かつて陸奥地方統括の拠点・奥州探題が置かれ、豊富な泉質から東の横綱にも輝く鳴子温泉郷も抱える宮城県・大崎市。
伊達家城下町としても栄え、その市街地は宮城北部の経済中心地でもあるエリアです。
東北新幹線をはじめ主要鉄道やバス交通の要衝でもある古川駅は、その玄関口として賑わう主要駅。
そこで、古川駅周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by Furukawa-stn.JPG / CC表示-継承3.0
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
古川駅の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
奥羽山脈から注ぐ豊かな河川と肥沃な大地が生む、四季の食材や天然資源・風土文化にあふれる宝の都・大崎。
東北の地を司ってきたさまざまな歴史と伝統文化を受け継ぎ、宮城第2位を誇る市域北部には名湯・鳴子温泉挟を有する観光都市でもあります。
最近では、行政を中心にさまざまな支援事業が実を結ぶ、人気の居住・定住エリア。
ササニシキ発祥の地でもある古川地区には新幹線玄関口・古川駅を囲む市の中心エリアが広がり、広域移動客の足として多くの人も行き交う市街地です。
近年の再開発で複合施設型シネマコンプレックス「リオーネ古川」や大型商業施設「イオン古川店」なども賑わう繁華エリア。
ただ、車移動が中心の地域性であり、震災後の道路インフラの整備が進むなか、昔ながらの街並みも駅前に見かけられ、道路も狭いのが難点。
交通量もそれなりにあるの神経を使いますし、駐車場軒数も決して多いとは言えないので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が古川駅周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
古川駅から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、再開発が進む駅西側を中心に駐車場が集まり、東側にはコインパーキングはほとんどありません。
ただ、この地域の核となる1.パラカ古川駅前(377台)や、買物・生活利用の中心になる10.イオン古川店駐車場(1800台)はこちら側になりますし、全体としても軒数はそれほどではありませんが、収容力に優れたところが多いので不足感はありません。
また、利用する施設に無料駐車場がある場合がほとんどであり、駐車に苦労することは少ない印象です。
料金的にも、1時間あたりでほぼ200円(平均184円)、日中の打ち止め料金も平均448円とまあまあ手頃。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
4.ダイヤパーク古川駅東(約20台/24時間まで300円)※前払式・軽小型専用
9.リパーク古川駅前大通4丁目(12台/08:00-17:00 最大料金300円)
20.ニッシンパーク古川駅前第3(台数情報なし/08:00-20:00 最大料金300円)
が、ワンコインを切る割安パーキング。
ただ、上限がある駐車場のほとんどは500円以内であり、無理に遠いところに駐めるのなら、目的地近くで駐めたほうが世話がない気もします。
古川駅の駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で200円弱。
ただ、前述のように上限で500円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
8.NPC24H古川駅前(42台/終日60分100円)
9.リパーク古川駅前大通4丁目(12台/終日60分100円)
11.プエルタ駐車場(123台/終日1時間100円)
13.パーキング101(約50台/終日60分100円)
18.ニッシンパーク古川駅前第1(台数情報なし/08:00-20:00 60分100円)
19.ニッシンパーク古川駅前第2(26台/08:00-20:00 60分100円)
20.ニッシンパーク古川駅前第3(台数情報なし/08:00-20:00 60分100円)
21.東昭駐車場(102台/終日1時間100円)
が、1時間で100円のパーキング。
また、最初の時間帯に無料時間があるのが、
2.リパーク古川駅ピボット(43台/最初30分無料)
10.リパーク東北銀行古川支店(6台/最初30分無料)
14.リオーネふるかわ駐車場(約300台/最初1時間無料)
15.リオーネふるかわ第2駐車場(66台/最初1時間無料)
16.大崎市営駐車場(駅北側)(40台/最初30分無料)
17.大崎市営駐車場(駅南側)(29台/最初30分無料)
送迎や待合せ・買物や用達しなどに活用ください。
古川駅の駐車場で泊りや連泊・予約ができるのは?
最後に、古川駅は新幹線乗車駅なので、仕事や旅行に泊まりで出かけるケースもあると思いますが、そんな際に適したところをみてみましょう。
古川駅には、中里口前に列車利用で割り引かれるパークライド駐車場があったという情報はあるものの、詳細の確認には至りませんでした。
ただ一般的なコインパーキングでも、24時間で繰り返しOKな打ち止め料金があれば、手頃に日をまたぐ駐車が可能であり、条件に合うパーキングでなるべく手頃に長く駐められるところを挙げると、
8.NPC24H古川駅前(42台/24時間毎400円)
は、あまり長期間の際は確認要ですが、連続して最大料金が適用されるパーキング。⇒詳細ページ
また、
1.パラカ古川駅前(377台/24時間最大500円)
は、連続10回まで最大料金が繰り返されるので、長期出張や旅行に便利なところ。
収容力や駅前の立地を考えると、ここが最も利便性が高くおすすめです。
日数に応じて、上記を中心に覚えておくと便利でしょう。
また、最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきており、まだ古川駅周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
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まとめ
なんと言っても大崎市で観光の見どころと言えば、記事でもふれた鳴子地区。
古くから湯治場として、日本で11ある泉質のうち9種湯巡りが楽しめる温泉郷や、大谷川が刻んだ深さ100メートルにおよぶ大峡谷の景勝が圧巻の観光エリアです。
特に紅葉におおわれる秋季が人気で、普段無料の鳴子峡中山平側駐車場は有料になり、アクセスルートの国道47号も渋滞が激しくなります。
そんな混雑シーズンには、古川駅からJR陸羽東線で向かうのも安心なアクセス方法になるので、記事も参考にお出掛けください。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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