札幌や小樽と並ぶ、北海道屈指の観光都市と言えば「函館」。
夜景や歴史ロマンあふれる町並み、さらに海や山の幸グルメと、数えればきりがない魅力が詰まる街です。
ただ、魅力度1位にも輝く道南の観光都市に車で行く際は、駐車場が確保できるか心配です。
そこで、函館エリアの駐車場事情について、おさらいしてみましょう。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
Contents
函館の観光で駐車場や周り方のおすすめは?
函館の市街地は、観光スポットがコンパクトに集まる街ですが、主には、
①函館駅・朝市エリア
②函館ベイエリア
③函館元町・函館山エリア
に、大きく見どころエリアを分ける事もできます。
※五稜郭の周辺に関しては以下の記事を参考にして下さい。
ただコンパクトにまとまっていると言っても、エリア内なら徒歩でも十分ですが、他の場所へ歩いて向かうのは少し大変です。
そこで、電車など交通機関で函館を訪れた方は、ともに1日乗車券が利用できる市電やバスを利用するのがベスト。
市電/バスの共通1日券もあったり、スポットを効率的に巡る周遊バス路線もあるので、利用しない手はありません。
では車を利用する方はというと、路面電車も縱橫に走り、道も複雑な函館は、冬場条件でなくても走りにくい道路事情。
行楽シーズンで混雑も加われば、どこか1ヶ所に駐めて交通機関と徒歩で散策するのもひとつの選択肢です。
最低、エリア間の移動は車でも、場所ごとに手頃な料金パーキングを見つけて徒歩などで動いたほうが賢明でしょう。
なので、函館の観光エリアの場所を駐車場の位置と照らし合わせておさらいしておくと、スムーズな観光ができるのでオススメです。
函館駅や函館朝市の駐車場で安い料金のおすすめは?
そこでまず、以下が函館駅、朝市エリアのパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(黄色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
満空情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。
※エリアの塗りつぶしが邪魔でしたら、マップガイドエリアの「主要エリア・スポット」のチェックを外してご覧ください。
やはり、市街地では駐車場が集中するのは、この函館駅周辺です。
どこか1ヶ所に駐車して、終日徒歩や交通機関で回るなら、このエリアが一番探しやすいでしょう。
また、生鮮・海産物グルメだけでない一大ショッピングモールとも言える「函館朝市」を楽しめるエリア。
朝市と言うくらいなので、早い店は6時から開店しますが、だいたい午後3時くらいまでは回れます。
ただ、やはり気持ちのいい活気ある雰囲気を味わうなら早朝がおすすめ。
そこで、早い時間から駐められ、終日観光の拠点にしても手頃料金のパーキングは、
3.函館駅 パーク&トレイン立体駐車場(378台/1日500円)
6.函館駅 パーク&トレイン第2駐車場(64台/1日500円)
17.タイムズ 函館大手町(25台/24時間最大400円)
20.タイムズ 函館東雲町(24台/12時間最大500円)
22.ネクステップ函館東雲第1(22台/24時間最大500円)
23.ネクステップ函館東雲第2(7台/24時間最大500円)
なら、日中通して駐めてもワンコインで済むパーキング。
いずれも24時間営業なので、早朝の朝市を楽しんでから別のエリアへも向かえます。
もし、朝市だけさっと見物したり、朝ごはんを済ますなら、
5.函館市函館駅前広場駐車場(40台/1時間¥200 以降30分毎¥100 ※30分無料)
12.函館朝市大駐車場(150台/30分毎100円 ※30分無料)
17.タイムズ函館大手町(25台/60分100円)
が、単価が安かったり、無料時間があるので安く上がります。
やはりおすすめは、台数も余裕で市場にも近い、専用駐車場の12がイチオシ。
朝市組合の加盟店舗を利用すると、最大1時間半無料になることもあります。
函館ベイエリアの駐車場の地図やおすすめは?
やはり函館観光の定番スポットのひとつ「函館ベイエリア」。
ショッピングも楽しめる「函館ファクトリー」や「赤レンガ倉庫群」のレトロな景観、地ビールを堪能できるスポットなど、函館で最も楽しいエリアかも知れません。
そこで、以下が函館ベイエリアのパーキング一覧になります。
一部、次の元町エリアともだぶるパーキング(29~32)がありますが、相場的にはここが一番高いエリアで、特に時間あたりの料金が少しお高め。
それを考慮すると、終日駐める予定でなくても最大料金が安いところに駐めるのが、結果的に安く上がります。
例えば、
31.タイムズ函館末広町第2(11台/24時間最大400円)
などは、どちらかと言うと元町よりですが、2時間程度の駐車でも他のパーキングより安くなります。
また、2箇所ほどある最大600円程度のところでも十分安く上がることがあるので、併せて選択のひとつにしてみて下さい。
ちなみにここは、後述するように「元町エリア」を散策する際にも、理想的なパーキングとなります。
函館元町や函館山の駐車場の地図やおすすめは?
最後のエリアが、坂の風景の中に異国情緒あふれる洋館や教会が佇む、函館山の麓に位置する「元町エリア」。
また、ミシュラン三ツ星の夜景も眺められる函館山へ登れるロープウェイ駅がある場所でもあります。
特に、異国を迷い込んだような坂の街・元町は、函館で最も歩きの散策が楽しいエリアでしょう。
そこで、以下が元町・函館山エリアのパーキング一覧になります。
ここのまわり方のコツは、うまく函館市電の路面電車を組み合わること。
ちょうど末広町電停と十字街電停の間にエリアが広がっているので、どちらかの電停周辺で駐め、帰りは路面電車で戻ってくると、疲れずに散策することができます。
例)
末広町電停(十字街電停)付近駐車~元町徒歩散策~十字街電停(元町電停)で市電乗車~駐車駅帰還
そこでおすすめが、
<末広町電停周辺>
36.函館市元町観光駐車場立体(52台/1時間迄¥200以降30分毎¥100)
<十字街電停周辺>
31.タイムズ 函館末広町第2(11台/24時間最大400円)
どちらに駐めて散策する方がいいかは一目瞭然でしょう。
打ち止め料金が400円の31で駐め、徒歩で楽しみながら末広町電停に向かい、市電で戻ってくるのが料金的にも理想です。
この31は前章でもオススメしましたが、したがって「ベイエリア」「元町エリア」の両エリア観光の際のBESTパーキングと言っていいでしょう。
また、ロープウェイ駅から函館山にも登るなら、
39.函館山山麓駐車場(50台/無料)
が無料なので、空いていればベストです。
もちろん元町散策は徒歩に終始するようですが、大変と言ってもだいたい700m×500m程度の範囲。
それほど広大なエリアではないので、十分歩いて楽しめすはずです。
まとめ
函館といえば、札幌味噌・旭川醤油と並んで塩ラーメンが有名な、北海道3大ラーメン地区のひとつ。
その歴史は古く、市民のソールフードとして根付いています。
駅周辺やベイエリアにも名店が多く、バリエーションはあれど、その飽きのこないシンプルで奥深い味は函館でしか味わえない味。
そんな、名物ラーメンの食べ比べや食べ歩きの際にも、記事が参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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