江戸より四十二番めの中山道宿場町として繁栄し、往時の街並みを今に伝える長野県・妻籠宿。
日本で最初の伝統的建造物群保存が取り組まれた地区であり、峠を隔てた馬籠宿と併せて、木曽路の歴史史跡スポットとして人気を集めます。
そこで、妻籠宿の周辺駐車場についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
妻籠宿/基本情報
名称:妻籠宿(つまごじゅく)
所在地:長野県木曽郡南木曽町吾妻 4701(妻籠宿本陣)
電話:0264-57-3132(妻籠宿観光協会)
営業時間:宿場内自由
※妻籠宿本陣 9:00-16:45
料金:宿場内無料
※妻籠宿本陣 大人300円 小中150円
アクセス:
JR中央本線南木曽駅よりバス10分
中津川ICから車で30分/塩尻ICから車で105分
駐車場:あり ※一覧マップ1~4
公式ホームページ:http://www.tumago.jp(妻籠宿観光協会)
概略:
妻籠宿のメインストリートは、通年の10時~16時のあいだ車両は通行できず、歩行者専用道路になっている。※一覧マップイエローライン
そのため、並行して走る国道沿いに設けられた駐車場に駐めて、徒歩で宿場内に入る形になる。
出展:妻籠観光協会
妻籠宿の駐車場は、普通車であれば同料金の町営3ヶ所のみに限られ、しかも1ヶ所(第3駐車場)は繁忙時のみ解放なので、選択がシンプルである。※第1はバス専用
また、妻籠宿では飲食・土産店などがすべて交通規制の宿場内にあるため、観光地によくある店舗兼駐車場はなく、客引きストレスとも無縁なのも気が楽と言える。
なお、セットで行楽することが多い岐阜県・馬籠宿の周辺はほぼ無料で駐められるが、妻籠宿に無料スペースはない。※係員常駐時間外は例外
妻籠宿/駐車場一覧マップ
1.町営中央駐車場
3箇所のうちでは唯一の蘭川(あららぎがわ)対岸にあり、宿場までの直線距離では第2より遠い(5分程度)が、橋を渡って行く道が最もフラットなので、足が悪い方などはここがベター。宿場の端から散策が始められるのもメリットである。前払式で、24時間開放されているが、係員は日中しか常駐しない。
住所 | 長野県木曽郡南木曽町吾妻993-2 |
営業時間 | 24時間営業 |
収容台数 | 75台/平地 |
時間料金 | - |
最大料金 | 乗用車 500円 単車 200円 ※いずれも1日1回料金 時間制限無し |
URL | 該当ページ |
備考 |
2.町営第二駐車場
最も収容力がある駐車場で、メインストリートへは坂の細い路地を登るようになるが、宿場へは最も近い。ただ宿場エリアの真ん中あたりからの散策になるので若干回りづらいか。前払式で、24時間開放されているが、係員は日中しか常駐しない。
住所 | 長野県木曽郡南木曽町吾妻826 |
営業時間 | 24時間営業 |
収容台数 | 179台/平地 |
時間料金 | - |
最大料金 | 乗用車 500円 単車 200円 ※いずれも1日1回料金 時間制限無し |
URL | 該当ページ |
備考 |
3.町営第三駐車場
国道を旧中山道側から来ると、右に妻籠宿へ折れる道の向かい側にある町営駐車場。交通規制で宿内には右折できない。宿場メインエリアまでは最も遠く、繁忙期のみ解放されるので、混雑時の臨時と位置付けられる。また冬場は完全に使われない。
住所 | 長野県木曽郡南木曽町吾妻748 |
営業時間 | 24時間営業 ※原則繁忙期のみ解放、冬季は閉鎖 |
収容台数 | 123台/平地 |
時間料金 | - |
最大料金 | 乗用車 500円 単車 200円 ※いずれも1日1回料金 時間制限無し |
URL | 該当ページ |
備考 |
まとめ
素朴さが魅力の妻籠宿は、混雑も比較的穏やかな観光スポットであり、普段時期であれば週末でも臨時の第三(3)に頼ることはほとんどない。
最も人気の秋シーズンはさすがに人出が多くなるが、峠を隔てた馬籠宿などと比べると保存のため観光地化をそれほど推進していないので、例えばGW中でも車を駐めるのに苦労したという声は聞こえてこない。
馬籠に比べて、観光地然としていない妻籠が駐車場は有料なのは面白いが、それらは保存のための費用に当てられるのだろう。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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