え!ガスが使えない?・・なんで?!
給湯器のお湯が出なかったり、コンロの火が着かなくて、困ったことってありますよね。
特に、忙しい朝や寒い夜に急に使えないと、本当に大変。
たいていは復帰操作で解決できますが、慣れていないのであたふたしてしまいます。
そこで、復帰の手順をわかりやすくおさらいしてみましょう。
ガスが使えない時の原因は?
ガスのマイコンメーターは、地震の揺れ・ガス漏れ・長時間使用などでガスを遮断するようにできています。
少しの異常を感知しても止まるようになっているので、ガス臭いなど異常を感じなければ、簡単な操作で復帰できます。
ご存知の通り、一般的に家庭用のガス供給は主に2種類です。
・ガス管を通って天然ガスが送られてくる「都市ガス」
・石油を原料に作られた液化ガスをボンベで利用する「LPガス」
大きくは違いませんが、操作の種類はこのふたつの方式のどちらかです。
各々にも、ガスメーターの製造メーカーはたくさんあるので、タイプや外観もいろいろですが、基本的な操作はほぼ一緒と考えてもOKです。
まず、スムーズな復帰のために、自分のガス契約が「都市ガス」「LPGガス」のどちらかなのか確認下さい。
ガスの復帰操作の仕方 都市ガスでは?
「都市ガス」に使用されているガスメーターは、ちょっとあげてもこれだけ見た目が違います。
ただ、共通するのは、必ず「ボタン」と確認のための「ランプ」が付いているということ。
このふたつだけの操作~確認だけで復帰するので、まずは付いている場所だけ把握して、以下の操作をして下さい。
異常がなければ、すぐに使える様になるはずです。
<都市ガスメーターの復帰操作>
●まず、必ず使用しているガス器具とガスの元栓を閉めてください。ガス漏れなどの異常が起きて止まっている可能性も十分にがあるからです。
●赤いランプが点滅しているはずです。タイプによってボタンカバー外し方は違いますが、カバーを外します。
●ボタンを奥までしっかり押し込み、すぐに離します。ランプは1度消えますが、再び点滅します。
●約3分後、異常なければ、ランプは消えるはずです。これでガスは使えます。
※ちなみに都市ガスのメーターで、一部ランプの代わりに液晶表示になっているものがあります。
その場合は、ランプの点灯状態ではなく、パネル上の「ガス止」の表示が3分後に消えているかどうかで確認して下さい。
この復帰操作でもダメなようなら、操作を繰り返すのではなく、すぐガス会社の客様窓口に連絡してみてください。
ガスの復帰操作の仕方 LPガスでは?
「LPガス」のメーターも、形や大きさはさまざま。
ですが、やはり共通するのは「ボタン」と確認のための「液晶窓」が必ずあるということ。
この、ふたつだけを操作~確認すれば、他をいじったりする必要はありません。
本当に異常がなければ、以下の操作をして、復帰するはずです。
<LPガスメーターの復帰操作>
●まず、必ず使用しているガス器具とガスの元栓を閉めてください。ガス漏れなどの異常が起きて止まっている可能性も十分にがあるからです。
●「ガス止」の表示とともに、「A・B・C」のいずれかが表示されています。
例
・BC~揺れを感じた時
・AC~異常に長く使用した時
・C~ 異常なガス消費
●黒い復帰ボタンを1回押してください。
●「ガス止」表示が消え、赤いランプとアルファベットが点滅を始めます。
●約1分後、異常なければ、アルファベットとランプは消えるはずです。これでガスは使えます。
この復帰操作でもダメなようなら、操作を繰り返すのではなく、すぐガス会社の客様窓口に連絡してみてください。
まとめ
寝過ごした朝や、脱衣した風呂場で起こったりもする、厄介なガス止まり。
特に、メーターは屋外に付いているので、夜間などだとあたふたしてしまいますよね。
記事も参考に、あわてず怪我などしないように、落ち着いて対処してくださいね。
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