子供が初めて幼稚園や保育園に通う時期が迫ってくると、当のお子さんより親御さんの方が緊張して落ち着かないものです。
またいろいろ用意するものもあり、何かと準備も忙しいもの。
衣服類や生活用品・お弁当道具などさまざまありますが、通園バッグなど持ち物を入れる袋類もきちんとそろえる必要があります。
そこで今回は、簡単なレッスンバッグなどの手作りでの作り方を紹介しましょう。
入園準備でバッグは手作りがおすすめ!
子供が園に通う際に持ち物を入れるバッグ類で、特にレッスンバッグ(通園バッグ)などは微妙なサイズ指定がある場合もあり、市販品や既製品が見つけずらいこともよく耳にします。
だいたい縦30cm×横40cm前後が多いようですが、統一的に決まったサイズはなく、微妙に各園で違うことが多いと言えます。
それに子供は引きづりながら帰ってくるなど、痛みも早い消耗品と捉えたほうがいいので、あまり高価なものを買うのも二の足を踏んでしまいますよね。
そこでおすすめは手作りで用意しちゃうこと。それなら微妙なサイズ指定も問題ありません。
「でも、裁縫なんて苦手だし、ミシンだって持っていない・・」なんて心配も無用です。
最近では性能の良い裁縫用ボンドが売られていて、ズボンのすそ上げするくらいの手間でバッグ類もできちゃうんですよ!
なので裁縫というより工作感覚と言ったほうがいいでしょう。ボンドを塗ってアイロンを当て、冷めれば縫ったように貼り合せることが可能です。
では早速レッスンバッグの手作り手順をみてみましょう!
コニシ ボンド裁ほう上手 45g
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入園準備のレッスンバッグの作り方
仕上がり寸法はタテ30cm×ヨコ40cmのレッスンバッグの作り方になります。
・用意するもの
①布地~
100cm×50cmの大きさで、素材はボンドがよく効く綿・アクリル・フエルトがおすすめ。園によっては素材も指定があることがあるので注意。生地は大体100cm幅で10cm単位(50cm以上)で売られていることが多いです。ですので最低単位で買えば材料としては十分です。柄はお好みで選んでください。
②裁縫用ボンド~
仕上がりは透明なのではみ出ても怖くありませんし、洗濯やドライクリーニングもOKなので、汚れることが多い子供の使うものに最適です。
意外と伸びが悪く、ケチって使うとしっかり貼れないこともあるので、少し多めに余裕を持って準備した方がいいでしょう。
③その他の道具~はさみ、定規、アイロン、アイロン台、あて布
「レッスンバッグの作り方」
①用意した生地から、上記サイズの布地を裁断して準備してください。
②取っ手になる生地は、まずアイロンで半分に折り目をつけ、引き続いて4分割になるように折り目をつけます。
③いったん開いてから、ボンドを塗り、図のように内側に巻き込みながらアイロンで圧着して貼っていきます。最終的には2.5cm幅の取っ手部分が2本できます。
④次にバッグ本体になる布地の4辺を、図のような寸法で裏側に向かってアイロンで折り目をつけます。
⑤さらにひっくり返して、表面の折り目をつけた1cmの部分にボンドで取っ手を付けます。
⑥さらに長い辺の折り目をつけた折り返し2cmの部分にボンドを塗ったうえで二つに折り、しっかり貼り合せます。
⑦しっかり貼れたら、今度は袋口の縁を折り目どおりに内側へ貼りながら3つ折りします。
⑧最後に、内側に向かって下がっている取っ手を図のようにボンドでしっかり貼って、表側に出るように仕上げます。
以上で完成です!
なお、指定サイズが異なる場合は、裁断サイズで調整してくださいね。
入園準備で手作りの体操着入れの作り方
せっかくですので、やはり入園に際して必要な体操服入れの作り方も紹介しましょう!
用意するものは、巾着に絞るカラー紐を加えて、それ以外はレッスンバッグと同じもので大丈夫です。
「体操服入れの作り方」
①用意した生地から、上記サイズの布地を裁断して準備してください。
②点線の部分をアイロンで折り目をつけたうえで、図のように折り目の部分に切り込みを入れておいて下さい。
③折り目を入れた部分を、別々に片側3箇所、両側で計6箇所貼り付けます。
④四隅の12cmの部分は残して、折り返しにボンドを塗り、二つに折ってしっかり貼りあわせます。
⑤袋口を2cmずつ二つ折りする折り目をつけ、紐が通すことができるようにボンドで貼ります。あとは紐を通してループエンドにすれば出来上がりです!
レッスンバッグも体操着入れもこのように簡単に完成してしまいます!
まとめ
こうして工作感覚で手作りすると、本当に簡単にミシンいらずでいろいろなアイテムができてしまうから驚きです。しかもコストもかからずできるので、汚れてだめになったら小まめに作ってあげてもお財布に優しいのが嬉しいところ。
裁縫ボンドを使えば、他にも上履きや楽器入れなども簡単にできますし、名札を布地に付けることも簡単です。
うまく利用すれば、お子さんの幼稚園・保育園生活に役立ちそうですね!
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