:00 40分¥200)
21.エコロパーク下山手通第3(12台/08:00-21:00 40分¥200)
27.ナビパーク北長狭通第1(22台/09:00-21:00 20分100円)
44.スパーク海岸通(7台/月-金 08:00-22:00 40分200円)※月-金のみ
50.トラストパークサンセットパーキング(32台/平日 終日20分100円)※平日のみ
54.ミスターP神戸下山手第1(3台/08:00-22:00 20分100円)
55.タイムズ海岸通第8(3台/月-金 08:00-22:00 60分¥200)※月-金のみ
64.COIN PARK北長狭通(6台/08:00-22:00 40分¥200)
65.COIN PARK下山手通第2(11台/08:00-22:00 40分¥200)
67.DSS元町通りパーキング(台数情報なし/09:30-20:00 60分200円)
なら、相場の半分以下の1時間換算で300円程度のパーキング。
地域的には、上記の7割以上が北側に立地することがわかります。
やはり元町駅との立地条件はあまりいいとは言えませんが、比較的駐めやすい場所とも言えるので活用下さい。
元町・南京町の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
観光地やイベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽市街地でも最適の選択肢と言えます。
まだ元町周辺では豊富にはありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の買い倒れ」とはよく耳にしますが、実は神戸は「履き倒れ」と言われる街。
理由は靴屋が多く集まるためですが、特に元町商店街には服飾店やバッグ店に混じって靴店も軒を揃えます。
下駄や草履が主流だった日本で、これも開港以来の外国人のために定着した文化ですが、今では靴が傷むくらい観るべき場所が目白押しなのも面白いめぐり合わせ。
そんな人気の港町でゆっくり過ごす際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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