日本で3番目に歴史がある、府民にも長く愛されてきた大阪・天王寺動物園。
その動物園も含む天王寺公園は、周辺にも大阪を代表する歓楽・観光スポットが囲み、多くの人で賑わう人気の休日エリアです。
ただ混み合うことが多いため、家族を連れて車で向かう際などには駐車場のことが心配です。
そこで、天王寺動物園周辺の駐車場事情をおさらいしてみます。
※2018年度版(2018年7月21日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
天王寺動物園の駐車場の混雑は?
大正4年に誕生して以来、2015年には開園100周年を迎え、国内では上野動物園に次ぐ年間120万人もの来場者で賑わう天王寺動物園。
動物ショーなどアトラクションやイベントで関心を引く施設が多い中、動物の飼育や種の保存・繁殖に力を入れた堅実な運営も高い評価を受ける老舗の動物園です。
そんな方針から希少動物も多く、コアラはもちろん、ホッキョクグマやニュージーランド原産の鳥・キーウィなど、飼育種数でも国内最大規模を誇ります。
<基本情報>
名称:天王寺動物園
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
営業時間:9時30分~17時(5月/9月の土日祝は18時まで)
休園日:毎週月曜日(休日にあたる場合は翌平日)、12/29~1/1日
入園料 :大人500円 小中学生200円 未就学児無料
アクセス:
地下鉄「動物園前駅」・「恵美須町駅」より徒歩5分~10分
南海・JR「新今宮駅」より徒歩約10分
てんしばゲート地下鉄「天王寺駅」より徒歩5分~10分
JR「天王寺駅」より徒歩5分~10分
近鉄南大阪線「大阪阿部野橋駅」より徒歩約10分
公式ホームページ:http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu170/tennojizoo/
天王寺公園は、市街地にある都市公園ためアクセスも良く、また通天閣やあべのハルカスなど人気の周辺施設も集まるため、週末や行楽時期にはかなり混み合うエリア。
天王寺動物園には専用の駐車場はありませんし、上記アクセス情報でもわかる通り、公園周囲を環状線や地下鉄、阪堺線などが縦横に走り、たくさんの最寄り駅があるので、電車でのアクセスが最も適した動物園です。
ただ、公式サイトでも勧められる公園隣接の定番駐車場は、以下のふたつになります。
<1.天王寺公園地下駐車場>
住所:大阪市天王寺区茶臼山町5-83
収納台数:493台
料金:
月~金
8:00~22:00 30分/200円
22:00~8:00 60分/100円
当日24時まで最大料金1,600円
土日祝
8:00~22:00 30分/300円
20:00~8:00 90分/100円
当日24時まで最大料金2,400円
<2.天王寺区茶臼山駐車場>
住所:大阪市天王寺区茶臼山町1
収納台数:70台
料金:
月~金
8:00~20:00 30分/200円
20:00~8:00 90分/100円
当日24時まで最大料金1,000円
土日祝
8:00~22:00 20分/200円
22:00~8:00 90分/100円
当日24時まで最大料金2,000円
特に1.天王寺公園地下駐車場は、公園のエントランスエリア・てんしばに面した便利な立地の駐車場であり、動物園てんしばゲートもすぐ目の前。
ただ2はマップでもわかる通り、ゲートまでの歩道はあるものの、800m程度は公園内を歩くことになります。
1は、料金は必ずしも安くはありませんが打止め料金もあるので、小さいお子さん連れならここがおすすめ。
ただ、平日駐車はほぼ心配ありませんが、週末やシーズンには早く行かない限りいっぱいのことが往々にしてあり、ここが満車の際は周辺の駐車場探しも苦労が予想されます。
また、あえて駐車料金を節約したい方も、自分で周辺パーキングをあたる事になります。
周辺パーキングを見渡すと、数台~十数台の小さいパーキングがほとんどであり、料金相場も高めになっているので、場所や料金をある程度頭に入れて探さないと、せっかくの行楽日に無駄な時間やコストを費やすことになります。
天王寺動物園の駐車場で穴場や安いところは?
そこで、以下が天王寺動物園及び天王寺公園のパーキング一覧になります。※紺のアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
なお、天王寺動物園周辺のパーキングマップも共用しており、色の違うアイコン(赤と紺色)の混在はご容赦ください。
さらに天王寺駅周辺まで選択肢を広げたい方は、以下の記事も参照してみてください。
「天王寺駅の駐車場で安い料金は?周辺おすすめ地図ガイド&全リスト! 」
動物園エリアより約800m前後の圏内でピックアップしてありますが、園内への入口ゲートは正面の新世界ゲートと公園南側のてんしばゲートのふたつに限られます。
先程もふれたように、北東側からだとかなり歩くようになるので、お子さん連れの際などは注意ください。
この地区は、公園や動物園ももちろんそうですが、通天閣も立つ歓楽街・新世界や、あべのハルカスがある天王寺駅周辺など、週末人気ポイントが目白押しのため、特に休日の駐車料金に苦戦するエリア。
同時に混み合うポイントでもあるため、車で行くなら、どこに駐めるのしても午前中早めに到着しておきたいところ。
そんな中、料金的に穴場と言えるのが、意外にも新世界から少しはずれた阪堺線の西側になります。
正面ゲートまでもそれほど悪い立地ではないので、後述のピックアップも参考に覗いてみるといいでしょう。
具体的な料金相場は、1時間あたりで平均525円、日中の最大平均は平日で1131円、休日で1480円であり、特に休日に上限がある駐車場が少ないのが厳しいところです。
そこで、動物園や公園散策をのんびり楽しむ際の、できるだけ手頃に日中駐めておけるところを拾ってみると、
<平日なら>
29.ONE PARK恵美須西2丁目第2(1台/平日 当日最大500円)
31.タイムズ恵美須西第10(7台/月-金 当日最大500円)
33.タイムズ恵美須西第7(9台/月-金 当日最大500円)
35.タイムズ恵美須西第4(9台/月-金 当日最大500円)
40.タイムズ恵美須西第3(9台/月-金 当日最大500円)
71.ゼットパーク恵美須西(17台/平日24時間最大500-600円)※車室による
<休日なら>
6.パラカ 恵美須東第1(4台/12時間最大700円)※指定車室のみ
45.リパーク恵美須西2丁目(5台/土日祝 08:00-22:00 最大料金900円)
59.エコロパーク日本橋東第2(3台/08:00-22:00 最大料金1000円)
<平日・休日とも>
32.タイムズ恵美須西第6(16台/当日最大 月-金500円 土日祝1000円)
39.リパーク山王2丁目第1(6台/24時間最大500円)
41.タイムズ恵美須西第13(8台/当日最大 月-金500円 土日祝1000円)
が、休日・平日の料金差はありますが、相場より安く駐められるところ。
ご覧のように、手頃なところのほとんどが恵美須町駅の西側の恵美須西地区に集まります。
中途半端な時間では、休日等は正面ゲート付近で駐められなかった車が流れてきて混み合うかも知れませんが、早めに行けるならまず覗いてみたいエリアでしょう。
天王寺動物園の駐車場で予約できるところは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、天王寺公園の周辺には予約できる駐車場が豊富にあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
混雑シーズンの行楽で、早めに計画が決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる手かもしれません。
まとめ
天王寺動物園の人気動物と言えば、なんと言ってもコアラが挙げられますが、コストなども理由に将来的に飼育を中止するかもしれなくなったのは残念なところ。
なので、当然まだ見られるうちにと、足を運ぶ見学者でさらに人出が予想されます。
おそらく子供を連れてのファミリー客も多いと思うので、無理のないアクセス計画が大切でしょう。
なので、ぜひこんな記事も参考に、よくおさらいをしてからお出かけ下さい。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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