日本のハリウッドと呼ばれ、日本映画の黎明期を支え続けた映画の街、京都・太秦。
撮影所の一部を一般公開した「東映太秦映画村」は、伝統の時代ショーから最新のヒーローアトラクションまで楽しめる映画のテーマパークとして根強い人気を集めます。
ただ京都にあって、嵐山や人気寺社も多い右京区のスポットなので、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、映画村周辺の駐車場事情についておさらいしてみます。
Photo by Kenichi Hirota
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
映画村の駐車場の混雑や料金は?
寺院や景勝スポットが多い古都・京都で、子どもも楽しめる貴重な家族連れスポットとして長く愛されてきた「東映太秦映画村」。
最新技術のテーマパークが主流の中、生の撮影現場や舞台裏が体感できる、一味違うアミューズ施設として変わらない人気を誇ります。
<基本情報>
名称:東映太秦映画村
住所:京都市右京区太秦蜂岡町10
TEL: 0570-064349
営業時間:
9:00~17:00(3月~7月と9月の平日、10月、11月)
9:00~18:00(3月~9月の土日祝と8月)
9:30~16:30(12月~2月の平日)
9:30~17:00(12月~2月の土日祝)
休業:毎年1月中旬頃予定
入村料:大人2200円 中高生1300円 3歳以上~小学生1100円
※アトラクション別途
アクセス:
JR「太秦」駅より徒歩5分
嵐電「太秦広隆寺」」駅より徒歩5分
嵐電「撮影所前」駅より徒歩2分
バス停「太秦開町」より徒歩2分
公式ホームページ:http://www.toei-eigamura.com/
詳しい見どころはガイドラインに譲りますが、渋滞や混雑で知られる京都でも、特に人気の右京区スポットでもあり、最寄りの駅やバス停から徒歩数分程度でもあるので、アクセスは公共交通機関がベスト。
ただ、小さい子ども連れの方も多く訪れる施設なので、車で向かいたい方も多いでしょう。
駐車場は、主に以下の専用駐車場を利用する形になります。※緑のPアイコン
<P.東映太秦映画村駐車場>
住所:京都市右京区太秦東蜂岡町15
利用時間:映画村営業時間に準ずる※上記参照
料金:普通車1回1500円
収容台数:約700台
比較的キャパシティもある専用駐車場なので、行楽シーズン以外の平日なら問題なく駐められるはずです。
ただ、普段時期でも週末や祝日には午前中には埋まってしまいますし、ハイシーズンともなれば早朝から入庫行列の混雑が始まります。
行楽時期の満車時には離れた臨時駐車場へと促され、入庫待ちもできないこともあるようです。
なので混雑時期に、この映画村入口に隣接する専用駐車場に確実に駐めるなら、開場を待って入庫するくらいの到着がセオリーになります。
また料金に関しては1回1500円と高めで、後述の周辺パーキング相場(500~800円)と比べても割高です。
入場料金が子どもでも1000円以上のうえ、園内でのアトラクションも500円程度の別途料金がかかる高額施設であることを考えると、できるなら少し歩いても周辺パーキングで節約したいのも事実です。
なので車で行く方は、前もって映画村周辺のコインパーキングをおさらいしておくとあわてません。
映画村の駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
そこで、以下が映画村の周辺パーキング一覧になります。※オレンジのアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き情報が取れるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
映画村の「正面入口」から5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内で探してありますが、映画村には撮影所駅からすぐの「撮影所口」もあります。※マップ参照
そのため、この入口も対象に広めにピックアップしています。
ご覧のように、周辺のパーキングは数も少なく、主に数台~十数台の小さなパーキングが多いので、映画村駐車場が満車になるような場合は、周囲もいっぱいの可能性が高くなります。
特に映画村公式駐車場の周辺には軒数が少ないので、混雑日に早めの到着ができないのなら、最初から撮影所駅や太秦広隆寺駅付近の少し密集したポイントをあたるのも有効です。
ちなみに、映画村はさっとなら1時間でも回れますが、いろいろな展示やイベント・アトラクションを楽しむなら最低2~3時間、食事も入れればできれば半日程度は予定したいところ。
なので、駐車場も打ち止め料金が手頃だと気楽に回れます。
料金的には、公式駐車場だと1500円(1回)ですが、周辺の日中最大料金の相場は平均632円と手頃。
特に安いところを拾ってみると、500円以下のパーキングがリスト中で3分の1程度見つけることができます。※表参照、最安値450円
その中で、曜日に関係なく500円以下で、台数も10台以上のところを見てみると、
5.タイムズ太秦(18台/24時間最大500円)
17.リパーク常盤出口町(11台/12時間最大500円)
23.太秦8パーキング(19台/08:00~20:00 最大500円)
24.ならびが丘パーキング(12台/08:00~20:00 最大500円)
28.リパーク帷子ノ辻駅東(10台/24時間最大500円)
中には遠めのところもあるので、子どもや年配の方がいるなら、もちろん距離と料金のバランスなどを考えて選択ください。
特に撮影所口は、生の撮影所の雰囲気を楽しみながら目指せるとは言え、メイン施設までは300m以上歩くので注意が必要です。
映画村の駐車場で時間料金が安いのは?
もし観光の予定でさっと見学をしたいなら公式駐車場は割高ですし、周辺パーキングで時間料金が手頃なところがあれば、その方が助かります。
そこで、時間あたりが手頃なパーキングをみると、周辺相場は1時間換算でほぼ200円程度(平均233円)。
ただ、前述のように上限500円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
11.フルーツパーク常盤出口町(3台/08:00-20:00 40分¥100)
23.太秦8パーキング(19台/08:00~20:00 60分100円)
24.ならびが丘パーキング(12台/08:00~20:00 60分100円)
なら1時間換算で100~150円ですか、わずか3箇所程度ですし距離もあるので、手放しでおすすめしにくいところです。
あまり時間が取れない観光なら、むしろ200円程度で良しとして、極力近場で探したほうが賢明でしょう。
混雑日でなければ1・3・4・22など、正面入口近くで1時間200円のパーキングは探せるはずですし、数時間駐車ならいずれにしても映画村駐車場よりは周辺の方が安く上がります。
映画村の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する観光スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、太秦映画村の周辺には予約できる駐車場がそこそこあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
→太秦映画村の周辺で予約できるakippa駐車場
→太秦映画村の周辺で予約できる軒先パーキング駐車場
→太秦映画村の周辺で予約できるトメレタ駐車場
→空いているスペースでお小遣い稼ぎをされたい方はコチラ
まとめ
記事でもふれた通り、従来の正面入口に加え、太秦地区の活性化と混雑時の周辺パーキング利用を促すため、新たに設けられた入り口が「撮影所口」です。
実際の撮影所内に通路が設けられているため、撮影現場の生の雰囲気を味わえるのも楽しみのひとつです。
また駐車場のことだけでなく、入場券売り場の行列も穏やかなので、いろいろな意味で穴場の入り口と言えます。
少し歩いても大丈夫なら、ぜひ記事も参考に利用してみてください。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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