「熱田さん」の愛称で親しまれ、地元はもとより全国から参拝する方が跡を絶たない「熱田神宮」。
特に年末年始に初詣で訪れる方の数は、全国でもトップクラスの人気参拝スポットです。
そこで心配なのは、車で行く際に駐める場所がすぐに見つかるかということ。
そこで、熱田神宮の駐車場事情について、おさらいしてみました。
※2018年度版(2018年6月17日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
熱田神宮の無料の駐車場の混み具合は?
<基本情報>
名称:熱田神宮
住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
TEL:052-671-4151
拝観時間:境内自由 ※宝物殿は9:00-16:30
休館日:境内自由※宝物殿は定休あり
拝観料:境内無料 ※宝物殿は大人300円 小人150円
アクセス:
名鉄「神宮前」駅下車 徒歩3分
名古屋高速道路「呼続出口」より5分
公式ホームページ:http://www.atsutajingu.or.jp/
これまでは無料だった伊勢神宮の内宮駐車場が有料になるなど、参拝者が急増しやむを得ない有料化が進む中、熱田神宮の専用駐車場はまだなんとか無料を保っています。
車まで行かれる方は、そんな無料が嬉しい以下の3箇所(4区画)の駐車場に駐める形になります。※紺のPアイコン
<P1.熱田神宮西門駐車場>
収容台数:約40台
利用時間:5:00-17:00
駐車料金:参拝者無料
※夜間参拝者は西門のみ駐車可
<P2.熱田神宮南門駐車場>
収容台数:約60台
利用時間:7:00-17:00
駐車料金:参拝者無料
<P3.熱田神宮東門第1駐車場>
収容台数:約300台(合計)
利用時間:7:00-17:00
駐車料金:参拝者無料
<P4.熱田神宮東門第2駐車場>
収容台数:約300台(合計)
利用時間:9:00-17:00
駐車料金:参拝者無料
キャパシティも合計で400台近くあるので、混雑の少ない平日であれば、ここに素直に駐めるのが立地的にもベスト。
ただ、この駐車場は3つとも少し性格が違うので注意が必要です。
まず閉門は基本的にすべて17時ですが、開門時間が上記のように異なること。
収容台数や開門時間の関係もありますが、国道からの入りやすさも手伝い、西~南~東の順に満車になっていきます。
また、夜間の出入りが唯一可能なのが西門駐車場だけというのも関係があり、いずれにしても土日祝日は西門駐車場で8~9時くらいから満車になり始めるので、出来る限り早めに行くのはセオリーです。
ちなみに南門前の道は一方通行なので注意が必要であり、西門が満車だったら、そのまま南門→東門とたどると、最後の東門も渋滞の列ができる右折レーンからではなく、左折で入れるのでおすすめです。
また、東門駐車場は、入庫のコツがあるようなので参考にしてみて下さい。
熱田神宮の駐車場で安い料金のおすすめは?
では、前述の無料の公式駐車場が混み合って満車のときのために、周辺のコインパーキングおさらいしてみましょう。※赤いアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
熱田神宮から7~800m前後・徒歩で15分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
大都市・名古屋の市街地スポットであり、また名鉄協商の地元ということも手伝って、周辺に駐車場は豊富です。
最も密集するのは最寄駅に隣接する東門側ですが、四方にもパーキングはまんべんなく立地し、駐車ポイントには困りません。
ただ、キャパシティのあるパーキングが少なく、数台程度のところも多いので、混み合う日にはできるだけ空き情報をもとに探すのが賢明です。
料金的には無料の駐車場を持つスポット付近ということで、周辺相場も低めであり、1時間あたりではほぼ200円(平均203円)、日中の最大料金も平均763円と、都市部としては手頃。
そこで、一般的な参拝であればそれほど長時間を要しないことから、時間料金が手頃なところを拾ってみると、
27.名鉄協商伝馬町駅前第2(11台/終日45分100円)
31.名鉄協商伝馬町駅前第3(4台/08:00-20:00 40分¥100)
41.APパーク伝馬町(16台/08:00-20:00 60分¥100)
50.キョウテク牛巻町パーキング(10台/08:00-20:00 40分¥100)
が、手頃な相場の200円を更に下回る1時間換算100~150円の格安パーキング。
このうちの3箇所(27・31・41)は神宮南側の伝馬町に集まるので、節約したいときは覗いてみたい界隈と言えます。
また、詣でる際や祈祷・お祓い時などで、長めの駐めたい際の上限が手頃なところもピックアップしてみると、
17.スペース熱田神宮西第1(7台/当日最大500円)
37.キョウテク旗屋パーキング(5台/24時間最大400-500円)※車室による
39.名鉄協商熱田神宮南第3(5台/24時間最大500円)
43.タイムズ熱田白鳥第2(9台/24時間最大300円)
45.名鉄協商白鳥橋東(9台/24時間最大500円)
57.スペース熱田神宮南第1(6台/平日 08:00-20:00 最大料金400円)※平日のみ
58.リパーク熱田神戸町(11台/24時間最大500円)
なら、ワンコイン以下で駐めておけるパーキング。
あまり大きなパーキングはありませんが、空き状況が事前につかめるところがほとんどなので、情報をもとに覗いてみるといいでしょう。
熱田神宮の駐車場で初詣の際の穴場は?
熱田神宮で、専用駐車場ならびに周辺駐車場に関して注意が必要なのが、やはり年末年始、初詣の際の駐車場確保でしょう。
このときだけは、12月31日から1月5日にかけて専用の無料駐車場が使えなくなり、一気に普段時期と駐車事情が一変します。
他にも6月5日の菖蒲祭をはじめ、祭典行事には使えなくなることもありますが、何と言っても参拝客が多い初詣時期のこの閉鎖は影響大です。
ならば、周辺駐車場に・・ということになりますが、問題はその料金。
この期間は料金看板のステッカーも張り替えられ、前述の相場から一気に「1時間1000円/最大料金なし」に変わるところがほとんどなので、注意が必要です。
また、料金には目をつぶるにしても、そもそも空きを探すのが一苦労になるはずです。
そこで、熱田神宮から1km程度に圏内を広げたうえで、収納台数がかなり豊富な駐車場を少し紹介しましょう。
62.タイムズコジマ×ビックカメラ熱田店(305台)
まず西に1.5kmほど離れた「タイムズコジマ×ビックカメラ熱田店」はイチオシです。
305台のキャパがあり、1時間100円/最大400円はかなり格安であり、また来店客は60分無料、買い物をすれば90分無料という条件もかなり魅力。
あるいは年末年始には料金変動があるかもしれませんが、どこもいっぱいならキャパシティというメリットだけでも向かってみる価値はありそうです。
63.びい7第5P 駐車場(120台)
64.びい7堀田(81台)
やはり1.3キロほど距離がある「びい7」の両駐車場も、台数・料金ともにおすすめ。
1時間換算で見れば150円、最大もおのおの550円・400~600円と神宮周辺の最安相場と同等です。
歩いてもなんとか行ける距離ですが、大変なら堀田駅に近いので、電車で向かうというパーク&レイルライドも可能です。
65.タイムズカインズ名古屋堀田店(907台)
このエリア最大の907台という、熱田神宮公式より収容力があるキャパが頼もしいスペース。
手頃な最大料金設定もちゃんとありますし、やはりパーク&レイルライドという手も使えます。
店舗利用で割引もあるようなので、混雑時の選択肢として覚えておくといいでしょう。
熱田神宮の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、熱田神宮の周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
昨今のパワースポットブームのなか、熱田神宮は「三種の神器」が祀られていることからも注目を集め、訪れる人が急増している寺社スポットです。
なので、休日などに参拝を予定する方は、なおさら混雑や渋滞状況が気にかかるところ。
ぜひ記事も参考に、スムーズな段取りでお参りにお出かけください。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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