実業家の原富太郎(三溪)によって造園された、17万㎡もの広大な敷地を持つ「三溪園」。
梅や桜の花見名所なのは言うに及ばず、ホタルの初夏や紅葉の秋など、風光明媚な景勝で評判です。
ただ、横浜でも少し郊外のエリアなので、駐車場なども心配です。
そこで、三溪園周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
※2018年度版(2018年7月28日再調査)
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
三溪園の駐車場の混雑や料金は?
生糸貿易で財を成した実業家・原三渓氏が、美術分野でも秀でた造詣を生かして、横浜本牧に開園した純日本庭園・三溪園。
重要文化財にあふれた園内には、四季折々の花木も彩り、豊かな自然を満喫しながら時間を忘れて散策できる、人気横浜のもう一つの顔とも言えるスポットです。
<基本情報>
名称:三溪園
住所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
TEL:045-621-0634
休園日:12/29-12/31
営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
入園料:大人700円 小学生以下200円
アクセス:JR「根岸」駅からバス「本牧」下車徒歩7分
公式ホームページ:http://www.sankeien.or.jp/
最寄りの山手駅からは歩くとかなり距離があり、三溪園入口バス停からも意外に遠い三溪園。(※土日祝日はぶらり三溪園バスが園内停留所まで運行)
特にシニアの方の来園も多いスポットなので、そんな意味ではマイカーでのアクセスが楽なスポットです。
ちなみに三溪園には、以下の施設専用の駐車場はあります。※紺のPアイコン
<P.三溪園駐車場>
利用時間:9:00~17:00
収納台数:約80台(バスと兼用)
料金:
最初の2時間500円 以降30分100円
1日最大1,000円
バスと併用の上、観光バスは予約でスペース確保してしまうので、普通車のスペースとしては少々頼りない駐車場と言えます。
特に行楽シーズンやイベント開催期間では、土日はもちろん平日でも午前中から満車になることがしばしばです。
料金的には、2時間500円と手頃であり、茶屋など飲食施設もある広い園内を、ゆっくり回れば3時間以上でもいられますが、標準的な見学時間は2時間といったところなので、ちょうどワンコインで済んでしまいます。
さらに1日料金の設定もあるので、もしゆっくり散策を楽しみたい際も、一応は安心です。
平日ならまず駐められる事が多いですし、何と言っても園内という立地なので、年配の方にも最適なスペースと言えるでしょう。
ただ、もし混雑する日や短時間しか見学する予定がない方は、この正門脇より南門に近い、
1.本牧市民駐車場(316台/1時間200円 以降30分100円/最大料金なし)
の方がむしろ向いている駐車場。
台数が多いので駐められる可能性が高いということもありますが、最初の課金区切りが1時間なのもその理由です。
若い方やデートカップルなどは、1時間前後でさっと楽しめる手軽なスポットでもあるので、ここであれば2~300円で済んでしまいます。
最大料金がないのが難点ですが、5時間以上にならなければ、正門脇の最大料金1000円を超えるようなことにはならないので割高にはなりません。
ちなみに、この駐車場から三溪園南門までは歩いて3分程度であり、正門から入るとせいぜい三溪記念館止まりで、あまり行かない旧天瑞寺寿塔覆堂や春草廬などの文化財も余すことなく楽しむことができるので、散策しやすさでもメリットがあるかもしれません。
ただ三溪園の目玉となる桜や紅葉などの行楽時期には、この駐車場も少し遅く来ると満車になります。
そんな際は、朝から来た方が2時間程度の見学を終えるお昼前後にずらすか、周辺駐車場を当たる必要が出てきます。
三溪園の駐車場で安い料金や穴場は?
そこで、以下が三溪園周辺のコインパーキングリストになります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
距離的に1km圏内ではピックアップしているので、大人の足で10分弱といったところです。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
賑わうみなとみらい地区などから離れた郊外地域のこの付近は、ご覧の通り駐車場もそれほど豊富でなく、大きな駐車場がないのも辛いところ。
強いておすすめポイントを上げると、
4.タイムズ本牧間門第2(17台/1時間400円/最大料金900円)
8.リパーク本牧和田(31台/1時間400円/最大料金なし)
が、近い場所に立地しているので、料金は格安ではありませんが、駐める場所をとにかく探しているなら覗いてみるといい穴場と言えます。
いずれも距離的には、三溪園から5~600m程度なので条件もそれほど悪くはありませんが、8はデニーズの駐車場でもあるので、お昼時は避けたほうが無難です。
料金的に手頃なところも少し拾ってみると、
1.本牧市民公園駐車場(316台/1時間200円 以降30分100円)
2.ショウワパーク本牧三之谷(5台/08:00-22:00 30分¥100 最大料金600円)
3.リパーク横浜本牧三之谷第2(5台/終日30分100円 24時間500円)
10.ナビパーク本牧大里町第1(5台/平日 24時間最大600円)※平日のみ
11.パークレポ本牧和田(10台/08:00-22:00 60分¥200)
19.ONE PARK横浜本牧(5台/07:00-20:00 90分¥200)
20.リパーク横浜本牧大里町(5台/08:00-20:00 30分¥100 24時間最大500円)
が、1時間換算で200円以内、日中最大がワンコイン程度で収まるパーキングです。
三溪園の駐車場で予約できるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、三溪園の周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
ご覧の通り料金も手頃ですし、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
混雑が予想できる行楽時期に、早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる手かもしれません。
まとめ
アクティビティスポットももちろん楽しくていいですが、城郭や庭園など日本独自の文化に触れ合える景勝地も脚光を集めている昨今。
特に外国人の方も関心が高い三溪園は、混むことを想定して計画したいスポットです。
シニアの見学客も多いと思いますので、こんな記事も参考に、無理のないアクセスで楽しんできて下さい。
※ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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