江戸時代、徳川幕府の直轄地(天領)として、豊かな物資や文化を享受して栄えた「倉敷市」。
往時の風情ある面影を今に伝える「倉敷美観地区」が人気の、観光の町としても知られます。
倉敷市で唯一新幹線が発着する新倉敷駅の周辺も、昭和や大正の面影を残す街並みや新興住宅地などが広がり、人が多く行き交うエリア。
そこで、新倉敷駅の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
新倉敷駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは？
中国地方で3番目、岡山県でも2番目を人口を擁する中核都市であり、なんと言っても白壁の街並みスポットとして高い人気を誇る｢倉敷美観地区｣を有する倉敷市。
新幹線が乗入れ、倉敷市の西の玄関口を担う新倉敷駅は、付近にも国道2号や山陽道玉島ICをかかえ、近年の再開発により岡山市や大阪へも便利な住宅エリアとしても人気です。
駅周辺には多くのスーパーや外食店など商業店舗、金融機関も集まり、不便を感じない市街地。
また少し足を伸ばせば、昭和のレトロな趣きを残す港町・玉島エリアが倉敷新名所として人気の観光エリアでもあります。
ただ、国道2号線バイパスが真ん中を貫く市街地は朝夕には渋滞が慢性的で、道も狭く入り組んでいるので運転が大変。
車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が新倉敷駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント！
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利！
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5～600ｍ前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように駐車場の数は少なく、特に北側は整備された幹線道(60号)はあるものの区画整理は進んでおらず、パーキングも数えるほどです。
新幹線乗入れの駅周辺には長時間利用に適した日極め駐車場が多いですが、この新倉敷駅周辺も同様で、リスト中半数は時間料金がありません。
地域の方が土地を開放している日貸しスペースは探せば他にもあると思われ、駐車場数は少なめながら、6(120台)や7(200台)などを筆頭に50台以上収容する駐車場が多いので、不足感は感じません。
また買物でも、2号線沿いを中心に立地する店舗にはいずれも利用者無料の駐車場があるので、不便感もありません。
料金的には手頃な地域で、1時間あたりでほぼ200円(平均156円)、日中の打ち止め料金も平均611円と利用しやすい相場エリア。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
10.スペースECO新倉敷駅前第2（17台/24時間まで500円）
11.スペースECO新倉敷駅前（11台/24時間まで400円）
12.新倉敷駅前駐車場（65台/1日500円）
13.長尾駐車場（約60台/1日500円）
14.井上パーキング（50台/1日500円）
15.日極め駐車場（26台/1日450円）
なら、ワンコイン以下で駐めておけるパーキング。
いずれも駅に比較的近く料金も手頃なので、2～3時間程度の用足しでも、時間を気にせず駐めておけるので便利です。
新倉敷駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは？
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
１時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で200円弱。
ただ、前述のように上限で500円以内のところもあるので、2～3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
2.新倉敷駅北交通広場自家用車整理場（12台/60分100円）
3.リパーク新倉敷駅北口（18台/終日40分100円）
7.オカノ（200台/06:00-23:30 1時間100円）
8.末ヒロ駐車場（51台/1時間100円）
は、1時間換算で100～150円のパーキング。
また、上記の2や
17.駅前自家用車駐車場（約20台/20分無料）
などは、駅前での送迎や待ち合わせに利用できる無料時間がある駐車場なので、そんな際に活用下さい。
新倉敷駅の駐車場で泊りや連泊・予約ができるのは？
最後に新幹線利用で、泊まりの仕事や旅行に出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
一般的に、新幹線や特急が乗り入れる駅周辺には、鉄道利用を条件に手頃な料金で駐め置けるパークライド駐車場がありますが、この新倉敷駅では以下がそれに当たります。
16.新倉敷駅パーク＆ライド駐車場（台数情報なし/指定列車利用で3日間無料）
新幹線を使って、新倉敷駅～東京/品川/新横浜駅を下車せず往復利用した客対象に3日間無料になる駐車場です。
切符購入時に発行される利用券をダッシュボード等に置いておけばいいだけなので、世話もいらず無料利用できます。
3日以降は1日1030円と周辺相場より高くなるので、やはり3日以内の旅程が最適でしょう。
⇒詳細ページ
もし新幹線などを使わない泊りなら、先程も挙げた
10.スペースECO新倉敷駅前第2（17台/24時間まで500円）
11.スペースECO新倉敷駅前（11台/24時間まで400円）
12.新倉敷駅前駐車場（65台/1日500円）
13.長尾駐車場（約60台/1日500円）
14.井上パーキング（50台/1日500円）
15.日極め駐車場（26台/1日450円）
などが手頃。
このうち10・11などは、
Q.2日以上利用したい
連続のご利用も可能です。精算額は、1日料金×日数分になりますが一部異なる駐車場もあります。現地の料金看板にてご確認をお願いいたします。
⇒スペース24（スペースECO/チケパ）｢よくあるご質問｣より
なので、一応確認下さい。
また12～15なども、利用条件が不明な点もあるのでよく確認して利用下さい。
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
まだ新倉敷駅の周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
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まとめ
美観地区が有名な倉敷ですが、新倉敷駅から南へ2kmほど先にある玉島町並み保存地区も、大正ロマンを感じさせる建物や昭和レトロな商店街など、引けを取らない水辺の歴史景観を誇ります。※マップ参照
かつて港町の潮止堤防の上に築かれた問屋街として栄え、本瓦葺き切り妻造りの商家や重厚な造りの土蔵など、往時の風情があふれた町並み。
また、｢ALWAYS三丁目の夕日｣のロケ地にもなった｢通町商店街｣や古い銀行など、大正・昭和にタイムスリップしたかのようなレトロスポットも集まります。
駐車場は19(14台)などもありますが少なめなので、新倉敷駅前から10分程度のバスもおすすめ。
そんな倉敷のもうひとつの新名所を訪れる際にも、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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