都心から電車でわずか1時間たらずで、修験道の霊山とされるほど濃密で豊かな自然に身を置ける高尾山エリア。
1年を通して、登山や観光・散策に沢山の人が訪れる人気の国定公園です。
電車でのアクセスが基本になるレジャースポットですが、遠方から車で来る方も多いでしょう。
そこで、高尾山に車でアクセスする際の、駐車場情報をおさらいしてします。
※2018年度版(2018年6月7日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
Contents
高尾山の駐車場で穴場や安いところの混雑度は?
高尾山口の周辺パーキング一覧は、以下のとおり。※赤いアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、高尾山ヘのアクセス駅「高尾山口駅」は自然のロケーションにあることもあり、駐車場が付近にたくさんあるわけではありません。
当然、休日やシーズンにはすぐ満車になりますし、メインルートで脇道もない国道20号線は、一つ手前の「高尾駅」を過ぎる頃から渋滞も始まります。
当然多くの方がまず向かうのは、駅に隣接した、
1.高尾山麓駐車場(80台)
でしょう。
最大料金もそれほどの高額でないため(12時間最大/平日800円・土日祝1000円)、山の目の前ということも手伝い、駐められればラッキーといった駐車スペースです。※ただし5月・11月のシーズン中は平日も1000円
ただ、最近はかなり認知されつつありますが、少し駅を過ぎた先に立地する、
2.高尾山薬王院祈祷殿駐車場(250台)
の方が、実は利用しやすいスペースであり、高尾山口・高尾・狭間の3駅周辺では最も安い1日500円です。
何より休日でも500円と手頃なのは貴重であり、また収容力も後述の狭間駅前ヨーカドー駐車場(1・2)に次いで多い250台なので、駅前の1よりは空いている可能性がありおすすめ。
ただ、門を閉められるようなことはないようですが営業時間は一応16時までであり、またまれに寺の行事で利用できないこともあるので注意。
不安なら、念のため問い合わせをしてから向かったほうがいいでしょう(TEL.042-661-1118)
他には、
3.コムパーク高尾山口(12台/月-金 12時間最大¥600)
4.エコロパーク高尾山第1(20台/平日 24時間最大¥500)
も、平日なら500~600円と割安なので、空いていれば駐めたいスペース。
また後述のように、駅周辺には予約制パーキングも何箇所かあるので、確実を期すなら選択肢に入れてみてください。
高尾山の駐車場で格安なおすすめは?
先程もふれましたが、平日はともかく、観光シーズンや土日祝日に高尾山に行くなら、本来車でのアクセスは避けたいところ。
高尾山の登山口に近いパーキングは、よほど早く行かない限り満車状態が普通ですし、何より1本道の国道はひどい渋滞を覚悟するようです。
仮に予約駐車場を利用するにしても、下手をすれば辿りつかない恐れもあります。
そこでおすすめなのが手前の「高尾駅」や「狭間駅」で車を駐めて、電車で向かうパーク&ライドであり、行楽シーズンならとても有効なアクセス手法。
そこで、以下がそんなパーク&ライドの駐車場リストになります。※ブルー及びグリーンのアイコン
ちなみに、高尾駅と狭間駅から高尾山口までの電車運賃はともに片道124円なので、どちらに駐めても変わりはありません。
料金を見ると、1時間あたりで200円程度が最も安い相場ですが、高尾山観光の所要時間は短時間ということはないと思うので、やはり最大料金で見るべきでしょう。
そこでおすすめなのが、
1.イトーヨーカドー八王子店平面第2駐車場(165台/24時間最大600円)
2.イトーヨーカドー八王子店駐車場(950台/24時間最大600円)
の狭間駅前のスペースで、前述の2に次いで全曜日で手頃なスペース。
入出庫時間(08:30-22:00)は注意して計画するようですが、電車運賃を足しても、1,000円を下回る可能性は高いので、十分混雑回避の選択肢になります。
特に紅葉の時期などは、ひとつ手前の高尾駅周辺くらいでも軒並み満車は普通であり、もし混雑が予想される日に行くなら、この狭間駅くらいがベター。
渋滞の末に、結局引き返す恐れを考慮すれば、早めに1000台近いキャパシティのこれらを目標にした方が賢明ですし。行楽に必要な買い出しもできて○です。
ただ2は、年末年始は閉店のため利用できないので、初日の出目的や参拝の際は注意ください。
高尾山の駐車場で無料で駐められるところはある?
それでは、工夫次第で無料に駐められる駐車場はないものでしょうか?
広大な山岳スポットの高尾山観光を考えると数時間では済まないので、無料で駐めておけるスペースはなかなかありません。
ただ、もし必要な買物を想定してもかまわないなら、先程紹介したイトーヨーカドー(1・2)が唯一可能性のあるスペース。
計画的に5000円以上の買物を無駄なくできれば、無料の5時間で高尾山を楽しんでこれなくはありません。
ただ、無理な買物をするのであれば、最大料金600円で時間内に帰ってくるのが賢明でしょう。
ちなみに、京王線利用のパークアンドライドのメリットはもうひとつあります。
それは、京王線の各駅から高尾山ケーブルカー/リフトの往復切符を買うと、電車運賃とケーブルカー・リフト代金が2割引になること。
高尾登山電鉄公式サイトより
高尾山に登るなら、当然ケーブルカーかリフトは使う予定の方も多いと思いますが、高尾駅や狭間駅からパーク&ライドで行き帰りをすれば
・電車往復248円+リフト・ケーブルカー往復930円=1,178円 ※通常
が約2割引き(960円)になり、一人あたり200円以上の節約が可能。※大人の場合
複数人数の家族連れで行けば、無理に店で買物をしなくても、駐車代分を節約できる可能性はあるのでオススメです。→詳細
高尾山の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだ高尾山周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
家族連れのハイキングから少し本格的な登山まで、幅広いアクティビティが楽しめる、首都圏近郊のオアシス・高尾山。
実は年間300万人と、日本一登る人が多い山でもあります。
空いてる時期ならともかく、行楽シーズンには電車かパーク&ライドでのアクセスが断然オススメです。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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