戦国の雄、上杉・武田両氏の城攻めにも耐え、難攻不落を誇った北条の城・小田原城。
つい最近では天守閣を含めたリニューアルも終え、ますます来場者がうなぎのぼりの人気の城郭スポットです。
ただ、日頃から季節のイベントなどが盛んな名城なだけに、混雑や駐車場の確保が心配のところ。
そこで、小田原城周辺の駐車場事情をおさらいしてみます。
※2018年度版(2018年7月18日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
小田原城周辺の駐車場の混雑状況は?
戦国期より江戸時代に至る群雄割拠の世に、関東に永く君臨した北条家の居城として無敵の守りを誇った神奈川・小田原城。
その中・近世城郭で最大規模を有する城跡は、のちに本丸を中心に小田原城址公園として整備され、その後も天守閣から櫓や門も復元再興され、今や城郭ブームの一役を担います。
また、公園内は四季の花木があふれ、それぞれの見頃に合わせて盛り沢山な祭りイベントで賑わいます。
<基本情報>
名称:小田原城
住所:神奈川県小田原市城内6番1号
TEL:0465-23-1373
休館日:12月第2水曜日/12月31日~1月1日
開館時間:天守閣/9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:一般 500円、小中学生 200円(天守閣)
※その他有料施設あり
アクセス:小田原駅下車 徒歩約10分
公式ホームページ:https://odawaracastle.com/
小田原城を含む小田原城址公園には、専用の駐車場はありません。
小田原駅からも徒歩10分の行きやすいスポットですが、都心からの小田原厚木道路のアクセスも良いため、マイカーで訪れる方も多く、その際は周辺パーキングを探して駐めることになります。
後述のように城や小田原駅周辺には市営・民間のパーキングが豊富なので、普段時の平日や土日なら駐める場所に困ることはそれほどないはず。
ただ、桜や梅・花菖蒲といった四季折々の花の名所でもあり、その他にもイベント開催が多い公園なので、混雑するタイミングは他の城郭スポットよりかなり多い方と言えます。
また、付近に小田原競輪場があることも影響があり、競輪場公式サイトでも混み合う際の代替として小田原城周辺のパーキングを推奨しています。
なので、競輪開催日には満車率が高くなるので、観光スケジュールに融通がきくなら、競輪開催日をチェックして避けたほうが無難です。
場内への入り口は、正面を含めて合計4箇所(正面・学橋・南入口・北入口)ありますが、特に「正規登場ルート」とも銘打たれる正面から入る方がほとんど。
当然、正面入口に面した本町~栄町周辺は、駐車場も多いですが満車になるのも早く、渋滞も覚悟するようです。
人出が集中するのは、主に10時から13時頃であり、混み合う時期に行くなら天守閣がオープンするのは9時前か、ピークをはずした午後の方がいいでしょう。
なお公園自体は終日開放しているので、仮に早く着いても散策は可能です。
いずれにしても、駐車場を持たない人気の城郭スポットに車で行くなら、周辺パーキングをおさらいしておくとあわてません。
小田原城の駐車場で安い料金のおすすめは?
そこで、以下が小田原城周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
専用駐車場がない小田原城ですが、市で運営している定番となる駐車場は4箇所程度あります。
1.藤棚臨時駐車場(65台)
2.本町臨時駐車場(40台)
3.小田原駅東口駐車場(368台)
16.小田原市栄町駐車場(324台)
2や3に上限設定がないことと、16のみ24時間営業でないことに注意すれば、周辺と比べても手頃であり、いずれも入口は近く立地は悪くないので、空いていれば駐めたほうが世話がありません。
逆に言えば、300台オーバー収容の3や16あたりががいっぱいだと、周辺も満車の可能性は高くなります。
なお、3と16の満空情報は小田原市のホームページで確認可能です。
料金的には観光地としては平均レベルであり、1時間あたりはほぼ300円(平均306円)、日中の最大料金も平均1092円と、千円程度です。
ちなみに小田原城の見学所要時間は、旅行会社の調査では平均1~2時間程度。
細かい移動や休憩、食事を入れて、車に戻るまでに長くても3時間程度を見ておけば大丈夫でしょう。
そこで、そんな時間を手頃に駐めておけるところを拾ってみると、
13.P&P小田原本町パーキング(10台/終日60分200円)
24.パラカ小田原市本町第1(10台/終日30分100円)
29.NBパーキング小田原(10台/終日30分100円)
35.SAパーキング小田原栄町(2台/08:00-20:00 30分100円)
41.リパーク小田原栄町4丁目第2(7台/08:00-18:00 60分200円/24時間最大600円)※指定車室のみ
42.リパーク小田原栄町4丁目(5台/08:00-22:00 60分200円/5時間毎500円)
47.小田原新幹線口駅前駐車場(15台/08:00-20:00 30分100円)
49.中野パーキング(41台/終日30分100円)
50.Kパーキング(自走)(83台/08:30-20:30 30分100円)
51.Kパーキング(機械)(83台/08:30-20:30 30分100円)
52.やえい駐車場(71台/終日30分100円)
55.さがみ信用金庫本店駐車場(38台/終日30分100円)
56.パークインポケット駐車場(27台/終日30分100円)
3時間程度であれば、これら1時間換算で200円程度のパーキングが手頃であり、前述の市営スペースと比べても幾分割安。
ちなみに、上限料金があったほうが安心であれば、表にマーキングした700~800円以下のところが割安になるので、参考にしてみてください。
小田原城の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだ小田原城周辺ではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
近年、ブームとして人気が高まっていることもあり、大規模な修復や修理が施され、さらに注目が集まるところが多い城塞スポット。
ここ小田原城も、耐震工事も含め天守閣がリニューアルも終えたばかりであり、見学のタイミングとしては最もいい時期。※2015年7月~2016年4月末
塗り直しをされた外観も見応えが増し、さらにこれまで暑いと不評だった天守にエアコンも完備されるなど、快適さも増しています。
そんな今が旬の見頃とも言える小田原城を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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