京都で庭園のつつじがおすすめの穴場スポット7選!見頃や見どころ情報!

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ゴールデンウィークに京都を訪れる方は、毎年たくさんいますが、5月の京都にも桜や紅葉に劣らない花ごよみがあります。

その代表選手は、なんといっても「つつじ」と「藤の花」。

特につつじは、地面を埋め尽くす百花繚乱の絶景も見事ですが、寺の名庭で風情豊かに彩りを添えるさまも見逃せません。

そこで、ゴールデンウィークと合わせるように咲くつつじを味わいに、貴方も晩春の京都を訪れてみませんか?

古都が誇る庭園に調和した美しいつつじが、ゆったりとした時間とともに、貴方を迎えてくれますよ!

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京都で庭園のつつじがおすすめの穴場スポットは?

<妙満寺>

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出典:「京都もよう」

1389年に岩倉に創建された妙満寺は法華宗総本山です。

俳諧の祖・松永貞徳が手がけた3名庭「雪・月・花の庭」の内、現存する2つのうちのひとつ「雪の庭」があり、観光スポットとして有名です。

また、なかなか日本では目にできないような、インド風の仏舎利大塔も本堂脇にそびえます。

広大な寺領をほこり、山間に近く市街地から離れていることも手伝い、境内は静かでゆったりとした時間が流れる穴場スポットです。

境内には3000株ものつつじが植えられていますが、妙満寺のつつじの主な見どころは、山門付近の参道に広がるツツジ園です。

特に池をまたぐように伸びる参道脇には、参拝者を出迎えるように、つつじの花道が続き、思わずうれしくなるほどです。

境内にも、たっぷりではありませんが、新緑にアクセントを加えるように咲くつつじも絵になります。

見頃も、他の名所よりいくぶん長いので、少し遅いかなと感じても、訪れてみる価値があるかもしれません。

<基本情報>
住所:京都市左京区岩倉幡枝町91
TEL:075-791-7171
拝観日:
拝観料:500円(境内無料)
拝観時間:6:00~17:00
駐車場:あり(無料 30台)
アクセス:叡山電鉄「木野駅」下車 徒歩5分
京都バス「幡枝」下車 徒歩3分
見頃:4月下旬~5月中旬
サイト:http://www.kyoto.zaq.ne.jp/myomanji/


<安楽寺>

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出典:「公式サイト」

法然上人の弟子の住蓮・安楽の手で開基され、布教活動の拠点とされた天台宗派寺院です。

後鳥羽上皇の女官(松虫・鈴虫)を仏門入りさせたことを理由に斬首されるなど弾圧の悲しい歴史も伝えられています。

紅葉では名高い隠れ名所ですが、つつじやサツキでも知る人ぞ知る穴場です。

通常非公開のお寺で、決まった時期に限って開放しており、春はつつじやサツキの開花時期に合わせて特別公開されます。(つつじ / 5月上旬の土日・祝日 さつき /5月下旬?6月上旬の土日)

安楽寺のつつじは絢爛とではなく、緑の風景にアクセントを添えるように赤や白・紫の色を付けて咲きます。

特に本堂から望める庭園では、新緑と花の色がコントラストをなし、見ごたえがあります。

公開日には約10分程度住職さんからありがたい講和や説明も聞くことができます。

また、境内には「糀momiji」という客殿が新設され、カフェとして解放されているので一息つきながらお茶タイムを取れるのも嬉しいところ。

また、毎月25日にはお寺の前で京野菜の市が開かれ珍しい野菜も手に入るので、賑やかな風情もあっておすすめです。

<基本情報>
住所:京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
TEL:075-771-5360
拝観日:限定公開
H28は4/23~5/8の土日祝(H29は現時点未定)
拝観時間:9:30~16:30
拝観料:500円(通常非公開)
駐車場:なし
アクセス:地下鉄蹴上駅下車 徒歩約24分
市バス 錦林車庫前下車 徒歩約5分
見頃:4月下旬~5月上旬
サイト:http://anrakuji-kyoto.com/


<智積院>

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出典:「京都もよう」

三十三間堂の近くにある智積院は真言宗智山派に属し、同じ智山派総本山のお寺には成田不動や川崎大師、高尾薬王院など早々たる顔ぶれのお寺があります。

所蔵している、長谷川等伯の国宝襖絵を目当てに訪れる観光客も多いお寺です。

紅葉で最近人気のお寺ですが、なんといってもサツキやつつじでは支持が高い隠れ名所です。

見どころはなんといっても、境内の名勝庭園に配されたつつじの風情。

特に書院奥から眺めた、緑の中に浮かび上がるつつじの鮮やかな景色には、時間を忘れるほどでしょう。

なお、宿坊があることでも知られる智積院には、修学旅行生や女性の方など多くの宿泊希望者が後を絶ちません。もしこのエリアを目的に観光するなら、ここを拠点にする手もありかもしれません。

リーズナブルでも相部屋ではなく個室ですし、朝のお勤めはきちんと体験できる適度な修行感もあって、女性にも人気の施設です。

<基本情報>
住所:京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964
TEL:075-541-5361
拝観日:年末年始休み
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:一般500円 中高300円 小学200円
駐車場:あり(参拝・宿泊時は無料)
アクセス:京阪電車「七条駅」下車 徒歩約10分
市バス「東山七条」下車
見頃:4月下旬~5月上旬
サイト:http://www.chisan.or.jp/
※TOP画像も智積院の風景:出典「京都もよう」


<神泉苑>

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出典:「京都もよう」

平安時代、天皇のための庭園だった神泉苑は、紫式部が宴を催したり、源義経と静御前が出会った場所であったりと、歴史的にも重要な役割を果たした寺院です。

また近年、龍神伝説の「善女龍王」が祀られる「龍神社」などパワースポットとしても注目されており、鉾を建て神輿を出したのも神泉苑が最初で、現在の祇園祭の元となったとも言われています。

毎年中秋の名月時期にライトアップとともに観月会が開催され、法成池での船上観月は有名です。

神泉苑は、それ自体が禁苑(天皇のための庭園)で、かつては今の16倍もの園域を誇りました。

その苑内の法成就池を囲むように、つつじは畔を飾り、水鏡にも映える白や紫・ピンクの花は風情をそそります。

そこに龍の頭をあしらった龍王船が差し掛かると、まるで異国の景色のように目に映るでしょう。

境内には、恵方(その年の縁起のいい方角)に向けて回転できる日本で唯一のお社「恵方社」などもあり、飽きさせません。
ちなみに今年(2017年)の恵方は北北西なので、そちらを向いているはずです。

苑内には京料亭「神泉苑平八」もあり、池に浮かぶ龍王船で食事できたりします。

おすすめは「うどんちり」で、京野菜と一緒におなべの中に入っているのは極太のうどんが2本!(1人前) もし入れるようならぜひ味わってみてください。

<基本情報>
住所:京都市中京区御池通神泉苑東入門前町167
TEL:075-821-1466
拝観日:無休
拝観時間:8:30~20:00
拝観料:境内自由
駐車場:あり(二条城利用)
アクセス:地下鉄東西線二条城前駅下車、徒歩3分
見頃:4月下旬~5月上旬
サイト:http://www.shinsenen.org/index.html

京都でキリシマツツジがおすすめの庭園スポットは?

<曼殊院門跡>

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出典:「京都もよう」

延暦年号の頃に最澄により比叡山に創建され、その後この一乗寺に移された仏教寺院で、門跡寺院に当たります。近くには詩仙堂があります。

「門跡」とは、皇族や公家(の子弟ら)が住職を継いで務める特定の寺院を指し、高い寺格を誇ります。

手入れの行き届い枯山水庭園を有する広く立派な寺院で、収蔵する宝物や文化財も多い古刹です。

近年だいぶ人は増えてきましたが、アクセスの悪さや近辺の道の細さも手伝い、有名スポットほどストレスはない穴場です。

大書院前にあるその庭園では、錦繍も見事ですが、キリシマツツジの名所としても定評があります。

枯山水の白砂が敷かれたモノトーンの庭園を、鮮やかな真紅の花が鮮烈に囲む様子は出色で、言葉も出ないほど。

長岡天満宮の真紅の参道と並んで、京都のキリシマツツジの絶景のひとつと言えるでしょう。

また、北門付近でも見慣れたつつじが可愛く並んでいるので、癒やされます。

あまり宣伝はしていませんが、宝物のひとつにテレビでも取り上げられた有名な幽霊の掛け軸があるので、忘れなかったら見つけてみて下さい。

<基本情報>
住所:京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
TEL:075-781-5010
拝観日:無休
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:一般600円 高校500円 中小学生 400円
駐車場:あり(無料)
アクセス:叡山電車修学院駅から徒歩約20分
見頃:4月下旬~5月上旬
サイト:http://www.manshuinmonzeki.jp/


<随心院>

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出典:「京都もよう」

991年創建の真言宗の大本山で、応仁の乱でいったんは衰退しましたがその後復興された、由緒ある皇族門跡の寺院でもあります。

小野小町ゆかりの寺としても有名で、小町が鏡代わりにその身を映した「化粧井戸」や恋文を埋めた「文塚」などロマンに溢れるスポットです。
また11月には小町まつりやミス小町コンテストも開催され、紅葉と併せて賑わいます。

境内の梅園は、京都屈指の名所ですが、キリシマツツジがきれいな隠れスポットとして、京都通では評判です。

参道にはつつじの風景としては珍しい朱色の花も咲き誇りますが、本堂中庭に咲くキリシマツツジは、緑の風景に鮮烈な真紅を加え、思わず歩みを忘れるほど。

また、淡いピンク色のシャクナゲもちょうど見頃を迎えて、彩りを添えているので、競演も楽しんで下さい。

<基本情報>
住所:京都市山科区小野御霊町35
電話:075-571-0025
拝観日:無休
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:500円
駐車場:あり(無料 20台程度)
アクセス:地下鉄東西線「小野駅」下車、徒歩5分
京阪バス「小野」下車、徒歩1分
見頃:4月下旬~5月上旬
サイト:http://www.zuishinin.or.jp/


<梅宮大社>

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出典:「京都もよう」

750年頃が創建時期と見られる単立の神社で、酒造安全と子孫繁栄を祈願する4祭神を祀ります。

境内には、またぐと子を授かるという「またげ石」もあるパワースポットとしても評判です。また楼門には奉納された酒樽も多数飾られています。

3つの神苑(庭園)を有し、四季折々の草花を回遊しながら楽しむことができます。
中でも、寺名の通り梅の花では京都でも1・2を争う名所で、約550本もの木が境内各所で咲きほこります。

梅におとらず、神苑でカキツバタなどと競い合って咲くつつじ名所でもあります。

特に、東神苑での咲耶池周囲のキリシマツツジは定評があります。池中央の島で、茅葺き造りの茶室やピンクのカキツバタなどを、つつじが真紅で引き締める景色は圧巻です。

また回遊の途中では、背の高いキリシマ種ならではの花トンネルも楽しい体験でしょう。

酒造安全神社ということもあり、神酒や甘酒の無料で頂けたりもします。

境内には猫の姿をたくさん見られることでも知られており、猫のお守りやおみくじもあるなど、隠れた猫好きの聖地にもなっています。

<基本情報>
住所:京都市右京区梅津フケノ川町30
TEL:075-861-2730
拝観日:
拝観料:550円(境内無料)
拝観時間:9:00~17:00
駐車場:あり(無料)
アクセス:阪急電車「松尾駅」下車徒歩約10分
見頃:4月下旬~5月上旬
サイト:http://www.umenomiya.or.jp/index2.html


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まとめ

つつじの魅力は、なんといっても色とりどりの風景を間近で味わえる親しみやすさ。

連休に合わせるように見頃を迎えるつつじは、ぜひゴールデンウィークを利用して見るべき花とも言えるでしょう。

そんな京都のつつじ名所の穴場を、ぜひ連休を利用して、その目で確かめにお出かけになってみてはいかがですか?

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