京都の紅葉で宇治・舞鶴の穴場を厳選!興聖寺・金剛院!

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紅葉と言えば京都ですが、どうしてもその注目は京都市の市街地や嵐山に行きがちで、観光客もいきおい集中してしまい、ゆっくりと紅葉を味わいたくても、人の波に押されて落ち着きなく観賞するようになってしまいます。

しかし定番スポットのような名所は京都市だけにあるわけでなく、少しアクセスの手間を惜しまなければ清水寺や永観堂に引けをとらない紅葉の景色を堪能できます。

そんな京都市以外の紅葉穴場スポットをピックアップしました。

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京都の興聖寺の紅葉とは?


※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させ、目的の地区にチェックを入れながら参照ください。(スマホでは横回転させると見やすいです)

<興聖寺(こうしょうじ)>

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出典:京都の無料写真素材

住所:京都府宇治市宇治山田27-1
TEL:0774-21-2040
拝観日:
拝観時間9:00~16:30
拝観料:300円(境内自由)
駐車場:あり(無料)
アクセス:京阪電車 宇治線「宇治」駅下車 徒歩約10分
見頃:11月下旬~12月上旬

名産品で名高い宇治茶でも知られる宇治市は京都でも南部に位置し、京都市に次ぐ人口を有する市です。観光スポットとしてはなんといっても世界遺産の平等院が挙げられ、平安期に貴族の別荘地でもあった宇治市は源氏物語の多くの舞台にもなっています。

そんな宇治市にある興聖寺は、道元禅師によって鎌倉時代初期に開基された曹洞宗で最も早い寺で、興聖宝林禅寺とも言われています。曹洞宗の禅道場のきりっとした雰囲気を持つ、少し緊張感漂う名刹です。

隠れ名所だったここも近年評判が伝わり紅葉シーズンには人出が増えましたが、激しく混むあうことは少ないので、まだ穴場と言えると思います。

・観光客が宇治で訪れるところといえば、平等院か宇治上神社、せいぜい源氏物語ミュージアムくらいですが、ここ興聖寺は観光エリアの端っこにあるせいか、観光客がす少ない穴場スポットです。

・ 琴坂ももみじで有名でとても雰囲気がよかったです。人も少なくゆっくり散策できました。

・琴坂という参道が紅葉の名所ですが、知る人ぞ知る、といった場所です。 シーズン中は、本当に美しいもみじのトンネルになります。 それほど混雑しないので、ゆっくり紅葉を見たい方にお勧めです。

紅葉の見どころは、山門から続く参道に尽きます。
紅葉のトンネルスポットは沢山ありますが、脇を流れる宇治川の琴の音色に似たせせらぎが聞こえてくることから「琴坂」と称される200mあまりのこの参道は、盛秋なら昼なお暗い錦秋のトンネルと化します。

境内の前庭の紅葉風景と合わせて、宇治十二景のひとつに数えられています。

中国風門構えの龍宮造りの白い楼門を生かした額紅葉ショットは、少し珍しい風景の1枚になるはずです。

境内には十二景に数えられる「興聖に晩鐘」や「薬医門」「法堂」など「『禅宗様伽藍配置」と呼ばれる興聖寺独特の配置に従った風景が見応えありますし、法堂内は伏見城の遺構のため「血天井」がここにもあります。

平等院への観光の際は、対岸の興聖寺も忘れずに訪れたい・・そんな名勝の名刹と言えるでしょう。


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京都の金剛院の紅葉とは?

<金剛院>

住所:京都府舞鶴市鹿原595
TEL:0773-62-1180
拝観日:
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:拝観300円、宝物殿500円
駐車場:あり(無料)
アクセス:JR小浜線「松尾寺」駅下車 徒歩20分
     バス「分鹿原」下車 徒歩10分
見頃:11月中旬~下旬
※TOP画像は金剛寺の風景 出典:京都の無料写真素材

京都府でもかなり北部で日本海にも接する舞鶴市は湾岸都市の顔も持ち、自然豊かで由緒ある寺社や史跡も多数有する、歴史が息づく地域です。
海軍の町としても知られ、その遺構として煉瓦建造物も残り、赤レンガの町としても広く知られています。

平安初期の829年にに高岳親王により開かれたとされる金剛院は真言宗派の寺院で、関西花の寺3番札所でもあります。
金剛院は敷地も広く、深山の隠れ寺の趣きの境内では山道も散策することができ、深い樹林にも囲まれています。
門前には「鹿原公園」も広がっています。
また三島由紀夫の「金閣寺」の舞台となった寺でもあります。

舞鶴で紅葉といって名前が挙がるのが、「丹後のもみじ寺」と異名も持つ京都北部随一の「鹿原の金剛院」に間違いありません。

・紅葉シーズンはけっこう参拝客がいますが、ゆっくり紅葉見物ができます。

先程紹介紹介しました浄瑠璃寺同様、こちらにも重要文化財の珍しい三重の塔があり、その周辺の5000本にも及ぶ紅葉に映えて見どころのメインになっています。

赤ではなく黄色や緋色の渋い錦秋は三重の塔のシルエットによくマッチし、カメラマンも大勢引き付ける一級品の景勝を魅せてくれます。この紅葉は細川幽斎によって植樹されたことでも知られています。

隣接している鹿原公園からの景色も風流感が増すアングルでおすすめです。

現在は山腹に本堂・鐘楼・雲山閣など重要文化財の建物があり、登る長い石段の脇でも紅葉が出迎えてくれますが、三重塔も含めて見下ろす風景は最高の見どころでしょう。

また、快慶作「木造執金剛神立像」「木造深沙大将立像」などの由緒ある木像類も見逃さずに観賞してください。

11月にはもみじまつりも開催され、期間中は「ぜんざい」「抹茶」とか「大根だき」も振舞われます。
以前はライトアップも行なわれて三重の塔も灯りの中でその美しさを引き立たせていましたが、今は残念なことに震災や原発問題から自粛され休止中と思われます。(現時点予定は未確認です)

まとめ

いかがですか?

少し京都市外に目を向けるだけで、これほど質の高い紅葉観光のスポットがあるのは意外だったのではないでしょうか?

地図をご覧になるとわかりますが確かに京都観光の起点の京都市からは離れています。それでも紹介したスポットは行く価値がある紅葉名所と言え、おすすめです!

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