今川、武田など戦国の雄の栄枯を見定め、後には家康公が人質として過ごしたこの城を晩年の居城とした静岡・駿府城。
日光・久能山東照宮とともに、徳川家康ゆかりの重要歴史スポットとして人気を集めます。
その城跡は戦後に駿府城公園として整備され、桜をはじめとした花木あふれる市民の憩いの場として賑わいます。
そこで、駿府城公園周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
駿府城公園の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
幼少から晩年に至る家康ゆかりの城であり、徳川300年の礎として歴史上で重要な役割を果たした駿河国・駿府城。
家康の手により普請された五層七階の天守や三重の堀を持つ輪郭式平城は、のちにそのほとんどが失われましたが、昭和に入って駿府城公園として整備され、今も遺構の発掘・保存・修復が図られています。
颯爽と立つ家康公像が見下ろす城内は、春には桜、初夏にはツツジなどが彩り、四季折々で見物客があふれる人気の城郭スポットです。
<基本情報>
名称:駿府城公園(駿府城址)
住所: 静岡県静岡市葵区駿府公園
TEL:
営業時間:公園内自由
※東御門・巽櫓・紅葉山庭園は9:00-16:30(入館16時まで)
休館日:公園内無休
※東御門・巽櫓・紅葉山庭園は月曜(祝日は営業)・年末年始(12/29-1/3)
入場料:園内無料
※東御門・巽櫓・紅葉山庭園は共通券大人360円 小中120円
アクセス:
JR静岡駅より徒歩15分
新静岡駅より徒歩12分
公式ホームページ:http://sumpu-castlepark.com/
県内有数の中心繁華街市街地に建つ平城跡の公園であり、アクセスの条件は良好なスポット。
専用駐車場もなく、公式に推奨されている施設(後述マップ1)も250台程度のスペースしかないので、電車と徒歩の併用が最も世話がありません。
ただ、公園の南側から県内最大ターミナルのJR静岡駅付近にかけてはパーキングは豊富なので、少し歩く覚悟で立地的な贅沢を言わなければ、駐車場難民になることは少ないでしょう。
そこで、以下が駿府城公園周辺のパーキング一覧になります。※紫色のアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
なお、赤いアイコンで表記している静岡駅周辺パーキングの詳細については、以下の記事も参照ください。
公園内への入口門は四方にあるので、周囲どこに駐めても大回りするようなことはありません。
特に公園に近く、このエリアでは収容力もあるため公式サイトでも紹介されている北側の1は、観光客に定番として認知される駐車場です。
ただ、公園の外周道路が時計回りの一方通行のため、万一満車で次を探すため周回する際に、市街地への渋滞に会う恐れがあり、混雑が予想される日には注意が必要。
やはり混み合うエリアではありますが、市街地に面した二の丸門前が最もパーキングが密集するので、最初からこの界隈で当たりをつけて探したほうが賢明かもしれません。
料金的には、1時間あたりで平均348円、日中の上限1165円とやや高めの相場地域であり、特に約6割が打ち止め設定がないのが不便なエリア。
ちなみに見学平均時間は、きちんと園内ポイントを見て散策すると1時間半程度は見ておいたほうがよく、休憩や食事を入れれば上限があったほうが安く収まるスポット。
そこで、できるだけ手頃に日中駐められるところを拾ってみると、
10.大村パーキング第3駐車場(30台/12時間最大800円)
12.リパーク静岡東草深町(18台/24時間最大700円)
16.リパーク静岡東草深町第2(6台/10時間最大500円)
33.タイムズ静岡長谷通り(10台/24時間最大600円)
51.アイペック静岡東草深第1(12台/12時間最大800円)
なら、1000円を切って駐めておけるパーキング。
特に公園の北側に多めですが、一通の公園外周道路より1本外側の規制がない道路沿いなので、動き回りやすくおすすめです。
駿府城公園の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、予定の関係で観光にあまり時間が取れない場合は、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で350円程度。
ただ、前述のように上限で1000円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、1時間換算で200円以下のパーキングがリスト中で15箇所程度見つけることができます。※表参照
前述の定番駐車場にあたる1もそのひとつであり、立地も考えれば早めに来ても駐めるメリットはあるスペースと言えます。
特に地域的に集まるのは城の南側ですが、混み具合という意味で考えると、静岡駅や人気ショッピングポイントの新静岡セノバ寄りは避けて、できるだけ富士見町寄りで見つけたほうがいいかも知れません。
一応10台以上のパーキングを抜き出しておきますので、参考にしてください。
1.タイムズ静岡市民文化会館前駐車場(246台/08:30-22:00 30分¥100)
10.大村パーキング第3駐車場(30台/3時間500円)※前払い
12.リパーク静岡東草深町(18台/終日60分200円)
33.タイムズ静岡長谷通り(10台/08:00-00:00 30分100円)
39.リブレコインパーキング両替町1-2(18台/08:00-20:00 60分200円)
43.中町パーキング(10台/08:00-21:00 30分100円)
44.リパーク静岡金座町(16台/08:00-20:00 60分200円)
45.プラスパーキング呉服町1丁目(15台/08:00-20:00 30分100円)
50.アイペック静岡東草深第1(12台/終日60分200円)
駿府城公園の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、駿府城公園の周辺には予約できる駐車場が豊富にあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
残念ながら天守の復元には至っていない駿府城ですが、石垣以外にも再興された遺構が魅力の城郭スポットです。
特に東御門や巽櫓(たつみやぐら)、坤櫓(ひつじさるやぐら)は、城の守りとして機能した戦国期の空気感を伝える建造物として必見。
また紅葉山庭園も、春は桜、初夏はあじさい、秋の紅葉や冬の椿と、駿河の豊かな四季を楽しめる名園として多くの人で賑わいます。
そんな見どころも多い駿府城公園を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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