さまざまなイベントが組み合わさってひとつの祭りとして展開される「会津まつり」。
「提灯行列」「会津磐梯山踊り」「会津藩公行列」とどれをとっても主役になりうる催しなので、どこにポイントを絞って見物するか迷ってしまいますが、スケールで言えばなんといっても最終日の「会津藩公行列」が一番でしょう。3日間の会津まつりのとりを飾るのにふさわしい熱気と興奮に包まれます。
会津まつりのうち、芸能人が特別ゲストで招かれる話題性も十分なこのイベントを楽しむには、何がポイントになるのでしょうか?
会津藩公行列のコースとポイント通過時間は?
<基本情報>
会津まつり 会津藩公行列
開催期間 :平成28年9月25日(日)
開催時間 :9:25~16:00
場所:鶴ヶ城本丸・神明通り・中央通り他市内一円
住所 :福島県会津若松市追手町1-1(鶴ヶ城)
問合せ:0242-23-4141(会津まつり協会)
料金:無料
アクセス:鶴ヶ城:ハイカラさん・あかべぇ「鶴ヶ城入口」下車、徒歩5分
若松一中:JR磐梯西線/只見線 会津若松駅下車すぐ
さまざまな催しが3日間に渡って開催される会津まつりですが、中でもメインは最大イベントの「会津藩公行列」です。江戸末期の会津藩の武者・大名に扮した行列が、鶴ヶ城での出陣式をのあと市中を練り歩きながらパフォーマンスを演じるものですが、総勢はなんと500人以上!日本一長い行列イベントしても知られています。
毎年、人気ゲストが招かれることでも関心度が高く、昨年一昨年と綾瀬はるかさんがゲストをつとめ、好評を博しました。今年はまだ決まっていませんが、地元の方や観光客が楽しみにしていることでしょう。
行列は午前・午後に分かれて行われ、行列中の奴隊による槍所作などいろいろな演技も披露され、また各所ポイントでは地元の参加者による演舞などの催しもあるので、沿道では沢山の人出のもと盛り上がります。
行列のコースと、各ポイントのおおよその到着時間は以下になります。併せて駐車場の位置も参考にして下さい。
※左上(表題の頭)の→□ボタンでガイドエリアを表示させてご覧下さい。(スマホでは横回転させると見やすいです)
注意する点は、行列の通過時間と各所での催しの時間が必ずしも同じタイミングではないことです。
せっかくだからと両方楽しみたければ、早めにポイントに行って行列到着時間より前から始まる催しを見物しながら行列を待つ形が基本になるでしょう。
尚、基本的に荒れた天気でなければ雨天決行になります。
会津藩公行列での駐車場で無料の場所は?
駐車場に関しては、基本的に無料駐車場は朝早くから入ろうとする列ができ、同時に混雑が始まると考えてください。確実に無料で停めたければ8時~9時頃には入庫していたいところです。
<無料駐車場>
・会津森林管理署
・会津若松年金事務所
・県合同庁舎
・県職員駐車場
・建設会館
・日本たばこ産業
・市役所第二庁舎
※場所はマップを参照下さい
上記7箇所が予定されており、いずれも鶴ヶ城付近を中心に、出陣から見物する観光客を想定した位置にあります。
いずれにしても、満車予想時刻を考えれば無料駐車場に停めるということは、最初の出陣式から見物するようにはなるでしょう。
最近では、タイムなど大手経営の駐車場が繁華街に増えてきているので有料駐車場でかまわなければ出遅れても比較的駐車場は見つかると思います。
ただ問題なのは行列や催しの進行に伴い、その周辺通りが時間帯ごとに交通規制がかかることです。コインパーキングがあっても前の道が通行止めになっていたら入庫はできません。
交通規制は細かくエリア毎に時間を決めて行われるので、マップのポイント通過時間を参考に、行列が差し掛かっている付近とその時間は通行できないと思って動くようにして下さい
いずれにしても、目的のポイントに近い駐車場に車を入れて催しを見たり行列が差し掛かるのを待つといった、徒歩で動き回る形が基本になるでしょう。
会津藩公行列の見る順番でおすすめは?
混雑を考慮した上で、上手に会津藩公行列を楽しむにはどうすればいいでしょうか?
京都祇園祭の鉾曳き回しなどもそうですが、見物対象が動き回るイベントでの賢い楽しみ方は、ある程度メインポイントをあきらめつつ、普通の人と逆に動くことです。
では会津藩公行列のメインの見どころはというと、やはり鶴ヶ城の出陣式と神明通りでの演し物が中心になります。当然多くの方が目当てにするので、総じて混雑します。特に鶴ヶ城エリアは混雑がひどくなり、それは同時に朝から午前中にかけてがもっとも混雑するということにもなります。
例えば、あえて出陣式を犠牲にして最初から神明通りで場所をとろうとしても、9時ごろにはすでに前列での場所取りは難しいほどです。
(ちなみにこれは地元情報ですが、行列の演しものやゲストの挨拶などは本部席の前で行われるのことが多く、その周囲に陣取ることができると目の前で催しを楽しめるそうです。)
もし派手な演出披露はなくても間近で祭りの熱気を味わいたければ、午前コースの神明通りからみずほ銀行のところを右に折れて博労町通りへと続く道幅の狭い沿道がおすすめです。混雑していても熱気こそ祭りの醍醐味!と言う方は、このエリアを堪能ください。
午後の見どころは中央通りでの行列や催しがメインになりますが、比較的混雑はゆるくなります。
ですので、昼の休憩後に出発する行列が最初に練る歩く中央通りは、催しが豊富なことも含めて藩公行列のスポットとしては穴場と言えます。もちろん間近で見える道幅の狭いルートと違い、行列までの距離が遠いのが難点ですが、ゆったり見物できるのはメリットでしょう。
ですので上記を考慮するとできれば午前中はなるべく避け、比較的人が空いてくる午後から見物するのがおすすめと言えます。
例えば、ランチは後回しにして、マップ上中央通りのリオンドール駅前店向かいの有料駐車場(緑のアイコン)に交通規制が始まる12:50までの早めの時間(できれば12時前)に停めます。
すぐに愛眼堂前のポイントに行って場所を確保し、12:45分から始まる催しを楽しみながら13:20頃に差し掛かる予定の行列も見物します。
せっかくですから、14:45頃の鶴ヶ城での帰陣式も見物したいところなので、そのままついて行くか、少し早めに切り上げて先回りして到着を待つようにします。
ランチはその後になってしまいますが、これなら比較忙しくなく、見どころを押さえた見物ができるのではないでしょうか。お腹が空くようなら、お店に入らなくても屋台が沢山出ているので、さっと済ますこともできますよ。
それから、これは大事な要素かもしれませんが、例年特別ゲストは最後までは参加しないことがほとんどです。
確か、綾瀬はるかさんは2014年は午前中のみで、2015年は中央通り愛眼堂前で13時過ぎに挨拶されたあと帰られたと思います。(間違っていたらごめんなさい)
まだ今年は特別ゲストが決まっていませんが、ゲストを見るのも大事であれば情報は確認ください!。
今年も綾瀬はるかさんに決まりました!やはり、会津まつりの顔は綾瀬さんが一番なじみがあって適任ですよね!
それと、もちろん午後の方が空いているとは言え人出はそれなりにありますし、あくまで参考予定なので、余裕を持って臨んで下さいね!
尚、まだ2016年の行事詳細が全て明らかでないので、昨年までの情報を元にして記事を作成している部分もあります。場合によっては今年の開催内容と異なる場合もあるのでご了承ください。
まとめ
こうみてくると、やはり車は観光地ではお荷物になりますね。
花火イベントほどではないにしても帰りの道も混みあうので、電車を使って会津若松駅で降りると、今回のおすすめプランでも楽にスタートできますよ。
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