江戸鬼門を守る由緒ある寺領としての歴史を持ち、今では人情味ある下町情緒が魅力の鶯谷エリア。
ホテル街として知られますが、実際は寺社も多い閑静な街並みが気持ちいい住宅街です。
上野と日暮里に挟まれた好立地で、付近には有名スポットも多いことからたくさんの人が行き交いますが、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、鶯谷エリアの駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by temaki
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
鶯谷の駐車場で最大料金が格安なのは?
江戸城の鬼門警護で置かれた寛永寺領としての生い立ちから、朝顔市や七福神めぐりでも知られる多数の寺社に囲まれる鶯谷。
駅前の景色からホテル街のイメージが強いですが、治安も良く住みやすい下町の静かな住宅エリアです。
近年では持ち前の交通アクセスの良さから開発も進み、高層ビルやタワーマンションなども林立が始まっている鶯谷駅周辺。
付近には上野動物園やアメ横・谷中商店街など人気スポットも抱え、外国人を含む観光客も急増している地区です。
ただ鶯谷駅周辺に限れば、道幅も狭く迷いやすい区画の事故で心配なエリア。
また周辺の幹線道路も交通量は激しいので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてないでしょう。
そこで、以下が鶯谷エリアのパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
駅から5~600m前後・徒歩で10分程度以内の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
ご覧のように、上野公園や谷中霊園に接する西側にはほぼ駐車場はありません。
社寺も多く点在する土地柄から各種施設も少なく、昔ながらの店舗・飲食店こそあるものの大きな商業施設は皆無。
100台を超えるような施設駐車場も1ヶ所もなく、数台といったパーキングがほとんどですが、大きなイベント時以外で空きが見つからずに困るという地域ではありません。
料金的には、長めの駐車には厳しい相場エリアです。
1時間あたりでは400円前後(平均420円)と都内では手頃ですが、日中の最大料金は平均1718円と2千円に迫る高さ。
2000円超えも多い都内ではそれでも穏やかな方ですが、決して手頃とは言えないレベルです。
そこで、車を置いて出かけたり駅周辺でゆっくり用足しする際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと
8.パラカ上野桜木第2(7台/24時間最大1000-1300円)※車室による
22.ナビパーク東日暮里第4(4台/日祝 24時間最大1100円)※日祝のみ
25.ナビパーク東日暮里第10(8台/24時間最大1300円)
29.エコロパーク上野桜木第1(5台/24時間最大1200円)
35.SAKURA PARKING B(2台/08:00-20:00 最大1,000円)
38.エコロパーク根岸第1(2台/12時間最大1200円)
44.ウェルカムパーク東日暮里4丁目(7台/08:00-20:00 最大1,000円)
なら、1000円台前半で駐められるパーキング。
収納台数が心もとないところばかりですが、どこも満車ということは少ないと思うので、節約したい方は覗いてみて下さい。
鶯谷の駐車場で時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打止め料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり、周辺相場は1時間換算で400円程度。
ただ、前述のように上限1000円ちょっとのところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、1時間換算で300円のパーキングがリスト中で3分の1程度見つけることができます。※表参照
その中で、特に駅に近い条件で拾ってみると、
4.PARK PLACE根岸2丁目(5台/08:00-24:00 20分100円)
9.トーケンパーキング(44台/06:00-24:00 20分100円)
30.パートナ根岸1丁目第2(3台/終日20分100円)
31.エコロパーク根岸第2(6台/08:00-24:00 40分200円)
32.クレアスパーククラスタ台東根岸(1台/08:00-24:00 40分200円)
33.ブレイク根岸(5台/終日60分300円)
が、便利でしょう。
特におすすめは、このエリアでは最多44台の収容力がある9。
出口が南にしかない上野側の寛永寺陸橋脇の駐車場なので、北口改札まではいくぶん歩きますが、それでも300m程度なので十分徒歩圏内と言えるでしょう。
鶯谷エリアでは、買物利用による無料割引の時間があてにできないので、上記のようなパーキングをうまく活用してみて下さい。
鶯谷の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
野球場やイベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する駅周辺でも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、鶯谷エリアには予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
山手線では最も乗降者数が少ない鶯谷駅の周辺が、この時ばかりはと人で溢れるのが「入谷朝顔まつり」の時。
毎年朝顔が早朝に見頃になる7月初旬に、「恐れ入谷の鬼子母神」で知られる眞源寺とその周囲の言問通りで開催される人気の初夏の風物詩です。
40万人も言われる来場者に対して特に駐車場は設けられませんし、地図で示した会場道路を中心に歩行者専用区域になるので、基本的には電車などがおすすめ。
もし車の行く方は、朝顔の咲く午前中がメインで混雑するイベントなので、時間帯も見ながら記事を参考に気をつけてお出かけ下さい。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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