サンタクロースは本当にいるって、いつまで信じていましたか?
自然に「本当にいるわけじゃないんだ・・」と悟っていくものだと思いますが、子供にはできるだけ夢を持たせていてあげたいもの。
そこで、今年は可愛いお子さんにサンタさんから手紙が届くという夢のある演出をしてみませんか?
そんなクリスマスのサプライズをしてくれるところは沢山ありますが、今回はそんなサービス団体の紹介や比較をしてみましょう。
Contents
サンタクロースの発祥由来のおさらい
まず、お子さんとサンタクロースを話題にする可能性があることなので、少しおさらいをしておきましょう。あまり詳しく知っても意味がありませんのでかいつまんで解説します。
サンタクロースのモデルは「聖ニコラウス」というトルコ司教で、彼が貧しい娘を助けるため煙突から靴下に金貨を投げ入れた伝説がもとになり、オランダなどで12月の聖ニコラウスの祝日に子供にプレゼントする習慣ができ、その話がアメリカに渡って今の形になったとされます。
「サンタクロース」という名前も「サン・ニコラウス」がアメリカで変形したものです。ちなみに発祥とされるフィンランドも、北からそりでやってくるイメージからアメリカで定着したキャラクター設定です。赤い服も「コカコーラ」の商業戦略が絡んでいます。
ただ今回の手紙はストーリー的にフィンランドから発送されることになるので、子供には
「サンタさんっていうのは、フィンランドという国からクリスマスのときだけみんなにところに来る子供が大好きなとっても偉いおじさんなんだよ」
というくらいの説明でいいでしょう。
サンタクロースからの手紙 サンタクロース村の詳細情報
<サンタクロース村>
フィンランドの北部・ラップランド地方にロヴァニエミという都市があり、そこには1年中クリスマスムードに包まれているサンタクロースの村が実際にあります。
フィンランドでも人気の観光スポットでもありますが、実際にオフィスや郵便局もあり、毎日サンタに会うことができることでも有名です。
村内にあるサンタクロースグリーティングセンターでは、世界中にサンタクロースからとする手紙を発送する活動も行なっており、申し込めば誰でもサンタから手紙を受け取ることができます。
フィンランドの著名な絵本作家やイラストレータが描いた作品で作成された美しいグリーティングカードが入った封筒にはフィンランドの国際郵便切手が貼られ消印はサンタクロース郵便局のものが押される本格的なもの。
手紙は子供の年齢に合わせてひらがなだけや漢字まじりが選べ、英語文も可能です。QRコードを読み取ってスマホ・PCで再生できるサンタさんのメッセージ付きタイプもあり、実際のサンタさんの映像にはお子さんは喜ぶかもしれませんね。
手紙の内容は、いかにもサンタクロースが綴ったような内容の本文に加えて
・呼びかけ文
例:「いつもげんきな みなみちゃんへ」
・オリジナルメッセージ
例:「サッカー毎日がんばっているのう。これからもずっと見守っているからね。自信を持って続けるんじゃよ。」
などサンタさんからとしてオリジナル文も入れられるので、本当に自分に来た手紙としてお子さんも大喜びすると思います。
申込みは公式ホームページより専用フォームで簡単にでき、決済はクレジットか郵便振替が選べます。(コンビニ決済不可)
サンタクロースからの手紙 サンタクロース大使館の詳細情報
<サンタクロース大使館>
紹介しているロヴァニミエ市があるラップランド州は現在ではタッピ県(州)に名前が変わっており、正確に言えば旧ラップランド州ということになりますが、サンタクロースにまつわることですから、やはりラッピ県よりはラップランドの名前の方が雰囲気が出ます。
このサンタクロース大使館のよるサンタの手紙も正式にラップランド(旧ラップランド州)の公認を受けた活動で、簡単な申込みでサンタクロース郵便局から手紙を受け取ることができます。
手紙や便箋も雰囲気たっぷりの美しいもので、フィンランドの人気作家ラッセ・カタイネンの優しいイラストで飾られ、もちろん毎年違うデザインのものが贈られます。
こちらは実際に手元に届く形は、日本の団体を経由するのでヤマト運輸「ネコポス」で透明袋に入って来ますが、きちんとフィンランド郵政発行切手にサンタクロース・ポステージ・オフィース・コルヴァトゥントゥリの消印が押印されているので問題はありません。
ただ勘の鋭い子は「なんで日本の発送?」と思うかもしれないので、ビニールから出して渡したほうがいいかも知れませんね。
対象年齢は3種類から選べ、言語も英語・日本語が選択可能で、サンタさんからの本文の他にオリジナルメッセージももちろん記載可能です。
また別途有料(800円)ですが、12枚セットのポストカードも同封してくれるのでお子さんはさらに喜ぶかもしれませんね。
唯一こちらだけがカードなどの他にコンビニ払いが可能なのは便利ですが、支払い方による決済ペースの違いで発送タイミングがずれるので注意ください。
こちらの手紙には毎年おまけが付くのも楽しみの一つ。きっとクリスマスらしい洒落たおまけだと思うので、申し込んだ方は楽しみですね。
サンタクロースからの手紙 サンタクロース協会の詳細情報
<サンタクロース協会>
今回紹介する企画はいずれもフィンランドのロヴァニミエのサンタクロース村が発信地になっていますが、もともと子供から届くサンタへの手紙に、夢を壊さないように職員が返事を書いていたことが始まりになっています。
その活動が拡大し「サンタクロース中央郵便局」が設立され、一時は処理し切れない時期もありましたが、各国と協力し合ってなんとか続けてきた経緯があります。
そのうち日本と協力で設立されたのが「日本・フィンランドサンタクロース協会」です。
ここのサンタさんの手紙のしくみはさらに本格的で、子供からまずサンタさんに手紙を送り、その返事がサンタさんから届くという凝ったもの。
まず申し込むと、フィンランド郵便局より郵便が届き、同封の専用はがきでサンタさんあてにお子さんが書いた手紙を出します。
その後、翌年8月中旬にサンタさんからの返事がサマーカードで届くというシステムです。サンタさんからの手紙が夏というのは残念ですが、クリスマスにお子さんがサンタさんへの手紙をあれこれ考えて書くというところに主眼が置かれた、これはこれで楽しい企画でしょう。
しかも楽しみが長く先まで続くというのも、楽しみが増しますよね。
なお、こちらだけは海外にも発送可能です。
サンタさんへの手紙内容は、フリースペースにお子さんが自由に書けばいいので、難しく考えることはありません。お母さんの代筆もOKです。公式ホームページには作品集も掲載されているので、参考にするといいでしょう。
選べる種類は、幼児向けと子供・一般用や英語文も選べますし、手紙に北欧雑貨・小物もプラスして贈り物にできるのも素敵です。
サンタさんからの返事は、美しいイラストともに、サンタクロースが「トント」と呼ばれるたくさんの妖精たちとの楽しい活躍がクリスマスの物語としてつづられています。
そんなサンタさんが語るクリスマスストーリーに、やはり呼びかけ+オリジナル文を入れることができます。
やはり申込みは公式ホームページより専用フォームで簡単にでき、決済はクレジットか郵便振替が選べます。(コンビニ決済不可)
なお、サンタクロースと書簡をやり取りする形なので、申し込み締め切りが一番早いので注意してください。
サンタクロースからの手紙 おすすめ3団体の比較
簡単に各団体の内容を表にしてみたのでご覧下さい。
団体名 | サンタクロース村 | サンタクロース大使館 | サンタクロース協会 |
価格 (スタンダード) |
1,550円(税込) | 1,500円(税込) | 1,600円(税込) |
手紙の種類 | ひらがなタイプ1,550円 漢字仮名まじり1,550円 英語 1,550円ひらがな・動画付き 1,850円 漢字仮名・動画付 1,850円 英語・動画付き 1,850円 |
幼児用・日本語 1,500円 子供用・日本語 1,500円 一般用・日本語 1,500円幼児用・英語 1,500円 子供用・英語 1,500円 一般用・英語 1,500円 |
幼児向け 1,600円 子供~一般 1,600円 子供~一般(英語)1,600円※他にも贈り物付きも選べます。 |
オリジナル文 | ○(20+100文字) | ○(60文字) | ○(30文字) |
配達時期 | 発送12月11日頃/到着12月21日頃 | 12月18日頃から発送 | 専用ハガキ到着12月21日頃~返事到着翌年8月 |
発送場所 | サンタクロース村郵便局 (フィンランドクリスマス切手&消印) |
サンタクロース村郵便局 (フィンランドクリスマス切手&消印) |
サンタクロース村郵便局 (フィンランドクリスマス切手&消印) |
発送形態 | 国際郵便(時期によりメール便) | ヤマト便・ネコポス | 国際郵便 |
海外発送 | × | × | ○ |
締め切り | 12月10日(国際郵便の場合) メール便は中旬まで申込み可 |
クレジットカード・コンビニ~12月19日まで入金 ゆうちょ銀行(郵便振替~12月12日まで入金 |
12月1日 |
決済 | クレジット・郵便振替 | クレジットカード・コンビニ支払・ゆうちょ銀行振込 | クレジット・郵便振替 |
カード イメージ |
|||
運営団体 | 共信商事 株式会社 (サンタクロース事務局) |
株式会社 スカットコミュニケーションズ |
一般財団法人日本・フィンランドサンタクロース協会 |
公式サイト | http://santa-tegami.b-wares.com/ | http://www.santaclaus-embassy.com/index.php | http://jf-santa.gt.shopserve.jp/ |
いずれもサンタクロース郵便局が発送元になり、フィンランドのサンタクロース村から届く形のストーリーになるので、お子さんからは見ても信憑性や真実味のあるシステムで安心です。
依頼主(親御さん名)を伏せられたり、オリジナル文をサンタさんからのメッセージとして加えられるのもリアルさを高めています。
内容に大きく違いはありませんが、唯一、サンタクロース協会がサンタさんと双方向のやり取りをする形にしているのが違う点で、それを良しとするか返事が翌年になってしまうのを残念ととるかは評価が分かれるところです。
またヤマト便で着たりするところもありますが、前述のとおり注意しておいて封筒だけ渡せば問題はないでしょう。
もし海外宛に送りたければ「サンタクロース協会」の一択になります。
あとは好みでの問題になるのかなと思います。
まとめ
サンタクロースのふるさとと言われる実際の海外の村から送られるサンタクロースの手紙なんて、なんと夢のある企画でしょうか?
もちろんコストはかかりますが、子供にとってはクリスマスプレゼントに劣らない宝物になるはずです。
今年のクリスマスはそんな夢のある演出で目を輝かせたお子さんの顔を見てはいかがですか?
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