夏本番になり、女性の方は浴衣を着たいシーンが増えますよね。
でも、いつもの洋服とは違うので振舞い方がわからないこともあり、彼の目にはどう映るのかなんとなく不安でしょう。
でも心配いりません。女子力をアップさせる立ち振る舞いを学んで、浴衣ならではの仕草で彼をキュンとさせてしまいましょう!
ちょっとしたコツであなたはすぐに浴衣美人です!
浴衣のデートで彼をキュンとさせるには?
浴衣を着ると一番心配なのは着崩れです。
ゆるんだりずれたりしてだらしなく見えてないかデート中は常に不安ですよね。もちろん和装は時間が経てば着崩れてくるのは仕方ありませんが、主な原因は浴衣にあった動きができていないからです。
また浴衣を着ていてもっとも「様になっていない」ように見えるのは、着崩れを気にして常にあちこちを触っている様子だそうです。
かと言って洋服を着ているときと同じように振舞うと、雑なつもりはなくても浴衣姿ではがさつに見えるものです。
凛として落ち着いたたたずまいで浴衣に合った動きができていれば、デートしている時間ぐらいは着付けは保たれますし、何より浴衣姿のあなたを美しく見せることができます。
日本には「所作」「立ち振る舞い」といったきれいな言葉がありますが、浴衣のマナーや作法はまさにそう言い換えることができるでしょう。
いつものあなたを、姿勢ひとつから歩き方や座り方・食事のときなどの立ち振る舞いなど少し浴衣用に変えるだけで、いつもと違う落ち着いた色気に彼は必ずドキッとするはずです。
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浴衣のデートで注意すべき仕草の心得は?
基本は立ち姿です。
凛としたきれいな立ち方は、視線をまっすぐ前に置き、ややあごを引いて背筋を伸ばします。
足はこぶしひとつくらい開け、「ハの字」の形になるようにつま先をあわせます。このとき片方の足をやや前に出し気味にすると安定感が増し、疲れたら前に出す足を変えるといいでしょう。心持ち重心を前に置くといっそう凛として浴衣が映える立ち姿になります。
歩くときは歩幅を小さめにして内股気味にし、もちろん地面に引きずってはいけません。持ち物があったら左手に持ち、右手は浴衣の上前に軽く添えるようにすると、乱れを気にしているように見え上品感が出ます。
階段の昇り降りは、裾を踏まないように注意してください。
登りは前の段にやや浅めに足をかけて上がります。降りるときは少し斜め姿勢で、足裏全体が段にかかっているのを確認しながら降ります。いずれも右手で浴衣を持って裾を少しあげ、危なくないようにゆっくりした昇り降りで大丈夫です。
電車のつり革など腕を上げるときには、周りに肘から内側が見えないように袂をつかんで隠すようにすると上品な所作になります。
車などに乗る際は、まず腰をのせ両足をそろえたまま姿勢を前に直しながら足を乗せます。帯の結びをつぶさないように浅目に腰掛け、下りる時は乗る際と逆な手順になります。
椅子に座るときも、帯を保つために浅く腰掛けるのが基本。こぶしひとつ分程度膝をあけ、立ち姿と同様に足はハの字にし、気持ち片方の足を前に出します。もし持ち物があったら背もたれと腰の間のすきまに置きます。
畳に座る時の、特に座布団に入るときは少し込み入っていますので動画を参考にして下さい。なかなか大変ですが、ポイントは座布団に直接足を乗せないということですので覚えておいて下さい。
食事の際に一番わからないのがたもとの扱いです。テーブルの上のものにかかったり触ったりしそうなときは、必ず袖口をつまんで当たらないようにしてください。椅子には浅目に座って、ナプキンがあったら膝より少し上で帯にかかるように置くと安心です。
浴衣を着たときに一番きれいに見えるポイントは、とにかく背筋をまっすぐ伸ばすこと!控えめながらも凛とした日本女性に変身できますので、普段猫背気味の人は特に注意して、彼に「お!?今日はなんだか違う!」と思わせる浴衣美人を演出してください。
浴衣のデートで着崩れ直しやトイレの行き方は?
浴衣など和装の着付けで最も基本的なことは、身体の線をあえて寸胴にしてやさしいカーブを描くようにすることです。洋服が出るところと引っ込むところを強調するのとは反対ですよね。
そのために胸などは押さえ気味に矯正しますが、それが同時にしわや着崩れを防ぐことになります。
着付けは専門の人に任すにしても、ブラジャーをつけるかどうかなど、どのように胸を平らにするかは考えてみた方がいいでしょう。
普通のブラジャーは胸の線を強調してしまうのでおすすめできません。かと言って昔からあるさらしだと少しきつさがありますし、スポーツブラも胸のカップサイズによっては矯正しきれないでしょう。
なので、もし浴衣になる機会がある程度あるようなら和装用ブラジャーを検討するといいですよ。
そんなに高いものでもないですし、伸縮性があるので1日つけていても楽です。なにより着崩れがしにくくなります。下着選びで着崩れするしないが決まってきますので、1着揃えておいても無駄にならないでしょう。
もしそれでも着崩れてしまったら、さっと直す方法も知っておくと便利です。
・衿がゆるんだとき
まず前衿を引っ張って帯の中に入れ直し、下衿も身八つ口に手を入れ、同じように引っ張って帯に入れる。
・帯がゆるんだとき
ハンドタオルを持参し、折って厚さを調整しながら後ろ帯締めの下側からはさんでゆるみを調整します。
最後に、彼に見せる立ち振る舞いではありませんが、おそらく一番不安に感じると思われるお手洗いの入り方を少し解説します。
できれば広めの洋式を探すのが無難です。基本手順は着けている上から順に裾をたくし上げ帯に挟んでいくということです。その際、クリップを用意しておくとあわてずしっかりととめることができます。
終わったら逆順で下ろしていき、最後に下ろし忘れがないかチェックして出ればいいでしょう。
まとめ
この夏の浴衣デートも立ち振る舞いの作法を知った上でのぞめば、彼の気持ちをキュンとさせるチャンスに早変わりしますよ。
いつも活発なあなたも、ぜひ女性らしい軟らかな風情の浴衣姿をアピールして、関係が深まることをお祈りします。
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