京都の桜 おすすめの穴場撮影スポット|北区編③|正伝寺・常照寺・大宮交通公園

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寒さも緩みはじめ、いよいよ待ちに待った春のお花見シーズンが到来します!

鮮烈な色合いの紅葉も似合う京都ですが、寺社仏閣に可憐な桜が咲く様子も絵になります。

そこで、カメラを手に暖かくなった京都へ、日本の象徴とも言える桜とお寺のベストショットを撮りに出かけてみませんか?

今回は、そんな京都の北区で、花見の穴場撮影スポットを紹介しましょう。

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※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させ、目的の地区にチェックを入れながら参照ください。(スマホでは横回転させると見やすいです)

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正伝寺の桜の撮影スポットは?

<正伝寺>

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出典:京都桜photo

西賀茂の山麓に位置する正伝寺は、鎌倉時代の1282年に創建された臨済宗の禅寺で、その慎ましいたたずまいはとても情緒豊かで落ち着きがあります。

明治の頃、廃仏毀釈で6つある別坊が全て壊され、それ以後ひっそりと森の中に建っています。近くには五山の送り火で「舟形」が焚かれる西賀茂の船山もあります。

とにかく特筆すべきは、その落ち着きある気持ちいい名庭園です。
デビッド・ボウイも日本での焼酎CM撮影の際わざわざここを指定し、その庭園の美しさの涙したほどの枯山水の名所です。

観光ガイドにもあまり載らず、場所もわかりにくいため、その素晴らしさを知っている人以外は足を向けない穴場と言えます。

・市街地から離れている正伝寺はとても静か。

・市内の外れにあるため写真等で興味をもった方以外はほとんどお見えになりません。

比叡山を借景にした庭は他にもたくさんありますが、ボウイが涙を浮かべたここほど形のいい山並みを望めるところは他にないと言ってよく、そのアングルは四季を通じて絶景です。

実は桜は、その庭園の右前に枝垂れ桜が1本しかありません。しかしおすすめの撮影アングルは、まさに比叡山を借景にした庭園の珠玉の構図に佇む、その桜1本なのです。

また、正伝寺のもうひとつの目玉は本堂の血天井。
源光庵・養源院と並んで3大血天井のひとつで、関が原合戦時に徳川武将が自害した伏見城の床板を天井に張ったものです。

その血天井が見下ろす縁側で小堀遠州作の枯山水の名庭園を眺めれば、心が洗われるひとときになるでしょう。前述の通り、庭自体には枝垂が1本ですが、比叡山とともに手前の白い塀ごしに覗き、全体の構図を上品に彩ってくれ必見です。

教えたくないと口を揃える根強いファンやリピータがいるのは、デビッド・ボウイも感じた特別な力を持つ景色だからこそなのでしょう。そういう意味では、ここは京都観光でも中~上級のスポットと言えるかかもしれません。

たっぷりの桜に囲まれることを期待していくと肩透かしを食うでしょう。
しかし、桜の紅を一色加えた調和の取れた風景を望む、人口の音がほとんど聞こえない稀有な空間で京都の春の癒しを味わいたいのなら、是非おすすめです!

<基本情報>
住所:京都市北区西賀茂北鎮守菴町72
TEL:075-491-3259
拝観日:無休
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:400円
駐車場:あり(無料)
アクセス:JR京都駅より市バス9系統で神光院前下車徒歩15分
見頃:4月上旬~4月中旬
サイト:http://www.kyoto-shoboji.com/

常照寺の桜の撮影スポットは?

<常照寺(じょうしょうじ)>

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出典:PHOTOGRAPH.PRO

洛北の鷹峯エリアの静かな場所にある常照寺は1616年に日乾上人が開創し、かの本阿弥光悦が寄進した地に建ちます。

その日乾に深く帰依した吉野太夫が寄進した朱塗りの「吉野門」や吉野窓が有名な茶室の「遺芳庵」、吉野太夫の墓所など、かの名妓との関係が深いことがうかがえ「吉野の寺」などとも呼ばれています。

近くには「悟りの間」で有名な「源光庵」があって観光の足が奪われるのと、敷地が意外に広く、また市街地から離れていることもあまりひどくは混雑しない穴場理由のひとつと言えます。

紅葉の名所としても知られていますが、境内には参道沿いの吉野桜をはじめ紅枝垂れやウコン桜など、かの名妓を偲んで植えられた100本あまりの桜の名所としても名高く、見物客を楽しませます。

撮影ポイントは紅に近い朱色の吉野門とコントラストをなすソメイヨシノの風情です。また境内の本堂や書院を背後に添えるように写す八重紅枝垂の鮮やかな色合いは、やはり見逃せないアングルでしょう。

尚、例年4月の第2日曜日には、その吉野太夫を偲んで「吉野太夫花供養祭」が催されます。
源光庵からの太夫行列や野点や舞・胡弓の演奏など春らしい演出に包まれるので、日程を合わせられる方はぜひ!

<基本情報>
住所:京都市北区鷹峯北鷹峯町1
TEL:075-492-6775
拝観日:無休
拝観時間:8:30~17:00
拝観料:大人300円 小人150円(シーズン中は400円)
駐車場:あり
アクセス:京都市営地下鉄「北大路」駅下車
     市バス「鷹峯源光庵前」下車 徒歩約2分
見頃:4月上旬~4月中旬
サイト:http://tsakae.justhpbs.jp/joshoji/toppage.html


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大宮交通公園の桜の撮影スポットは?

<大宮交通公園>

寺社のスポットではありませんが、北区での染井吉野や枝垂れ桜の名所でもあります。

もし正伝寺や常照寺などに寄った際、もしお子さんでも連れていれば、公園内でも桜がきれいなので立ち寄ってみると良いでしょう。

交通に関する知識や決まり事が楽しく学べる公園で、公園内を信号機もある一つの街に見立て、市電や蒸気機関車・足踏みゴーカートなどで交通ルールを学ぶことができ、1969年より京都市都市整備公社が管理運営しています。

子供向けの公園と言ってあなどるのは間違いで、ここの桜の植樹は開園当時に高名な桜守だった佐野籐右衛門という方の手によるもので、樹齢も50年弱と鑑賞には悪くない時期なのです。

園内には、そんな桜が至るところに見受けられ、展示のSLや懐かしい電車に華を添えるように咲き誇ります。

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出典:京都市都市整備公社

乗り物を利用しなければ園内の散策は無料ですし、爽やかな春の陽気に包まれた公園で、子供の声を耳にしながら眺める桜も乙なものです。

撮影ポイントと言われると難しいですが、加悦鉄道で使われていた蒸気機関車のC160やかつての京都市電の路面電車などをセットに写真に収めると、記念になる1枚になるのではないでしょうか?

なお園内には、有名な御土居(豊臣秀吉が天下統一後、外的防御と鴨川氾濫から市街地を守るために造営した土塁跡)も見ることができます。
京都では9箇所ほどしか残されていない貴重な遺構になので、寄った際はご覧になってみてください。

<基本情報>
住所:京都市北区大宮西脇台町17
TEL:075-491-0202
休園日:火曜日
拝観時間:9:00~16:30
入園料:無料(乗り物別途)
駐車場:あり
アクセス:市バス「大宮交通公園前」下車 徒歩約1分
見頃:4月上旬~4月中旬
サイト:http://www.kyotopublic.or.jp/

まとめ

北区は平野部市街地と北部山間部があるエリアで、アクセスなどの観光の仕方も地域によってだいぶ変わります。

市街地では金閣寺や源光庵、また桜でも上賀茂神社や平野神社など有数の観光スポットがありますが、隠れた穴場ポイントも数多くあります。

今回はそんな北区の3箇所をピックアップしましたが、まだまだ撮影スポットはたくさんあるので、ぜひ別記事も参考に訪れてみてください!

⇒記事一覧はコチラ

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