敬老の日 孫からの似顔絵や塗り絵の描き方 お母さんの上手な誘導法は?

b0346d52f3d08b4bcb39c192b7c6abdb_s

敬老の日は何を贈っても喜んでくれるので一見簡単そうですが、そこにはおじいちゃん・おばあちゃんの気遣いが含まれているので案外曲者です。
なぜなら、おじいちゃんやおばあちゃんはそんなに物に執着しないので、何をもらったかより自分のために手間をかけてくれたこと自体が嬉しいからです。

それでは、そんなおじいちゃんやおばあちゃんを本当に喜ばすためにはどんなことをすればいいのでしょうか?

スポンサーリンク

敬老の日は孫からの似顔絵がおすすめ!

物にはあまりこだわらないおじいちゃんやおばあちゃん達にとって、何をもらったかより誰が自分のためにしてくれたのかが大切なのだと思いますが、では誰が一番かというと間違いなく孫でしょう。

ただ、お孫さんが小さいうちだとなかなかできることは多くありません。何でも嬉しいとは言え、何か形にしないと始まりませんが、敬老の日に小さい子供ができることはあるのでしょうか?

以前、水曜日のダウンタウンというバラエティ番組で「小さい孫が描いた自分の似顔絵はわかるか?」という実験をしていたのですが、みなさん見事に正解をしていました。

よくピカソのようなぐちゃぐちゃの似顔絵でわかるものだと感心しましたが、やはり実の孫の絵はなんとなくわかるものなんですね。なんでもポイントは鼻の描き方・髪の分け目・色使いなんだそうです。逆に言えば幼児でもちゃんとそんなポイントを押さえて描いているというのはすごいことですよね!

話が脱線しましたが、そんなことで今年は子供に似顔絵を描いてもらって贈るのはいかがですか?自分の孫が一生懸命自分を描いてくれた似顔絵を喜ばないことはまずありえないと思いますよ!

似顔絵の描き方 お母さんの上手な誘導法は?

とはいえ、幼児に絵を描かせるのは案外むずかしいもの。自分の好きな色をぐちゃぐちゃ塗りつぶすだけで、後で何を描いたか聞いて初めてそうかとわかる感じです。
自由に描かせるならそれでもいいですが、描いてほしい対象があるとしたらどうすればその気になって描いてくれるか途方にくれます。

上手下手はともかく、幼児に楽しんで祖父母の似顔絵をお絵かきをしてもらうコツはないのでしょうか?

ほとんどの親御さんは自分には絵心なんてないと苦手意識を持っていると思います。そうすると子供のお絵かきにはどう関わっていいかわからないそうです。逆に下手でも親が自分から紙に向かって描いていると、本来絵が好きな子供は寄ってきて関心を示すそうです。
ですので、そんな取っ掛かりの作り方で子供と一緒に紙に向かうといいでしょう。

子供が絵を描いている際、言いがちだけどできれば避けたほうがいい言葉があるそうです。
それが

・自由に描いていいよ。

・上手だね!

なのです。絶対言いそうですよね。

大人は勝手に「変に縛らないで子供特有の自由な発想や想像力でのびのび描いてほしい」と思いますが、それは常識が身についていないためそう見えるだけなのです。大人でも何かをするとき「好き勝手に」といわれても困りますが、子供も一緒です。

まして「祖父母の似顔絵」というテーマが決まっていて「おじいちゃんの顔を思ったとおり自由に・・」なんて言われても手が止まってしまいます。

なので、大きく写ってる写真などはもちろん用意して「見て!おじいちゃんいい笑顔で笑ってるねえ。そうだ!今日はおじいちゃんの顔を描いてみようよ!」ときっかけを作って「おじいちゃんのお顔は何色?」「今塗ってるのは髪の毛?」「後ろは真っ白けでいいの?」などと会話をして呼び水を与えながら仕上げるといいですよ。

トイレや良し悪しのしつけは、まず基本ルールを教えたうえで自分で考えさせますよね。お絵かきも一緒で、一見矛盾するようですがある程度導きなが自由に描かせるのが一番だと思います。

大人は、「絵が苦手」=「そっくりに描けない」と思っている方がほとんどです。逆に言うと子供の描いた絵を見て「上手だね!」と褒めるのは「そっくりに描けたね!」と言っているのと同義です。

子供側もその意味を実は理解していて、「上手」と言われるとさらにそっくりに描こうと考え始めて萎縮してしまいがちなのです。ではどうすればいいかと言うと、

「○○ちゃんの描いたおじいちゃん笑ってて楽しそうでいいね!」

「○○ちゃんと絵を描くの楽しいな!」

と評価より肯定してあげること。そうすれば子供も楽しくなってのびのびと描いてくれるはずです。

なにより大切なのは、祖父母の似顔絵を子供に描かせるというより親も一緒になって楽しむという考え方です。


スポンサーリンク

敬老の日には塗り絵でも嬉しい!

子供によってはもちろん好き嫌いや得意苦手がありますから、絵を描くのがどうしても向かない子もいると思います。そんな場合は似顔絵よりは簡易的になってしまいますが、敬老の日にピッタリの絵柄の塗り絵というのはいかがですか?

「自分のために、あの子が一生懸命塗ってくれた!」と似顔絵と変わらず喜んでくれると思いますよ!

keirounurie

もちろん塗り絵は買う必要はなく、無料でダウンロードできるサイトは沢山あります!

⇒幼児の学習素材館「秋の季節・行事のぬりえ」

⇒ぬりえランド「敬老の日ぬりえ」

⇒ぬりえやさん「母の日、父の日、敬老の日に使えるぬりえ」

子供と動物のイラスト屋さん「敬老の日イラスト」

いずれもPDFでダウンロードできますので印刷するだけです。中には、定番ですがお手伝い券や肩たたき券などもありますので、メッセージを添えてあげれば下手な品物より喜ぶはず!

塗り絵でも、前述のように「おじいちゃんって何色の服をよく着てたっけ?」などとお話しながら一緒に塗ってあげてくださいね。

せっかく子供が似顔絵を描いたのだから、もう一工夫して何かにプリントしたりグッズにしたくなるのは人情です。最近はTシャツやマグカップ・バルーンとさまざまなものでオリジナルグッズが作れますよね。

でも、どうでしょうか?
前にも触れましたが、長く生きてきた人間にとっては「物」よりそこにこめられた「気持ち」が嬉しいのです。逆にせっかくの「気持ち」をまた「物」に戻してしまうのは、私はしらけ感が出る感じがします。(もちろん人それぞれだし、カップになっても大喜びだとは思いますが・・)

こういう気持ちは日用品になって使わずに置かれるより、紙のまま何かの空き箱の中に入れて大事に机の引き出しにしまわれるほうがしっくり来るような気がしませんか?

ということで、一番いいのは会って孫から手渡ししてあげることですが、遠方でやむなく送るなら折ったり痛んだりせずに似顔絵を送るにはどうしたらいいか紹介しますね。

どんなサイズの紙に描いたかにもよりますが、画用紙大(八つ切り254×304.8mm)と想定すると

郵便局の定形外郵便~1辺が最大で60cm以内
          でタテヨコ高さ合計が
          90cm以内で4kg以内

が条件には合っているので、ダンボールなどの型紙ではさんで「折り曲げ厳禁」と赤ででも書いて送ればOKです。料金は100g以内なら140円です。

丸めてしまいますが、100均などでも売っているクラフト紙でできた丸筒を買ってくればやはり定形外郵便で送れます。重さはわかりませんが、仮に250g以内としても250円ですから手ごろです。このほうがおじいちゃんが保管するのに便利かもしれませんね。
  

まとめ

孫がどんなことをしてくれても全て嬉しくてたまらないのが祖父母の習性です。まして手を汚して自分のために描いてくれたものだったら、どんな高価な靴や財布とも比べようがないことでしょう!

また、一緒に子供とお絵かきするという機会も貴重なものだと思います。今年の敬老の日に、是非おススメです!!

⇒記事一覧はコチラ

スポンサーリンク
関連コンテンツ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。