電波塔として昭和33年に誕生以来、未だ国内で2番目に高い日本のシンボルとして愛される東京タワー。
かつては国内放送文化を支え続け、東京スカイツリー開業以降も予備電波塔としてはもちろん、東京の観光名所として賑わいは衰えません。
最近ではテーマ施設やショップ、ライトアップイベントなどで、1年を通して人気の休日スポット。
そこで、東京タワーの駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
東京タワーの駐車場の混雑や料金は?
テレビ電波送信という大きな役目を東京スカイツリーに譲った今も、予備電波施設として多くの重要な役割を果たす東京タワー。
東京のシンボルたる観光名所としての人気も依然高く、来塔者数も増加を辿るなど集客力は衰えません。
特に近隣には芝公園や増上寺を抱え、そのコラボレーションの景観も外国人観光客の方などに人気のスポット。
大展望台からの都心や富士山の眺望はもちろん、最近では水族館や人気アニメテーマパーク「東京ワンピースタワー」もオープンし、またライトアップイベントでも賑わいます。
<基本情報>
名称:東京タワー(日本電波塔)
住所:東京都港区芝公園4-2-8
TEL:03-3433-5111
営業時間:9:00~23:00(最終入場は22:30まで)
定休日:無休
入場料金:
メインデッキ/大人900円、小中学生500円、4歳以上400円
※トップデッキツアー別途料金
アクセス:
JR浜松町駅下車 徒歩15分
東京メトロ日比谷線神谷町駅下車 徒歩7分
都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅下車 徒歩5分
公式ホームページ:http://www.tokyotower.co.jp/
一年を通して観光客が多く、イベントも活発な施設なので、普段から週末を中心に混み合うスポットです。
スカイツリー開業後も特に来塔者が減ることはなく、特に一年を通してライトアップされる「ランドマークライト」や、土曜日の20:00-22:00に限定で点灯する「ダイヤモンドヴェール」など、日没イベントの時間帯も賑わいます。
都心にしては最寄駅から少し歩くこともあり、車で行く方も多いスポットですが、その場合は以下の2ヶ所がメインパーキングとなります。※赤いPアイコン
P.東京タワー有料駐車場(地上)
収容台数:台数情報なし(普通車80~100台程度)
利用時間:9:00-23:00
料金:普通車 最初1時間/600円以降30分毎300円
P.東京タワー地下駐車場(東京タワーパーキングセンター)
収容台数:150台
利用時間:24時間営業
料金:
月-金 00:00-24:00 30分¥300
月-金 当日最大料金¥2200
土日祝 00:00-24:00 30分¥300
このうち地上駐車場は東京タワーがそびえる構内に設けられ、車を降りるとタワーを足元から見上げる景色が見事なロケーション。
収容台数は公表しておらず、観光バスの駐車場としても共用なことから、普通車では100台弱程度と思われます。
駐車場構内では広場イベントも盛んでやはり土日には満車のことも多く、特にGWなどピーク時には入庫待ち行列は普通。
一方、地下駐車場は正式名称は「東京タワーパーキングセンター」といい、タイムズが運用する大きめの駐車場です。
やはり土日は混雑しますが、地上と異なり24時間営業なので、観光拠点としてやライトアップ見物には安心して駐められるのが○。
ちなみに地図で見るとタワーまで遠く感じますが、裏から地上へ上がれる出口があるので、坂道を2分程度登れば着きます。
もし首都高速芝公園出口で降りると、おそらくタワー横の地上駐車場を最初に目指す形になりますが、その混み具合で地下駐車場に向かえばいいでしょう。
料金的には、地下のみ平日で最大料金があるだけなのが難点ですが、時間料金(600円/h)は周辺パーキング(平均862円/h)と比べても手頃。
少なくとも東京タワー見物だけなら、相場以下でお得です。
前述の通り、普段時期なら少し待つことはあっても駐められないことはありませんが、やはり観光バス駐車も増えるGWや人気イベント時には、場合によっては待ち時間も長くなります。
なので行楽時期に車で行くなら、周辺の駐車場事情の十分な事前チェックは必要な準備と言えるでしょう。
東京タワーの駐車場で料金が格安のおすすめは?
そこで、以下が東京タワー周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
タワーから5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、芝公園内に立地するプリンス系の付属駐車場を除けば、大きな駐車場はほとんどありません。
いきおい、東京タワーの公式駐車場が満車の際は近隣駐車場もいっぱいの可能性は大で、少し苦労しそうなエリアです。
少し高めの駐車料でもよければ、12・21・31などのプリンスホテル駐車場も検討するようかも知れません。
比較的駐車場が多いのは東麻布付近で、東京タワー地下駐車場がだめならそのまま足を伸ばせるエリアです。
料金的には23区内のとても手頃とは言えない相場地域で、1時間あたりで平均862円、日中の打ち止め料金も平均2570円とかなり高め。
こうしてみると、東京タワーの駐車場は良心的な利用しやすい金額と言えます。
ちなみに、混み具合にもよりますが見学時間は、大展望台まで登ったりショップを覗いても1時間程度。
食事や休憩をゆっくり入れたとしても2時間以上にはならないはず。
そこで、時間料金が手頃に駐められるところを拾ってみると、
3.メソニック39MTビル駐車場(27台/07:00-22:00 30分¥250)
6.コインパーク東麻布1丁目(2台/終日25分400円)
7.パークジャパン東麻布第14(4台/08:00-22:00 12分100円)
14.ウエストパーキング東麻布1丁目(1台/08:00-22:00 30分200円)
18.タイムズ東京建物アメニティサポート赤羽橋(15台/08:00-22:00 月-金12分¥100 土日祝60分400円)
28.パークテラス東麻布(12台/08:00-23:00 25分200円)
33.ノアビル駐車場(機械式)(19台/09:00~22:00 30分200円)※平日/機械式のみ
なら、1時間換算でワンコイン以下のパーキング。
ほとんどが東麻布界隈の駐車場なので、一方通行は多いですがかたまっているので探しやすいでしょう。
場合によっては、麻布十番付近も選択肢に入れて探してみて下さい。
ちなみに、タワー付近でゆっくり東京観光をするなら上限料金があると安心ですが、手頃なところはリストでマーキングしておいたので、地図と照らして参考にしてみて下さい。
東京タワー周辺は平日よりも休日のほうが安いの、週末の観光にはうってつけの相場エリアと言えます。
東京タワーの駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、越谷レイクタウンの周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
まだ東京タワー周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
1年を通して東京の夜空を彩るライトアップが楽しめ、ロマンチックなデートスポットとしても定番になりつつある東京タワー。
つい最近も、高さ250mの特別展望台「トップデッキ」のリニューアルが終わり、ツアー・イベントとして見学客の受け入れを始めたばかり。
また、大人気アニメのテーマパーク「東京ワンピースタワー」も、今や東京タワーのメイン施設として好評を博しています。
そんな、観光客の心を惹きつけてやまない名所・東京タワーを訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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