施設を有する公園の名にちなんで、水面の白鳥が翼を広げる姿をイメージして建設された、その景観も自慢の大規模多目的ホール・名古屋国際会議場。
会議施設としてはもちろん、3000席を備えるセンチュリーホールなどでは演奏イベントやライブコンサートも開催される人気の複合施設です。
そこで、名古屋国際会議場周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
名古屋国際会議場の駐車場の混雑や料金は?
名古屋市政100周年の記念事業として建設された白鳥センチュリープラザを再整備し、1990年に設定された中部圏最大級の複合コンベンション施設・名古屋国際会議場。
飛び立つ白鳥を象徴して設計された4つの建物には大小ホールや会議室が多数完備し、コンサートなど多目的に利用される、国際都市名古屋の重要施設です。
特に学生吹奏楽発表のメッカとして「吹奏楽の甲子園」とも言われ、建物のモチーフに重なる若い学生も多く集う人気施設。
その周辺も、大規模廻遊式日本庭園の白鳥庭園や、中部屈指の参拝スポット・熱田神宮、古墳も有する神宮公園などの自然あふれるスポットが囲み、休日や参拝時期に賑わいます。
<基本情報>
名称:名古屋国際会議場(センチュリーホール)
住所:愛知県名古屋市熱田区熱田西町1-1
TEL:052-683-7711
休業日:年末年始 施設点検日
営業時間
平 日 9:00~21:30(最終受付20:00)
土日祝 9:00~21:30( 最終受付17:00)
料金:イベント・利用目的による
アクセス:
地下鉄名港線「日比野」駅および地下鉄名城線「西高蔵駅」より徒歩5分
公式ホームページ:http://www.nagoya-congress-center.jp/
名古屋の南玄関口・金山駅周辺も隣接する市街地であり、公共交通も整備されたエリアなので、電車等の利用が世話がないスポット。
また付近には、参拝客で賑わう熱田神宮もあるので、参拝時期も気をつけて出かけたいところです。
もし車で行かれる際は専用の区画が2箇所あり、以下の通り。※赤いPアイコン
< P.西ゲート(P1-P3) / P.南ゲート(P4) >
住所:名古屋市熱田区熱田西町1-1
収容台数:638台(乗用車)
営業時間:09:00-22:000
利用料金:1回700円
イベントや催しの際には、開催数時間前から満車が普通ですし、3000席のメインホールほか多目的で使用される設備がたくさんあって複数イベント日もあるので、できる限り早めの到着が賢明。
イベント会場の専用駐車場確保は、最低でも3時間程度前に確保するのはセオリーになります。
また、一般的に大型イベント施設の問題は、開演前より人の流れが一気に集中する終了後の混乱であり、ここ名古屋国際会議場でも同様です。
出庫の順番待ちや周辺の渋滞は普通であり、人気イベントの観覧は公共交通機関が絶対オススメです。
料金的には周辺相場(平均595円)と比べて少し高い700円ながら、便利な立地を考えれば空いていれば利用するべき。
早めに来て確保しても、料金に影響のない1回制なのも助かる点でしょう。
いずれにしても、満車時の際も十分考えられるので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
名古屋国際会議場の駐車場で料金が格安のおすすめは?
そこで、以下がセンチュリーホール周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
金山駅繁華街と熱田神宮に挟まれたこの界隈の駐車ポイントは、ご覧のように両エリアよりはかなり少なめ。
特に数台程度のパーキングがほとんどなので、会議場駐車場が満車になるような日には、周辺もいっぱいの可能性が高くなります。
会場へのアプローチはメインの正面入口付近の他に、南ゲート駐車場より少し南下した南広場前と、堀川を橋で渡る熱田神宮公園側からの2箇所があります。
これらの入口から入ることを想定したパーキングは、敷地内に入ってからも200~300mほど歩くので注意下さい。
料金的には比較的手頃なエリアで、1時間あたりはほぼ200円(平均216円)、日中の上限平均も595円と、利用しやすい相場です。
当然イベント時の駐車であれば、早めに来ることも含め長時間に渡ると思うので、打ち止め料金が手頃なところを拾ってみると、500円以下のところが11箇所程度あります。
その中でも最安という意味では、
16.タイムズコジマ×ビックカメラ熱田店(305台/24時間最大400円)
19.Dパーキング熱田区一番1丁目第1(16台/24時間最大400円)
なら、ワンコインでお釣りがくるパーキング。
この2箇所は時間料金でも60分100円の格安パーキングであり、16などは60分無料、なにか買物をすれば90分無料というスペースなので、ちょっとした短時間の催事を覗く際にも便利。
会議場までの距離的な条件は決してよくはありませんが、それでも600m程度なので十分選択肢になるはずです。
ただ、この界隈になると熱田神宮エリアにもかかってくるので、参拝時期は気をつけるのが無難です。
またリストの26や28などのように、参拝時期やイベント時・行楽時期に併せて特別料金になるところもあるので、くれぐれも現地看板の確認は忘れないようにして下さい。
なお、15.ビックカメラ本棟駐車場は、公式サイトに「※3階4階駐車場は無料」と記載がありますが、確認の上利用下さい。
無論、買物利用がマナーであるのは言うまでもありません。
名古屋国際会議場の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
混雑する行楽スポットでは今や一般的になりましたが、イベント会場周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、名古屋国際会議場の周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
たくさんの施設があふれる名古屋国際会議場の中庭で、ひときわ目を引くのが高さ8mに及ぶ巨大な「スフォルツァ騎馬像」です。※冒頭写真参照
この像は、なんとレオナルド・ダ・ヴィンチによって製作後に破壊されてしまった幻のブロンズ像を、美術史家や美術造形家の手で復元されたもの。
重量計算によりブロンズから強化プラスチックに変更されているものの、そのスケールや勇壮な迫力は一見の価値があります。
そんな場内のオブジェや自然も楽しい名古屋国際会議場を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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