未来型の国際都市をコンセプトに、東京湾の埋め立て開発によって誕生した湾岸エリア・幕張新都心。
ショッピングモールやアウトレットなど商業施設から、コンベンション施設・幕張メッセや千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアムなども有する人気海浜エリアとして賑わいます。
そこで、そんな幕張新都心周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
Contents
幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアムの駐車場で最大料金が格安なのは?
1989年の幕張メッセの誕生以来、「職・住・学・遊」が融合した6つのエリアからなる国際都市として急速に開発が進んできた千葉・幕張新都心。
イオンモール幕張新都心やイオン幕張店も立地するグループ本拠地でもあり、さらには三井アウトレットパーク幕張、幕張テクノガーデンほか多くの施設が揃う、ショッピングタウンとしても人気のベイエリアです。
さらに周辺には、幕張メッセやZOZOマリンこと千葉マリンスタジアム、千葉県立幕張海浜公園などレジャーやリゾート環境も充実し、垂涎のブランド海浜タウンとしても注目の住宅エリア。
ただ、これだけの施設が集積し、人が集まる地域なので、普段の週末でも買物・イベント客で市内は車の自由が効かなくなります。
また大規模なパーキングは揃うものの、駐車場自体はそれほど多くはないので、入庫行列が起き渋滞も多い市街地。
もし休日などに車を使うなら、駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が幕張新都心周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
またアイコンの色分けは、公営スペースが赤で、民間スペースが緑のアイコンになっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
商業施設やイベント施設、野球場と混雑ポイントが多いエリアであり、特に海浜幕張駅の南側から海浜部までのタウンセンターはさまざまな用途スポットが集まるので、土日祝日には車で近づきたくない地区。
強いて人や車が集中しないのは、東関道北側の文教地区や打瀬のベイタウンあたりになりますが、立地的にはメインエリアまでは1.5~2kmほどあり、駐車ポイントとしてはやや不便です。
ただ、人の流れが集中するイベントや野球試合後の混乱を避けるなら、できるだけ外周部で駐めるのは賢い選択です。
ただ、幕張メッセに関しては5000台を超す駐車キャパシティがあり、イベント開始・終了時の混雑や、侵入ルートが分かりづらい点を除けば、あまり満車で困ったという声は聞こえてきません。
またZOZOマリンスタジアムに関しても、他チームのホームグラウンドに比べて周辺パーキング事情はとても良い方。
試合終了後の混雑や渋滞などはもちろんありますが、全く駐めるところがなく困るということはないはずです。
ただ注意点としては、実質スタジアム用のパーキングと言える8(ナイター時は23時まで)を除いて、特に海側公営駐車場は営業終了が早めなので、出庫予定時間は意識して選ぶように。
その点、メッセ駐車場はナイターも意識して23時まで出庫可能なので、野球観戦者の受け皿になっているようです。
料金的にはもちろん休日があがる行楽地相場ですが、民間の1時間あたりでほぼ400円程度(平均378円)、日中の打ち止め料金も平均1067円と全体的にも高め。
その点公営の9箇所は、時間料金こそほぼありませんが、日中長く駐めておく料金は手頃であり、特に海浜公園の駐車場群は600円程度とお得。
そこで、イベント観覧や野球観戦、ショッピングなどを安心して楽しむ際の、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
4~9. 幕張海浜公園A~G駐車場(詳細表参照/8時間及び営業時間内600円)
24.エコロパーク海浜幕張第1(77台/24時間最大500円)
33.タイムズ幕張ベイタウン(49台/24時間最大500円)
このうち、民間パーキングの24と33は最安値ながら若干遠めの立地であり、やはり利用時間を注意しながら海浜公園駐車場のいずれかに駐めるのがおすすめ。
タウンセンター地区を囲むように点在するので、空き情報も確認しながら覗いてみるといいでしょう。
ただ、イベント開催日には特定料金になるパーキングもあるので、くれぐれも現地での確認は怠らないようにしてください。
幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアムの駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で400円程度。
ただ、前述のように上限で500~600円程度のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
18.タイムズ幕張新都心(98台/終日60分200円)
20.タイムズ千葉運転免許センター前(11台/07:00-22:00 60分¥200)
22.アップルパーク Exellio MAKUHARI(177台/終日60分200円)※指定区画のみ
23.タイムズ幕張ベイタウン第2(49台/08:00-20:00 30分¥100)
24.エコロパーク海浜幕張第1(77台/終日60分200円)
28.Fテックパーキング(178台/土日祝 終日60分200円)※土日祝のみ
31.ベイタウン商店会公共駐車場(78台/終日1時間200円以降30分100円)
33.タイムズ幕張ベイタウン(49台/08:00-20:00 30分100円)
34.幕張ベイタウン駐車場(42台/終日60分200円)
が、1時間換算で200円のパーキング。
さらに名だたる商業施設が集結するので、利用割引も上手に活用したいエリアですが、なんと言っても入庫当初に無料時間を設けているのが、
25.イオンモール幕張新都心駐車場(7300台/最初の6時間無料)
26.イオン幕張店駐車場(1250台/最初の1時間無料)
であり、特に25はさすがイオンお膝元のフラッグシップ店舗なだけに、6時間無料という地域貢献度抜群の割引です。
例えばナゴヤドーム近隣のイオンなどは、実質イベント利用を断るシステムを敷いていますが、イオンモール幕張新都心は特に制限を謳っていないので問題ないはず。
また、ナンバー認証システム導入で入出庫の手間取りが少ないのも○。
とは言え必要準備の買物など、できる限りの利用をするのは最低限のマナーとして考えたいところです。
幕張メッセ・ZOZOマリンスタジアムの駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
行楽スポットでは今や一般的になりましたが、混雑する競技・イベント会場周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、海浜幕張エリアには予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
ショッピングや各種イベント、スポーツの試合やコンサートなど、多彩な楽しみ方にあふれた幕張新都心ですが、やはり最大の魅力は東京湾を望む開放的な海浜環境でしょう。
特に、県立海浜幕張公園は海水浴こそできませんが、心地よい海風を感じながら過ごせる憩いの都市公園として人気。
日本庭園の見浜園や・茶室・松籟亭、大芝生広場やわんぱく広場も完備するので、時には商業繁華エリアから離れて家族でのんびり過ごすのもおすすめのスポットです。
そんな、休日をバリエーション豊かに楽しめる海浜幕張エリアを訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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