言わずと知れた「歌劇の街」として知られる「宝塚市」。
宝塚歌劇団の本拠地であると同時に、神戸や大阪にもアクセスがよく、閑静な高級ベッドタウンとしても人気です。
歌劇場に合わせて整備されたお洒落で華やかさにあふれた市街地は、観劇ファンを中心に賑わうため、車で行く際は駐車場が見つかるかが心配です。
そこで、宝塚周辺の駐車場事情について、おさらいしてみましょう。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
宝塚駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
六甲・長尾山系を背負い、武庫川の流れに抱かれた「歌劇と温泉のまち」宝塚市。
歌劇のみならず、映画やレジャーなど阪急東宝の娯楽文化拠点として発展し、人気の温泉地であることも手伝って年間1000万人近い観光客が訪れます。
デッキで結ばれた阪急・JR両駅の周辺には「ソリオ宝塚」を中心にお洒落な店舗も多く、週末を中心に宝塚ファンなどで大賑わいです。
ただ、唯一の主要道路である国道176号は渋滞が多く、朝夕や週末には大変混みあう駅周辺の市街地。
なので、車で行く方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてないでしょう。
そこで、宝塚駅周辺のパーキング一覧は以下のとおりになります。
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(黄色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
満空情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
ご覧のように、約1kmほど離れた宝塚大劇場周辺まで含めれば駐車場はそこそこあるものの、駅周辺に限れば、それほど多いわけではありません。
特にJR駅の北側は商店街はありますが、駐車場はあまり見当たりません。
料金的には、比較的手頃といえるエリア。
1時間あたりは200~300円(平均274円)ですし、日中の最大料金も平均853円で千円を切ります。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり過ごす際の、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
14.リパーク西宮生瀬東町(8台/24時間最大600円)
18.タイムズ生瀬東町(7台/24時間最大500円)
が、このエリアでは格安のパーキング。
台数が少なめなので、空き情報を確認しながら利用するといいでしょう。
また、神戸や大阪にもアクセスがいいエリアなので、電車やバスで出かけて泊まりで駐めたいケースもあると思いますが、そんな際も上記の18は48時間(1泊2日程度)までは駐められるパーキングです。
さらに、
16.リパーク 宝塚御殿山2丁目(5台/24時間最大700円)
17.リパーク宝塚御殿山2丁目第2(5台/24時間最大700円)
なら、駅までは少し歩きますが、最長7日間(※事前相談要)まで駐車可能です。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
宝塚駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打止め料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり、周辺相場は1時間換算で300円程度。
ただ、前述のように上限500円程度のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
11.システムパークK宝塚栄町(4台/終日60分100円)
22.システムパーク栄町1丁目(3台/終日60分100円)
が、この地域では最安に1時間100円のパーキング。
ただ、キャパシティは心もとないので、駅周辺では1時間換算で200円程度は良しとして駐めてしまったほうがいいでしょう。
ちなみに、
20.ソリオ第四駐車場(150台/入庫後30分無料)
が、唯一の無料時間を設けているパーキングなので、ちょっとした送迎や買物にはうまく活用したい施設と言えます。
宝塚大劇場の駐車場の混雑や安い料金は?
では、宝塚大劇場の駐車場事情に関してはどうでしょうか。
もちろん、大劇場専用の駐車場は設けられていますが、最近少し変更があったので注意して下さい。
もともと宝塚西口駅前にあった宝塚ホテルが劇場の西隣の移転するためで、これまでメインだった大劇場西駐車場は閉鎖になります。
その代わり新たに国道176号沿いに「北駐車場」が設置され、宝塚大劇場の駐車場は以下の通りになります。
23.宝塚大劇場中央駐車場
収容台数:35台
利用時間:8:00-19:00(出庫22時まで)
駐車料金:1日1000円(普通車)
25.宝塚大劇場北駐車場
収容台数:600台
利用時間:8時~24時(24時間出庫可)
駐車料金:20分200円/1日最大1000円(普通車)
収納台数もこれまでの西駐車場(300台)から倍になりますし、劇場へのアプローチもスムーズなので問題はないでしょう。
中央駐車場に関しては、収容台数も少なく劇場へもすぐなので、9時過ぎには満車のことが多く、早めに来ないと駐車は難しそうです。
仮に11時開演として、8時~9時到着でなんとか駐められるかどうかという様子です。
北駐車場はこれまでよりキャパシティも増えて利用条件は良くなりましたが、タイミングによっては満車の可能性もあります。
例えば、午後公演の観劇の際にまだ午前公演の客が帰らない早めに着いてしまった時や、貸し切りの午後公演に余裕を持って到着したバスに専有されたりするケースです。
特に土日には来場客も増え顕著になるので、公演スケジュールを確認しながら来場時間を考慮してみて下さい。
当然満車時などには、周辺コインパーキングを探すようになりますし、場合によっては料金的にも周辺で駐めたほうが安くあがることもあります。
そこで、以下が宝塚大劇場周辺のパーキング一覧になります。
劇場から500m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
表の見方や注意点は先程と同様です。
公演時間は、だいたい休憩込みで3時間程度。
ただ、駐車代が気になるとせっかくの公演をゆっくり鑑賞できませんし、料金相場的にも上限料金があるパーキングがおすすめになります。
そこで、打止め料金が手頃なところを拾ってみると、
<平日のみ>
27.タイムズ宝塚歌劇場前(17台/月-金 当日最大600円)
28.リパーク宝塚栄町1丁目(14台/月-金 24時間最大600円)
<平日・休日とも>
37.システムパーク南口1丁目(12台/07:00-21:00 最大¥600)
39.リパーク宝塚宮の町第2(15台/24時間最大600円)
40.システムパーク宮の町(5台/24時間最大600円)
が、ワンコインちょっとで収まるところ。
公式駐車場の1日1000円より手頃な最大料金のところは多いので、少しの移動が苦にならなければ、周辺駐車場は節約になります。
混み合う日なら、
20.ソリオ第四駐車場(150台/06:00-翌01:30 最大1000円)
32.タイムズニトリ宝塚歌劇場前店(195台/月-金 当日最大¥700)※平日のみ
などの、キャパシティのあるところを覗いてみるといいでしょう。
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
混雑しやすい観光地周辺では今や一般的になりましたが、イベント会場周辺でも最適の選択肢と言えます。
まだ宝塚エリアでは豊富とは言えませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、出し入れが自由な上に料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
例えば早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
宝塚は、奥深い渓谷の秘湯から街中の日帰り温浴まで、幅広い楽しみ方が可能な温泉地域です。
特に、宝塚大劇場からもすぐの武庫川沿いの温泉地区は、銀宝・金宝ふたつの泉質湯の入り比べが手軽にできるエリア。
立ち寄り湯も可能なので、観劇と合わせて楽しむのもオススメです。
そんな、歌劇鑑賞や温泉浴を楽しむ際にも、記事が参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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