渡月橋をはじめ、天龍寺やトロッコ列車などの観光スポットが目白押しの嵐山・嵯峨野エリア。
GWや紅葉時期を中心に、オールシーズンで景勝の風景を楽しむことができ、観光客の姿が絶え入ることのない京都でも屈指の観光地です。
その渋滞ぶりを耳にしている方は多いと思いますが、そうなると心配は駐車場。
そこで、嵐山周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
※2018年度版(2018年8月18日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
京都・嵐山の駐車場の混雑状況は?
トップシーズンには、京都市街地からは電車で20分程度のところ、バスや車だと3時間あまりかかる洛西の嵐山・嵯峨野。
なので、ここだけは他エリアの京都観光とは分けて、電車と徒歩で1日かけて楽しむのが適したエリアと言えます。
ただ、定番から穴場まで数え切れないほど名所が点在する広範囲の地区なので、散策予定によっては車で動きたい方もいるでしょう。
トップシーズンはもちろん、土日祝日は外国の方も含め、1年中人で混雑する嵐山一帯の駐車場は、基本的に観光バス受け入れにスタンスを置いているのが実情です。
なので平場の大きな駐車場は一見規模はあるように見えますが、トップシーズンには空いていても駐車を断られることが普通にあるので注意が必要。(15.京都市嵐山観光駐車場など)
例えば、後述の150台規模の40.嵐山レストラン駐車場などは、観光バスの増加で原則乗用車は14~15時からの利用目安にしているくらいです。
当然、大型駐車場にも入れないような日は、周辺コインパーキングは規模が小さく、まず満車のことがほとんどです。
幸い、嵐山のパーキングは満空情報がつかめるタイムズやリパークも多いので、調べて厳しそうなら、車を置いて電車で向かうパーク&レールライドに切り替えたほうが、絶対無難です。※後述参照
また、京都観光の回り方のコツなどは別記事でも紹介していますので、よければ参考に。
悲観的なことばかり言っても始まらないので、取り急ぎ現在の嵐山周辺のパーキング一覧は以下になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
距離的にJR嵐山嵯峨野駅を基準に、1km程度の圏内でピックアップしています。
嵐山に来た方は徒歩散策を想定していると思うので、苦になる範囲ではないはずです。
多くの方は渡月橋周辺をまず目指すので、橋や阪急嵐山駅付近から駐車場も埋まっていきます。
いきおい、そこから離れたエリアは時間帯によっては穴場タイミングになるので、朝早めに来れないのであれば、遠めから探すのがセオリーになるでしょう。
最大料金がちゃんとある駐車場なら、どこに駐めても嵐山観光は安心して楽しめるはずです。
京都・嵐山の駐車場で最大料金が安い穴場は?
トップシーズンの嵐山で駐車場を探すのに、安い・近いを言うのはあまり意味があることではありませんが、選択の余地がある平日や早朝に来れた場合は、料金が手頃な駐車場情報はおさらいしておきたいところ。
ちなみに嵐山の1時間換算の相場は400円弱(平均で平日489円・休日389円)であり、日中最大は800円程度(平均で平日725円・休日913円)。
全国でも有数の観光地にしては、とんでもなく高いということはない印象です。
そこで1日かけてもまわりきれない嵐山散策に適した、上限料金の手頃な穴場をピックアップしてみると、
<平日なら>
3.キョウテクさが若宮パーキング(10台/平日08:00-20:00最大300-500円)※車室による
7.タイムズグルメシティ嵯峨店(44台/月-金 当日1日最大400円)
14.リパーク嵐山三条(5台/月-金 24時間最大500円)
23.システムパーク嵯峨釈迦堂(4台/月-金 24時間最大500円)
33.タイムズ阪急嵐山駅南(7台/月-金 当日1日最大料金¥500)
42.Dパーキング嵯峨天龍寺若宮町第1(22台/月-金 24時間最大400円)
48.嵯峨Ⅰパーキング(3台/平日 08:00-20:00 最大料金500円)
49.嵯峨Ⅱパーキング(11台/平日 08:00-20:00 最大料金500円)
56.リバーサイド・嵐パーキング(3台/平日 08:00-22:00 最大料金500円)
<平日・休日とも>
18.キョウテクさが中山町パーキング(6台/08:00-20:00 最大料金500円)
19.リパークワイド京福鹿王院駅南(5台/24時間最大500円)
43.リパーク嵯峨中通町(8台/24時間最大500円)
50.嵯峨Ⅲパーキング(3台/08:00-20:00 最大料金500円)
54.嵯峨バンビパーキング(5台/24時間最大500円)
57.嵐山しゃんはいパーキング(13台/当日1日最大料金¥500)
※寺社参拝専用駐車場は除く
土日は高めで平日有利の観光地相場ですが、いずれもワンコイン以内で日中駐められるパーキング。
あまり大きくないパーキングばかりなのでおすすめは挙げませんが、観光コースや到着時間によって、臨機応変に選んでみて下さい。
ちなみに時間料金では、平日で1時間あたり100円の格安スペース(17・48・49)はあるものの、200円のところが安値のメインになります。※リスト参照
また京都市では各観光エリアへのアクセス方面別に、最適のパーク&ライド駐車の紹介もしています。
嵐山におけるハイシーズンは何と言っても紅葉の秋ですが、そんな時期には人でごった返すエリアに近づかないで、ゆったりと数駅だけ電車で向かうのも賢い選択肢になります。
お得な割引もきく大型駐車場もあるようなので、ぜひ調べてみて計画を立てると、疲れに行くような観光は避けられるかもしれません。⇒京都観光交通情報パークアンドライド駐車場検索
渋滞や駐車場探しで、せっかくの観光時間を削られないように、独自のパークライド拠点を探してみるのも、賢い京都観光のツボと言えるでしょう。
京都・嵐山周辺の駐車場で予約ができるのは?
また、最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
野球場やイベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑の激しい観光地でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、嵐山周辺には比較的予約できる駐車場が豊富。
1箇所ごとの台数はわずかですが、近年急速に供給が増えつつあるので、検索してみるとたくさんありますし、どんどん増えつつあります。
料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
混雑シーズンの行楽で、早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
かつての日本の都だった京都は、他の地域には見られない網目状の一方通行道路が多く、渋滞を除いても慣れないと運転者に負担がかかる場所。
せっかくの行楽で事故を起こしてはつまらないので、余裕のある計画が肝心です。
なので、ぜひこんな記事も参考におさらいをしてからお出かけ下さい。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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