日立製作所の企業城下町として発展し、関連企業従事者も多く暮らす工業都市「ひたちなか市」。
県庁所在市・水戸にも隣接し、そのベッドタウンの機能も併せ持ちます。
その中心駅「勝田駅」は、四季折々の花木があふれる大人気スポット「ひたち海浜公園」の最寄駅として多くの観光客でも賑わいますが、周辺に車で行く際は駐車場のことが心配です。
そこで、勝田駅周辺の駐車場事情について、おさらいしてみましょう。
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また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
勝田駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
新鮮な海の幸や四季の花木が自慢の、豊かな海浜環境に包まれた茨城北東部の街「ひたちなか市」。
全常磐特急が停車する勝田駅や高速道ICを複数持つことから、都心からのアクセスも良好。
工業都市でありながら、「ひたち海浜公園」や「那珂湊おさかな市場」など見所スポットを日帰りで楽しめる観光都市でもあります。
日立グループ工場や住宅に囲まれた勝田駅周辺は、東側に商店街や行政機関が集まる便利な市街地。
ただ、普段の週末も商業市場を目当に多くの観光客が詰めかけますが、さらに海浜公園でネモフィラが見頃のGW時や音楽イベント「ロックインジャパン」開催時などはさらに大混雑。
勝田駅からはシャトルバスも行き来するので、駅周辺も人でごった返します。
なので、車で行く方は混雑時も含めて駐車場事情をおさらいしておくとあわてないでしょう。
そこで、勝田駅周辺のパーキング一覧は以下のとおりになります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(黄色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
満空情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
ご覧のように、日立製作所や自衛隊駐屯地が占める西南側はもちろん駐車場はなく、全体的にも駅東口周辺を離れると、郊外店舗はあってもコインパーキングはあまりありません。
ただ、海浜公園が賑わう時期以外なら、駅周辺で駐車場探しに苦労しない程度にはリソースはあります。
料金的には、とても手頃な相場エリア。
1時間あたりではほぼ100円(平均133円)ですし、日中最大でも平均608円とワンコインに迫ります。
そこで、車を置いての鉄道利用や観光する際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
5.タウンパーク勝田泉町No.2(5台/05:00-19:00 最大¥300)
8.ザ・パーク勝田泉町第3(25台/06:00-18:00 最大¥300)
9.タウンパーク勝田泉町No.3(6台/06:00-19:00 最大¥300)
11.ザ・パーク勝田泉町第4(12台/06:00-18:00 最大¥300)
14.ザ・パーク勝田泉町第5(7台/06:00-18:00 最大¥300)
16.タウンパーク勝田泉町(8台/06:00-19:00 最大¥300)
22.ザ・パーク勝田泉町第1(9台/06:00-18:00 最大¥300)
25.ファーストパーク勝田泉町第1(20台/06:00-18:00 最大¥300)
が、いずれも300円という格安ぶりのパーキング。
例えばロックフェスに終演までいると、移動も含めて時間が過ぎてしまいますが、それ以降も30分100円程度なので、大怪我してしまうことはありません。
ただ、そんなハイシーズンには早い時間に入庫する必要はあるでしょう。
勝田駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打止め料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で100円程度。
ただ、前述のように上限300円程度のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、リスト中の3分の2が1時間あたり100円のパーキング。
相場自体が十分格安なので、残念ながらそれ以下を望むのは贅沢と言えるかもしれません。
なので100円程度を良しと考え、目的場所近くで駐めるのが賢明でしょう。
ただおすすめは、何と言っても、
1.市営勝田駅東口南駐車場(219台/06:00-18:00 1時間以内¥100以降30分毎¥50)※30分以内無料
駅近・台数豊富の上、30分以内で用事を済ませば駐車料金はかかりません。
なお、勝田駅周辺には買物利用による割引がある施設はあまりありませんが、
18.タイムズMEGAドン・キホーテ勝田店平面(171台/終日60分200円)
21.タイムズMEGAドン・キホーテ勝田店本館(376台/09:00-23:00 60分¥200)
は、金額指定のない利用で90分無料になる駐車場。
キャパシティも頼もしく、無駄のない買物ができれば駐車コスト節約に活用できるはずです。
なお、勝田駅での送り迎えの際の自動車整理場に当たるのは、
3.勝田駅東口広場駐車場(14台/最初の30分無料)
4.勝田駅西口広場駐車場(17台/最初の30分無料)
が、駅両側に設けられています。
台数はわずかながら、30分無料時間を利用して送迎用として便利に使えるでしょう。
勝田駅の駐車場で泊りや予約ができるのは?
最後に、都心へのアクセスも便利な駅なので、泊まりで仕事や旅行に出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
勝田駅には列車利用で割り引かれるパークライド駐車場はありませんが、一般的なコインパーキングでも、繰り返しOKな1日上限料金があれば、手頃に日をまたぐ駐車が可能です。
条件に合うパーキングで、なるべく手頃に長く駐められるところを挙げると、
27.ファーストパークひたちなか元町第1(20台/24時間最大¥600)
は、あまり長期の場合は確認した方がいいですが、繰り返し適用がOKなパーキング。
さらに、
12.タウンパーク勝田泉町No.4(9台/24時間毎500円)
17.タウンパーク勝田中央(7台/24時間毎600円)
なら、最大5回まで繰り返し適用してくれる駐車場です。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
また、最近広まりつつある予約できる駐車スペースを利用するのも、ひとつの手。
例えばリスト中の以下は、そんな予約可能なスペースです。
30.東大島1丁目25 akippa駐車場(2台/利用時間0:00-23:59/1日500-600円)※要確認
ロッキンジャパンに参加するために利用しました。とても分かりやすく勝田駅の行き道にコンビニもあるので便利です。オススメします。
勝田駅の周辺にはまだあまり多くはありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、出し入れが自由な上に料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
例えば早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
記事でもふれた通り、勝田駅周辺が最も賑わうのが、「国営ひたち海浜公園」で四季の花木の時期やイベント開催時。
春のコキア・秋のネモフィラが見頃を迎えたり、音楽の祭典「ロックイン・ジャパンフェスティバル」開催の夏には、バスも発着する最寄の勝田駅周辺は人でごった返します。
公園にはもちろん駐車場はありますが満車になるのも早いので、駅周辺に駐めるのも選択肢のひとつ。
そんな行楽シーズンにひたちなか市に行く際に、記事が参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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