明治神宮や成田山新勝寺とともに関東を代表する初詣スポットが、厄除けのお大師さま「川崎大師」。
毎年300万人もの参拝者が詰めかける、護摩祈祷で篤い信仰を集める真言宗の寺院です。
ただ、三が日を中心に入場規制がかかるほど人でごった返すので、車で行く際は駐車場が気がかりでは?
そこで、川崎大師周辺の駐車場事情についておさらいしてみましょう。
Photo by Haya_BS
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
川崎大師の駐車場の料金や混雑は?
<基本情報>
名称:川崎大師 平間寺
住所:神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
TEL:044-266-3420
拝観料:境内無料(祈祷別途)
休観日:無休
大本堂開扉時間:
4月~9月 5:30~18:00
10月~3月 6:00~17:30
※21日は5:30~17:30 正月時期変動あり
公式ホームページ:http://kawasakidaishi.com/index.html
初詣慣習の発祥になった寺社とも言われる、厄除け大師として名高い「川崎大師」。
当然、あらゆる厄除け祈祷でご利益を授ける寺院なので、自動車安全祈願をする寺域も設けており、そこが駐車場も兼ねています。
その駐車エリアが以下の場所。※緑の「P」アイコン
<川崎大師自動車交通安全祈梼殿>
住所:川崎区大師河原1-1-1
TEL: 044-288-2441
駐車台数:普通車700台
利用時間:午前8時~午後5時
※12/31は終日・1/1~/31は状況により利用時間変更あり
駐車料金:無料
祈祷料:1台5000円(希望により)
ご覧のように川崎大師本社とは1km弱・徒歩で15分ほど離れた立地で、首都高速・大師ICを降りるとすぐ見える祈祷殿を目指せば迷いません。※右折不可
本殿までは、参道や仲見世通りを辿りながら楽しく向かえるので、離れていてもさほど心配はないはずです。
駐車料は無料ですし、700台というキャパシティがあるので、年末年始など参拝のトップシーズンでない限り、この駐車場一択でいいでしょう。
なお、せっかくなのでと車の祈祷を受けたい方は、1日に約14回程度(時期による)行われるお祓い各回の5分前までが申込むタイミングになります。
ただやはり問題なのは、年末年始やイベントなど混雑が激しい時期。
首都高速が接続する国道409号は、無料駐車場を中心に渋滞が必至で、1時間待ちはザラになります。
この駐車場を利用するなら、最低でも開場を待って入庫できるくらいの早い時間の到着する必要があるでしょう。
ちなみに混雑のピークは、大晦日の午後11頃~元日の深夜3時頃や元日の日中。
場合によっては、有料のコインパーキングをあたったほうがいい場合もあります。
川崎大師周辺の駐車場の料金や混雑は?
ただ代替え案と言っても、混雑時には必ず駐められるわけではありません。
周辺には比較的駐車場の数は豊富ですが、小さいところがほとんどなので、タイミングではどこも満車ということも十分あります。
また、例えば年末年始には、マップで示したような歩行者専用規制がかかるので、渋滞待ち地点から、他のコインパーキングへのアクセスも困難になります。
特に川崎大師周辺は、一方通行で道も細く、人通りも多くなるので運転も大変。
やはり早めの予定・行動が必須ですし、時間帯によっては最初から南側からのアクセスを検討するなど、工夫も必要でしょう。
そこで、川崎大師の周辺のパーキングリストは以下になります。※紫のアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
寺院から700m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(黄色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
満空情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
先程もふれた通り、川崎大師周辺に大きなパーキングはほとんどありません。
相場的には、1時間あたりで300円程度(平均311円)、日中最大の平均が985円なので、それほど割高感はありません。
但し、年末年始の一定期間に関しては別で、ほとんどのパーキングが打止め料金なしの一律1時間1000円になるので、注意して下さい。※表参照
期間もまちまちですし、上記リストに記載がなくても変わっている可能性があるので、くれぐれも確かめた上で利用すること。
祈祷や参拝自体は20~30分でも、寺や周辺はかなりの人出で行列ができますし、食事や仲見世通りを散策すれば2~3時間はあっという間。
駐車コストも特別料金では3000円以上かかることも考えれば、やはり車で行く人は早めに行って、無料駐車場に駐めてしまうのがベストと言えます。
また、川崎駅などの周辺に駐車場がたくさんある駅付近に駐めて、電車で向かうパーク&ライドも混雑が避けられ、かえってコストも安くつくことがあるので、考えてみるといいでしょう。
「川崎駅の駐車場で料金が安い周辺のおすすめマップガイド&全リスト! 」
川崎大師周辺の駐車場で安いおすすめや予約できるのは?
前述のように、年末年始は高めの一律料金でおすすめしにくいですが、普段時期に行く場合なら近くで安く駐めたい場合もあるでしょう。
専用駐車場は無料なのがメリットですが、距離を考えると年配者や小さい子供を連れていると大変です。
先程もふれた通り、周辺パーキングの日中最大料金の相場はだいたい1000円程度。
その中で、なるべく安く済むパーキングを拾ってみると、
25.ナビパーク観音第2(8台/24時間最大700円)
30.タイムズ川崎大師駅前(8台/24時間最大600円)
31.フラワーパーク台町(3台/24時間最大700円)
33.川中島東都パーク(3台/24時間最大700円)
34.システムパーク川崎区台町(8台/24時間最大500円/700円)※車室による
40.リパーク川崎観音2丁目(5台/08:00-22:00以内 最大700円)
50.川崎大師前駐車場(約30台/08:00-18:00 1回500円)
なら、千円をだいぶ切るパーキング。
また、仮に混雑日に空きを探すなら、51・52・53などイオンの大きな駐車場をあたってみたり、国道132号線沿いまで足を伸ばすのも有効です。
ちなみに、時間料金が格安のコインパーキングも、リストにマーキングしておいたので、参考にしてみて下さい。
普段日の昼間の参拝なら、
45.大師公園有料駐車場(58台/2時間400円・以降30分50円)
などは、大山門や仲見世通りも近く、料金もちょうどいい区切り方で手頃なのでイチオシと言えます。
また、最近広まりつつある予約できる駐車スペースを利用するのも、ひとつの手。
まだ川崎大師の周辺では豊富とは言えませんが、近年急速に普及しつつあるので、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
まとめ
一般的なお祓いは事前予約などで敷居が高いですが、川崎大師の護摩祈祷は大勢の参拝客を対象とするので、受付や流れもシステマチック。
混雑を別にすれば、かえってお祓いを気軽に受けることができる寺院と言えます。
ちなみに初穂料は5000円から。
お祓いも20~30分程度で終了するので、よほど混み合っていなければ、御利益ある護摩祈祷を受けるいい機会です。
そんな川崎大師に訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
⇒記事一覧はコチラ