明治期よりの入植・開拓以来、その雄大な風土を活かした農産物の集散基地として日本の食を支える十勝・帯広エリア。
ブランド力あるグルメ特産や温泉・ばんえい競馬など、見どころが尽きない人気の観光都市でもあります。
その代表駅で特急など全列車が停車する帯広駅は、その周辺も宿泊・商業施設が集まる玄関口として賑わいます。
そこで、帯広駅周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
帯広駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは？
道内第2位の広大な十勝平野のもと、その恵まれた自然が育む一大農産・酪農地帯として知られる帯広市。
産業・経済・文化・行政など都市機能が集積する、北海道東部の中心たる中核都市の役割を担います。
また、十勝ワインや十勝牛など名高い名産グルメでも人気であり、富良野、釧路などへもアクセスしやすい北海道観光の定番エリア。
特に帯広空港もほど近いJR帯広駅は、始発終着する特急｢スーパーとかち」をはじめ、｢スーパーおおぞら｣などあらゆる営業列車が停車し、鉄路の玄関駅として賑わいます。
その周辺も、公共・医療機関や宿泊施設、七夕まつりで有名は広小路などの活気ある商店繁華街が広がる十勝地域の中心街です。
ただ、車が移動の足として基本のため無料駐車施設が多い地域にあって、駅周辺はさすがにほとんどが有料スペース。
また、碁盤上に整備された市街地に対して瀬室本線が斜めに敷設されているので、慣れないと間隔が掴みづらい駅周辺なので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が帯広駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント！
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利！
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5～600ｍ前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、繁華エリアは駅北口側に集中し、公園や大学へのアクセス口の南側に純粋なコインパーキングは2箇所(2.6)だけ。
長崎屋帯広店や少し郊外のイオン帯広店など、利用客無料の大きなスペースはありますが、買物などがない場合は、探しづらい側になります。
対して北口側は、最近老朽化を理由に帯広中央駐車場、帯広中央第二駐車場が廃止され(H26/3)、500台近いスペースがなくなったのは残念ですが、それでも道内市街地としては豊富な方。
駅近の市営スペース1.帯広市帯広駅北地下駐車場(200台)やメイン商業施設18.藤丸百貨店地下駐車場(250台)を中心に、リソースは不足感がありません。
料金的には、一般的な相場からすれば手頃ではありますが、地域性を考えると負担感があるでしょうか？
1時間あたりでほぼ200円(平均188円)、日中の打ち止め料金も平均625円と標準的ではあります。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
5.システムパーク西3条南10丁目第2（15台/08:00-16:00 最大料金￥500）
8.くるまちゃんパーキング（32台/8:00-15:00 最大料金￥500）
11.タイムズ帯広大通南１０（9台/00:00-17:00 最大料金￥500）
13.タイムズ帯広西１南９（35台/00:00-17:00 最大料金￥500）
14.タイムズ帯広大通南９（15台/00:00-17:00 最大料金￥300）
21.システムパーク西2条南7丁目（9台/24時間最大500円）
が、ワンコインで駐めておけるパーキング。
タイムズなどは空き情報もわかるので利用しやすいですし、特に地域最安の14は空いていたら利用したいところ。
ただ、21以外は料金区切りが比較的早い時間帯なので注意下さい。
帯広駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは？
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
１時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で2000円程度。
ただ、前述のように上限で500円程度のところもあるので、2～3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
5.システムパーク西3条南10丁目第2（15台/08:00-16:00 60分100円）
8.くるまちゃんパーキング（32台/08:00-15:00 1時間100円）
13.タイムズ帯広西１南９（35台/00:00-17:00 60分100円）
14.タイムズ帯広大通南９（15台/00:00-17:00 60分100円）
なら、1時間100円で利用できるパーキング。
ほぼ、前述の打止め料金が手頃なところがここでも並ぶので、やはり料金体系が変わる区切り時間に注意下さい。
ちなみに、駅周辺での送迎や待合せに利用できる無料スペースとしては、
1.帯広市帯広駅北地下駐車場（200台/最初30分無料）
2.帯広市帯広駅南駐車場（25台/最初30分無料）
が便利です。
また、休日などの閉庁日に限ってですが、
25.帯広市役所南側来庁者用駐車場（218台/休日 8:30-22:00無料）
が、駅までは少し距離がありますが、活用できる場面があるでしょう。
帯広駅の駐車場で泊りや連泊・予約ができるのは？
最後に、道内は広域移動の場合も多く、特急も停車する駅なので、仕事や旅行に泊まりで出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
一般的に、新幹線や特急が乗り入れる駅周辺には、鉄道利用を条件に手頃な料金で駐め置けるパークライド駐車場がありますが、この帯広駅では以下がそれに当たります。
6.帯広駅イースト駐車場（50台/特急利用客1日300円）
22.帯広駅パーク＆トレイン北側駐車場（170台/特急利用客1日300円）
23.帯広駅パーク＆トレイン中央駐車場（46台/特急利用客1日300円）
往復特急列車利用客で帯広駅・近隣駅から乗車した方対象のJR制度で、最長7日間(※事前相談要)まで利用可能なので、当てはまる方は最安値で駐めておけます。
空き状況も事前にわかるので、特急利用の多い方は覚えておきたいスペースです。
もし特急などを使わない泊り駐車なら、
17.タイムズ帯広西１南８（15台/24時間最大700円）
20.タイムズ帯広西１南８第２（23台/24時間最大600円）
は、48時間(1泊2日程度)までは駐められるパーキング。
21.システムパーク西2条南7丁目（9台/24時間毎500円）
も、限度回数は確認した方がいいですが、繰り返し適用OKで謳っているパーキングです。
日数に応じて、長期出張や旅行の際に覚えておくと便利でしょう。
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
まだ帯広駅周辺ではほとんどありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
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まとめ
農業畜産王国の帯広で、最も有名なのがこの地発祥の名物豚丼で、市内各所には何軒もの人気店が軒を連ねます。
特にその豚丼をはじめ、十勝ならではの食材を使ったメニューが楽しめる｢北の屋台｣は、ばんえい競馬と並んで帯広駅周辺の新たなスポットとして人気です。
そんな広大な自然に包まれたグルメの宝庫でもある帯広を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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