日本ハムファイターズの躍進とともに、今や北海道のイベントの聖地として欠かせない人気施設・札幌ドーム。
野球観戦やコンサート・ライブ鑑賞を楽しみに、マイカーで行く計画の方も多いでしょう。
そこで気になるのが、混雑具合はもちろん、車を駐めるところがちゃんと見つかるかということ。
そこで、札幌ドームの駐車場事情についておさらいしてみました。
※2018年度版(2018年7月5日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
札幌ドームの駐車場の混雑や予約のしかたは?
一般的に観光地スポットも混み合いますが、開催や終了の時間が決まっているイベント会場は、人の動きが集中するので、輪をかけて混雑します。
特に帰りの際は、駅も駐車場も人の流れが分散せず一斉に集中するので、混乱も顕著。
札幌ドームに関しても当てはまり、ドーム公式駐車場や周辺パーキングに関しても、車に戻ってから30分~1時間程度出庫できないことは普通なので、事前に混雑の様子やアクセス、駐車場の確認をしておくことは必要でしょう。
もちろん、札幌ドームにも以下の専用駐車場は設けられています。
<札幌ドーム駐車場>
住所:札幌市豊平区羊ケ丘1番地
TEL:011-850-1000
料金・時間:以下参照
収納台数:普通車742台/大型車40台/その他障害者専用など107台
公式サイト:https://www.fighters.co.jp/
出典:公式ホームページ
ただ、札幌ドームの駐車事情は、一般的なイベント会場のそれとは異なるので注意が必要です。
なぜなら、スタジアムの5万人を超える収納人数に対して、周辺も含めた駐車キャパシティが追いついていないからです。
そのため、札幌ドームの専用駐車場利用方法も、大きく以下の3つになります。
①大規模イベント開催時
前売りチケット販売に伴い、駐車場利用の場合も前売り駐車券が必要。普通車2,500円で、イベントチケットとともに店や電話・WEB予約で購入。
②一般イベント開催時
前売りチケット販売がないイベントは、当日料金を払う通常利用制。普通車は500円の終日料金。
③イベントがない時
通常利用。時間料金制で、普通車は2時間/300円(以降30分100円)。営業時間は9時~21時。
つまり大きなイベントの際は、駐車券が入手できていなければ札幌ドーム駐車場は利用できないということになります。
特定の時間に人の流れが集中する大規模イベントに対して、駐車スペースが圧倒的に不足しているため、このシステムはやむを得ないものであり、また周辺地域への影響や安全確保の意味でも、必須の集客システムと言えます。
この専用駐車場のシステムに応じて、周辺パーキングのスタイルもそれに適したものになっています。
もちろん一般的なコインパーキングはありますが、イベント開催時に営業する地域の駐車場も、一部予約を取り入れた集客方法になっています。
また、現在広がりを見せている駐車スペースの予約シェアサービスが多く点在するのも、札幌ドーム周辺の特徴。
そんな意味で、もし札幌ドームのイベントに車で行く場合、事前の段取りが大切なポイントよ言えそうです。
そんな札幌ドームの駐車場事情も踏まえて、周辺パーキングを紹介します。
札幌ドームの駐車場で予約もできる臨時の民間パーキングは?
ドームイベント開催に合わせての営業がメインになる地域駐車場は、以下のとおりです。※黄色のアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、通常時の1時間/日中最大(青色)・イベント時の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
すべて合わせてドーム専用球場の収納台数くらいはあるので、貴重な駐車リソースと言えます。
料金相場は、イベントの種類により変動はありますが、ほぼ1日2000円程度と思えばいいでしょう。
いずれもイベント開催時間に合わせて、その前後で営業する形が普通です。
観光地でよく見かける普通の臨時的な駐車場スタイルもありますが、ホームページを整備して予約対応ができるところも多いのが特徴。
もし、ドーム駐車券が入手できなかったのでしたら、まずはこれらの予約状況を当たってみるのがいいでしょう。
立地的にも、あとで紹介する一般コインパーキングに比べ、ドームに比較的近く利用しやすいのも便利な点です。
ただ、混雑が激しい帰途の際の出庫や渋滞を考えると、
7.Dosnunパーキング福住
あたりは、立地的に帰りがスムーズかもしれません。 ※2018年は7月2日で年内営業終了
さらに、最近広まっている、個人の駐車スペースを一時的にシェアする駐車場も、札幌ドーム周辺ではかなり多いので、選択としておすすめです。
収容台数は普通は数台程度がほとんどですが、中にはこのサービスでは珍しい大きなスペースもあったりするので、ぜひ当たってみるといいでしょう。
注意点は、利用時間や車種制限、中には北海道ならではの除雪要などの利用条件もあるので、詳細を確認したうえで、予約を入れるようにして下さい。
なお、最新の立地情報は以下のとおりです。
札幌ドームの駐車場で料金が安いおすすめは?
最後に、一般コインパーキングについてもおさらいしてみましょう。※紺のアイコン
ご覧の通り軒数的にも少なめですし、ドームまでの距離も比較的遠い立地になります。
また相場的にも、普段は1時間200円/最大1000円以下と手頃ですが、イベント開催時には前述の地域駐車場の料金相場にぐんと近づきます。
やはり一般パーキングにおいても、イベント開催時には1日1500円~2000円は相場と見るべきでしょう。
またご覧のように、いずれも収容力はあまりないところが多いので、ドームでのイベント時には軒並み満車が予想されますが、そんな際は、
3.イトーヨーカドー福住店駐車場(833台)
が、キャパシティ的に頼りになりそうなスペースです。
しかも、予約も可能であり、イベント時料金は必ずしも格安ではありませんが、予約しなかったとしても、まず覗いてみる価値はあるでしょう。
なお、リストに記載がなくても、ドームイベント時に料金変動する可能性があるので、くれぐれも現地での確認は怠らないで下さい。
まとめ
本文でもふれましたが、こういった大規模イベント施設での問題点は、帰路の混雑です。
かと言って早めに切り上げて会場を後にするのも、コンサートのアンコールや試合の大逆転など見逃してしまうので切ないところ。
ですので、駐車場の選び方は近さで選ぶより、むしろいくぶん離れた立地のほうが、出庫もスムーズでおすすめかもしれません。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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