小牧空港と並んで愛知では2番目に誕生した、伊勢湾人工島に位置する中部国際空港。
セントレアの愛称で親しまれ、成田国際空港や関西国際空港とともに国際路線の重要拠点となる海上空港です。
国内・国際の路線も小牧から引き継がれ、空港内のデッキや商業施設の充実もますます進む、そんなセントレア空港の駐車場事情をおさらいしてみます。
※2018年度版(2018年6月12日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
中部国際空港の駐車場の料金は？
中部国際空港には、主に普通車専用のP1、大型車も収容できるP2の2箇所の専用駐車スペースがあり、プラスして混雑時の臨時駐車場まで含めれば、約6000台を収納できる駐車場を有します。※赤いPアイコン
＜P1駐車場＞
収容台数：3360台
営業時間：24時間営業
駐車料金：
入庫30分以内無料 1時間毎300円
普通車24時間1500円
＜P2駐車場＞
収容台数：2440台
営業時間：24時間営業
駐車料金：
入庫30分以内無料 1時間毎1000円
普通車24時間1500円
※ともに5日以上30日まで一律7500円
※予約別途1000円
なんと言っても、空港と目と鼻の先に駐められるのは、乗降であわてることが多い飛行機搭乗を考えると最大のメリットと言え、仮に少し料金がかさんでも駐める価値は十分にあります。
ただ国際空港ということで長期間の駐車するケースも多いので、少しの手間で安く済む方法があるなら、いろいろな選択肢をおさらいしておきたいところ。
ここ中部国際空港に限らず、空港は性格上から市街地より離れた立地にあることが多く、そのため空港利用のための駐車場は以下の3通りが考えられます。
1.付属の駐車場（空港までの道路代や予約料金は別途・セキュリティは高め)
2.空港利用専門の駐車場（送迎費や道路代は含む・セキュリティは高め)
3.一般コインパーキング（空港までの交通費は別途・セキュリティは低め)
セントレアの場合も、いわゆる橋(中部国際空港連絡道路)の通行料が別途必要(往復360円)であり、また予約をするなら1000円も別途。
5日目からは7,500円で打ち止めになるものの、1日1,500円はやはり少し高めです。
もし長期間の出張や旅行の際は、時間に余裕がある場合なら別のオプションも用意しておきたいところです。
では、具体的にその他の周辺駐車場と比較すると、どうなのでしょうか？
中部国際空港に近い駐車場で料金が安いのは？
そこで、以下が中部国際空港に近い周辺パーキング一覧になります。※クリックして拡大してご覧ください。
おすすめワンポイント！
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利！
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
人工島に立地するセントレアは、海を挟んで空港側がいいか、本土側でいいのかがポイントであり、それによりかなり選択肢が変わります。
もしできるだけ空港近くの島側で手頃に駐めたいのであれば、
2.タイムズセントレア空港東（253台）
が最も手頃なスペースであり、空港敷地内に手頃な一般コインパーキングがある珍しいパターン。
島側に限れば1日600円(連絡橋通行費は別)は最安値であり、予約可(55台)や10日間(240時間)まで駐めておけるのも嬉しいところです。
また、
1.NPC24H東横イン中部国際空港パーキング（1045台）
も利用価値が高く、一般客用のオレンジサイドは1日1,000円とセントレア公式駐車場よりお得。
1000台以上のキャパがあり、ホテル宿泊客だけでなく利用できるので、空港近くの駐車場としては貴重な場所です。
ちなみに、この駐車場は宿泊の形をとると240時間が無料で駐められることから、以下のような裏ワザ的な方法もあります。
①ネットでシングル(一番安いプラン)を予約する
②当日チェックインして、泊まらず適当にチェックアウトする(シャワーを浴びるなど適当に)
③そのまま飛行機に乗って、帰ってきたら出庫する
ちなみに表の5940円は、最も安いシングルの宿泊料金であり、連絡橋の通行料をプラスしてもかなり安上がりになることがわかります。
仮に家族連れでも、誰か一人チェックイン・アウトして、他の家族は待っていればOKで、少々面倒な手順ですが、こんな手があることも覚えておくといいでしょう。
中部国際空港の駐車場で料金が格安のおすすめは？
では、特に立地や移動の手間を抜きにして、とにかく安く上がるところはどこかを表で見てみましょう。
前述の空港付帯の駐車場の他にも、空港客対象のパーキング(青のアイコン)と普通のコインパーキング（黄色のアイコン）は当然性格が違います。
料金体系はもちろんセキュリティや設備、オプションサービス(洗車やペット預かり)などが充実しているのは空港専門の駐車場であり、責任持って管理してくれる安心感はメリットです。
また一番の利便性は送迎サービスがあることで、当然道路通行料も料金に含まれているので、空港へのアクセスもまったく心配ありません。
そこで表を見ると、日々の競争の中でいろいろな名目で割引(感謝割引、現金割引、ネット割引など)をかけ価格差を調整しているので、各社それほど大きな差があるわけではありません。
一応、通常と思える設定で送迎や通行料を含む料金を記載しているので、参考にしてみてください。
あまり神経質にならず、その都度軽く比べてみて、なるべく安いところを選ぶくらいでいいと思いますし、例えば有料ですがペット預かりサービスなどは、必要な方にはとても助かるサービスなのではないでしょうか？
また、一般コインパーキングでおすすめのところを拾ってみると、
1.リパーク常滑駅前（16台/24時間最大300円）
6.コインパーキングとこなめ200（200台/24時間最大400円）
が、常滑駅にもすぐであり、最も手頃な料金で長期駐車が可能なところ。
１は最長7日間(※事前相談要)まで、6は特に制限を謳った規約は見当たらないので長期間可能なはずです。
もちろん常滑駅のすぐ近くではありますが、空港までの以下の交通費など移動費用は別途です。
ただ、それを見込んでも十分に最安値になるので、空港までの移動に手間がかかる青空駐車でもかまわない方は、活用してみるといいでしょう
また最近では、予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
特に航空機利用の際などには最適であり、1箇所ごとの台数はわずかですが、近年急速に供給が増えつつあるので、検索してみるとたくさんあります。
料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリット。
早めに予定が決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる手かもしれません。
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まとめ
国際線の空港利用は、深夜・早朝便のアクセス問題や駐車場代節約など、意外に厄介なことがあるものです。
ぜひ、セントレア空港でのそんな駐車場対策に、記事が参考になれば幸いです。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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