紫雲山東麓の山紫水明な自然に囲まれ、同じ大名庭園の偕楽園ら三名園より優れた評価も受ける高松・栗林公園。
その緑の山並みを借景とした庭園内を、桜、菖蒲、萩、梅と四季折々の花木が彩る、香川屈指の名勝公園です。
特にライトアップもされる桜や紅葉時期には、園内に見物客があふれる名所スポット。
そこで、栗山公園周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
栗林公園の駐車場の混雑や料金は?
高松藩の大名屋敷庭園として作庭・整備が重ねられ、「高松ノ栗林公園ハ木石ノ雅趣却ツテ批ノ三公園ニ優レリ」と、日本三名園に劣らぬ美しさを誇る香川県・栗林公園。
和風/洋風の趣の異なる南庭・北庭を持つ園内は、文化財庭園としては日本最大の75ヘクタールの規模を誇る歴史公園です。
その雅趣に富んだ景色や花ごよみはミシュランガイドでも価値ある景勝地として高く評価され、毎年春や秋には花見や紅葉狩りの名所として、多くの入園者が殺到します。
<基本情報>
名称:特別名勝 栗林公園(りつりんこうえん)
住所:香川県高松市栗林町1-20-16
TEL:087-833-7411
開園日:年中無休
開園時間:
1月 7時00分~17時00分
2月 7時00分~17時30分
3月 6時30分~18時00分
4月 5時30分~18時30分
5月 5時30分~18時30分
6月 5時30分~19時00分
7月 5時30分~19時00分
8月 5時30分~19時00分
9月 5時30分~18時30分
10月 6時00分~17時30分
11月 6時30分~17時00分
12月 7時00分~17時00分
入園料:大人 410円/小人 170円※未就学児無料
アクセス:
琴電栗林公園駅下車 徒歩5分
JR栗林公園北口駅下車 徒歩3分
公式ホームページ:
https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden/feature/ritsuringarden/garden
JR高松駅を囲む高松中心市街地にもほど近い公園であり、公共交通でのアクセスも良いスポット。
なので電車などが世話がありませんが、駐車ポイントも高松駅周辺に次いで多く、車で訪れる方もたくさんいます。
その専用の付属駐車場にあたるのが、以下の2箇所になります。※赤いPアイコン
<P1.県営栗林公園北門前駐車場>
住所:高松市栗林町1-20-16
収容台数:32台
利用時間:上記開園時間~22:00
料金:普通車25分毎100円
<P2.県営栗林公園東門駐車場>
住所:高松市中野町34
収容台数:30台
利用時間:上記開園時間~22:00
料金:普通車25分毎100円
終了時間は22時(公園閉門後2~3時間後)で統一されていますが、利用開始時間は公園開門に準ずるので注意ください。
前述の通り大きく北庭/南庭に分かれる公園内のうち、北庭へは北門前、南庭には東門前が適した駐車ポイントになりますが、全体を散策するつもりならいずれからでも大差はありません。
ちなみに広大な園内の散策目安時間は、南庭回遊が約1時間、北庭が40分程度であり、全体を見て歩くなら2時間程度は見ておいたほうがいいでしょう。
合わせて60台程度の収容力は、平日ならともかく週末などは朝からいっぱいのことが多く、特に正門にあたる東門前は満車率が高め。
また、公園東側は生活市街地でもあり、平日などは朝夕が混み合うので避けたほうが無難です。
料金的には1時間換算で240円になりますが、平均172円の周辺相場と比べると若干高めであり、特にじっくり回りたい方には上限設定がないのが難点。
特に、周辺パーキングはワンコイン程度で日中通して駐められるので、場合によっては立地を気にしないのなら周辺で駐めた方が安上がりなことも。
いずれにしても、満車時の対策も含めて、車で行く方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
栗林公園の駐車場で料金が格安のおすすめは?
そこで、以下が栗林公園周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように、北/東の各入口の前に駐車場はそこそこ集まり、特にJR線の最寄駅である栗林公園北口駅周辺は密集度が高め。
飛来峰や掬月亭、カフェ・民芸館など定番ポイントを効率的に回遊するなら東門から入るのがベターですが、平日の朝夕や混雑日に駐車エリアを選択するなら、北側がおすすめです。
料金的には先程触れたように、1時間あたりでほぼ200円(平均172円)、日中の打ち止め料金も平均490円と手頃なエリア。
そこで、園内をでゆっくり散策する際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
<時間料金>
7.あなぶきパーク栗林パーク11(8台/終日60分100円)
12.ナイスパーキング中野町104(8台/08:00-20:00 60分100円)
27.久米加パーキング中野2(3台/終日70分100円)
28.久米加パーキング中野3(9台/08:00-20:00 60分100円)
29.久米加パーキング中野1(10台/08:00-20:00 60分100円)
<最大料金>
8.チケットパーク栗林町(10台/24時間まで300円)
18.チケットパーク栗林町第2(18台/24時間まで300円)
33.チケットパーク亀岡町(3台/24時間まで300円)
34.チケットパーク亀岡町第2(5台/24時間まで300円)
<時間・上限とも>
31.久米加パーキング栗林町(6台/08:00-20:00 100分100円 最大300円)
が、時間/最大ともかなり格安なパーキングであり、滞在予定時間によって使い分ければ200~300円以上はかからないはずです。
特に31などはいずれも最安値であり、立地も東門側であることから、空いていればぜひ駐めたいスペースと言えます。
ちなみにこのエリアは、先にチケットを買って示しておく前払式のパーキングが多いので、注意ください。
栗林公園の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだ栗林公園周辺にはまだあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
一歩一景と呼ばれるほど、1年を通して多彩で豊かな表情を魅せる栗林公園ですが、なんと言ってもその真骨頂とも言える時節は春と秋。
園内のソメイヨシノ・山桜や、借景として色づく紫雲山の紅葉が見頃を迎え、侘び寂びの庭園に色を添えるさまは、香川を代表する名勝風景と言えます。
2000年台から始まったライトアップも人気を呼び、入園者も過去最高を更新し続けています。
そんな高松の名園を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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