クリスマスミサの内容って?時間や服装など一般のためのガイドブック!

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今年のクリスマスはどう過ごすかご予定はありますか?

商業主義に乗って何かを特別にしなければと考えるのは無意味ですが、せっかくなので普段考えないことをしてみるのは自分にとっていい刺激になるものです。

そこでおすすめなのが、クリスマスミサ!

近年関心が高いキリスト教の礼拝で、興味本位でも未経験の体験をするのは楽しいものです。

教会でも信者でない一般の方の参加を動機にかかわらず歓迎していますし、行ったから勧誘されるわけでもないので、今年のクリスマスは少し厳かな雰囲気に包まれたひとときを過ごしてみてはいかがですか?

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クリスマスミサの内容って

かと言って、何もわからず行ってみるのも不安ですよね。

そこで少しミサとはどんなことをするものなのか、おさらいしてみましょう。

キリスト教には宗派が沢山ありますが、大きく分ければカトリック教会とプロテスタント教会の二つといえます。その違いは簡単に言ってしまうと最初からあるのがカトリックで、宗教改革後に新教として生まれたのがプロテスタントです。

ともにイエス・キリストの人格と教えをもとにした宗教であるのはご存知でしょう。
ダヴィンチの絵画でもおなじみの「最後の晩餐」を起源とする、キリストの救いに感謝してパンやぶどう酒で聖体拝領を行なう祭儀・典礼を「ミサ」といい、カトリック教会の礼拝儀式を指します。
プロテスタント教会では「ミサ」とは言わず「礼拝」と呼びますが、「聖書の言葉」が信仰対象という意味では厳密には「礼拝」と「ミサ」とは分けて考えるべきでしょう。

式次第は、

・開祭の儀~入祭の歌とともに入場 挨拶など

・言葉の典礼~聖書朗読や説教など

・感謝の典礼~奉納の聖歌や祈りの儀式。

・交わりの儀~主の祈りや聖体拝領 祝福 拝領の歌の唱歌

・閉祭の儀~閉祭挨拶 閉祭の歌とともに退場

と進んでいくのが通例で、中でも聖書の言葉を聞く「言葉の典礼」とイエス自身が最後の晩餐で決めた死と復活の祭儀を再現して感謝を祈る「感謝の儀」が重要な部分です。普通は1時間程度の典礼で、基本的にはミサは毎日教会で行なわれます。

参加者は合唱したり、聖書朗読を聴いて復唱したり、祝福を受けて立ったり座ったりすることになります。
また、感謝の典礼では寄附の袋が回ってくることがあるかもしれませんが、絶対にというわけではありません。ただ小額でもいいので、せっかく参加した意味を考えて寄附するのも有意義だと思います。

クリスマスミサはキャンドルサービスやクリスマスキャロル唱歌(キャロリング)もあって厳かながらも素敵な雰囲気や楽しい催しもあることが多いのでおすすめです。

クリスマスはもともとキリストのミサ(Christ+Mass)が語源ですが、今ではクリスマスをキリスト降誕を祝う特別な日と位置づけ、普段行なわれるミサとは分けて考えられます。
ですのでクリスマスイブやクリスマスのミサは深夜帯なども含め、広く参加者を受け入れる形で行なわれます。

そんなミサはクリスマス時に限らず、一般の方にお参加を歓迎しています。
特にクリスマスミサは、普段とは違い参加者の3割程度はクリスチャンではなく一般の方と言われてますし、そのため式次第が書かれた簡単な冊子も渡すところもあるようですし、一般の方を対象にした進行の仕方をしてくれる教会も多いので興味がある方は臆さず出かけてみるといいでしょう。
聖書の知識や参加条件などありませんし、よほどのイベント形式でない限りあらかじめ申し込むことも必要ないのでおすすめです。

ただ、近年では関心が高くデートのカップルも立寄ったりするなど人気なので、場合によっては立ちっぱなしや出入り口から覗くようになることもあるので、時間を調べて早めに行ったほうがいいでしょう。
また、気軽にといっても私語などはNGですので注意してください。

普段から、勧誘を含め特に何かを迫られることはまずありませんが、関心があっても臆していた方はむしろ大勢詰め掛けるクリスマスでのミサから行ってみるのがいいのかもしれませんね。

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クリスマスミサの時間って?

普段の日曜礼拝などは、午前中に2~3回程度開かれるのが一般的ですが、クリスマスミサは時間帯が違います。

通常のミサと違いクリスマスはイエスキリストの聖誕祭(誕生日を祝う記念日日)なので、基本的には25日のミサがメインになるわけですが、昼は仕事をしている人のために前日の夜にミサを行なうようにしたのがクリスマスイブの始まりとされます。

なのでイブと25日当日の両方でミサを行なう教会がほとんどです。クリスマスミサの開かれる時間はもちろん教会によっても違いますが、24日の夜半のミサは夕方6時以降に、25日の降誕祭は午前中から昼にかけてがふつうです。

決まった時間があるわけではないので、行こうとする希望の教会のスケジュールを確認してください。

ちなみに、クリスマスイブのミサ時間の例を挙げると

日本ナザレン教団 尾山台教会(2015年)
12月24日 キャンドル礼拝   19:00~20:00頃
12月24日 クリスマスキャロル 21:00~23:00頃

キリスト品川教会(2015年)
12月24日 クロスマスイブ礼拝1部 17:30~18:40
2部 19:30~20:40

カトリック東京カテドラル関口教会(2015年)
12月24日 クリスマスミサ 17時~ 19時~ 22時~ 24時~

カトリック碑文谷教会(2016年)
12月24日 クリスマスミサ 16時~ 19時~ 22時~ 24時~

なので参考にして下さい(※まだ今年の予定が未決定が多数)

前述のとおり、一般の方の参加が増えており混み合うことが予想されるので、早めに行くことをおすすめします。

普通のミサが40分から1時間程度で終わるところを、24・25日のミサは普段より長く、2時間前後かかることが多いです。普段と違った特別なことをするわけではなく通常の式次第が基本ですが、参加者が多ければ進行には時間を要します。

持ち物も特になく、必要な場合は聖書や聖歌集も受付等で貸してくれますし、前述のとおり式次第をプリントした簡単な冊子を配布し、その次第に従って聖書の一節を皆で朗読したり聖歌を歌ったりするので、それほど戸惑ったりすることはないでしょう。


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クリスマスミサにはどんな服装がいい?

そんなミサに、クリスマスに行って見たいと思っても、はたと考えてしまうのが服装です。

やはり正装は必要なのか?また正装といっても黒を基本としたものでいいのかわかりませんよね。
学生は制服などでいいのでしょうし男性はスーツはあるからいいですが、女性は特に困ってしまいます。喪服のような姿で行って、浮いてしまったらと考えると不安です。

結論から言うと、ミサの定番の正装というものはありません。
キリストの栄光を示す「赤」を身に着けるといいと言われたりもますが、必ずしもそうでなければいけないというわけではありません。

ですので教会の方に聞いても、堅苦しく考えなくてもいいという答えが返ってくるのがほとんどです。信者の方以外も沢山の人が行くので、服装や持ち物など心配せずお越しくださいと言われると思います。参加してみることのほうが大切で、あまり構えずありのままで臨むことがむしろ大切と言えるのかもしれません。

・礼拝に出席する際の服装に特に決まりはありません。普段通りの服装でご出席ください。
(横浜海岸教会HPより)

信者さんも普通の格好のままの方が多いですし、中にはジーパンにトレーナーや普段着セーターなんていうラフな人も普通に参加しています。スーツ姿の男性すらあまり見ない時もあるくらいです。
特にクリスマスミサは普段より参加者が多く混雑することも多いので、よほど変な格好をしていない限り周囲から服装を気にされることはないと言えます。

とは言え、もちろんあまりだらしなかったりみすぼらしい格好がよくないのはわかりますが、何か目安や傾向などヒントは知りたいところ。

確かに普段着といっても前述のトレーナー・ジーパンというのはなかなか選びにくいでしょうから、強いて言えば「少しよそ行きの普段着」が無難ではないでしょうか。

日本人は、普段のミサならともかくクリスマスを特別のものと捉えるので、正装まではしなくてもお洒落をしようとする傾向があります。ただお洒落といっても、神様と対話をする敬虔な信仰の場ではありますので、派手なものは極力避けるべきです。むしろ、普通の服装の方が多い中で頑張りすぎてしまうほうが回りの目を引いてしまうと言えます。たまに見かける派手な色のワンピースを着た年配の方などは結構目立っています。

まとめると正装は必ずしも必要はなく、普段着でも少しよそゆきでおとなしめの清潔感があるものを選べばいいのではないでしょうか?

女性は定番のワンピースや、スカートにブラウスなどでもいいですし、パンツスタイルでもOKだと思います。少し上品さが欲しければキレイめのタイトスカートもおすすめ。色は明るいグレーなどモノトーン系で、席に座った時に裾が上がってこないひざ上丈くらいが清潔感があります。

季節がらベージュなどのモヘアニットなんかもおすすめですし、カジュアルなデニムボトムでも落ち着いた感じのニットカーディガンと合わせれば大人の軟らかさ雰囲気が出ると思いますよ。

特に買って用意することはなく、持っているもののなかで清潔感がある服を選んでコーデすればいいと思います。

注意点を挙げるとすれば、教会は暖房などは入っていないことが普通なので場合によっては時期的に寒いことが予想されます。上着など羽織るものの用意など、防寒対策は頭に入れておいたほうがいいかも知れませんね。

※19分ごろからや48分ごろからの観客席風景が少し雰囲気の参考になるかもしれません。

まとめ

キリスト教会は各地域に必ずあるので、近くでクリスマスミサが開かれる教会があるかどうか調べてみるといいでしょう。もちろん、多少遠方でもよければ、毎年人気の高い教会もあるようです。

そんなおすすめ教会も、もし機会があったらピックアップしてみたいと思います。

⇒東京でおすすめの教会なら
「クリスマスにミサなら東京でおすすめの教会は?厳選まとめ!」
⇒横浜でクリスマスミサの人気教会は
「クリスマスのミサ 横浜でおすすめの教会は?人気3教会の詳細情報!」
⇒大阪でおすすめの教会なら
「クリスマスのミサ 大阪でおすすめの教会は?人気3教会の厳選情報!」

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