白砂の浜に松葉が映える「白砂青松」の面影が今も残る、日本最古の都市公園、大阪・浜寺公園。
東京ドーム約16個分の敷地面積を誇り、人気の植物園やプールなどアウトドアレジャーや憩いのスポットとして長年愛される総合公園です。
無料の施設でもあり、BBQやプールが開く夏などは大いに賑わうので、車で行く際は駐車場のことも心配です。
そこで、浜寺公園の駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
浜寺公園の駐車場の混雑や料金は?
白砂青松100選でもある5500本の松林で知られ、バラ庭園や交通遊園、ジャイアントスライダーもあるプールなど充実した設備でも人気の浜寺公園。
明治6年開園の日本最古の公立公園でもあり、春には桜、春秋には250種6500本のバラがあふれる四季折々の行楽スポットとして市民に親しまれています。
<基本情報>
名称:浜寺公園
住所:大阪府堺市西区浜寺公園町
TEL:072-262-6300
入園料:無料
※有料施設・区画あり
開園時間:園内自由
※園内施設は営業時間あり
休園日:年中無休
※園内施設により休業あり
アクセス:
阪堺線「浜寺駅前駅」下車すぐ
南海線「浜寺公園駅」下車すぐ
公式ホームページ:http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/hamadera/main.html
予約の必要がなく無料で利用できるBBQエリアなども人気で、毎週末やプール開催時期はとても混み合う公園。
阪堺電車「浜寺駅前」や南海電車「浜寺公園」がすぐ目の前なので、電車利用がおすすめですが、年配の方や小さい子ども連れ、BBQの荷物持参など、車で向かいたい場合も多いでしょう。
駐車場は、主に以下の専用駐車場を利用する形になります。※赤いアイコン
このうち第1は臨時開放の駐車場で、冬季以外の土日祝(プール開園期間は毎日)のみ開放になるので注意下さい。
また、第4・第5は浜寺水路対岸の「泉北臨海緑地」を利用する際の駐車場。
対岸にもBBQ区画や「ぼうけんひろば」はありますが、浜寺公園への徒歩アクセスは距離があり不向きです。
なのでメイン駐車場は第2・第3になり、週末はBBQ客を中心に混み合うのもこの2箇所。
休日にはともに早朝から満車も珍しくなく、花見やプール開園時期には600台収容の臨時第1も早い時間からいっぱいになります。
第1臨時以外は24時間営業なので、できる限り早い入庫が賢明ですが、早朝から予定できないのであれば、最初からメインエリアから遠い臨時駐車場に向かうのも手。
併せて、周辺コインパーキングという選択肢も考えるべきでしょう。
なお、浜寺公園公式ツイッターで駐車場の混み具合も教えてくれるので、活用してみて下さい。
堺市内の交通規制は解除されています。しかし2月18日(日)13時45分現在も引き続き第3駐車場は満車状態が続いています。第3駐車場より北にある第2駐車場をご利用ください。
— 浜寺公園【公式】 (@hamadera_park) 2018年2月18日
料金的には、最初の1時間目こそ420円と高めですがそれ以降は100円程度に落ち着くので、3時間以上過ごすなら、周辺相場とそう変わらなくなります。※周辺相場は1時間200円程度
ただ、終日の行楽になると1000円前後かかるので、ワンコインのところもある周辺コインパーキングのほうが安くなる可能性があります。
浜寺公園の駐車場で料金が安いおすすめは?
そこで、以下が浜寺公園周辺のパーキング一覧になります。※緑のアイコン
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
浜寺公園は、水路沿いを2kmに渡って立地する広大な公園。
もちろん行楽目的のポイントに合わせた場所選びが前提ですが、公園出入り口も多いので駐車場も入口にしばられずに探せるスポット。
周辺パーキングがふんだんにあるエリアではありませんが、公園に沿って広い圏内でピックアップしています。
ご覧の通り、ふたつの最寄り駅周辺にも点在しますが、どちらかと言えば羽衣駅/東羽衣駅周辺の方が多め。
数台程度の駐車場が多いこのエリアで最大の16.タイムズ高石羽衣(98台)などもあり、正面入口からは少し距離があるものの、混雑時には探すには穴場エリアです。
料金的には、1時間あたりはほぼ200円程度(平均258円)で、日中の最大料金では平均815円と比較的手頃。
そこで、まず時間料金の手頃さで拾ってみると、
1.タイムズ浜寺駅前(8台/終日60分100円)
3.タイムズ浜寺公園前第3(7台/月-金 終日60分¥100)※平日のみ
ですが、このエリアでは200円程度で空きがあれば、駐めてしまうのが賢明です。
ということは、2~3時間程度なら公園駐車場も決して高くはないということも言えます。
次に、日中通して駐めても安く収まるところを挙げると、
<平日のみ>
2.Dパーキング浜寺公園町(20台/月-金 24時間最大400円)
5.ブレイク浜寺公園(8台/月-金 24時間最大400円)
7.カーパーク浜寺公園(約8台/平日 24時間最大500円)
<平日・休日とも>
1.タイムズ浜寺駅前(8台/24時間最大500円)
8.エコロパーク浜寺昭和町第1(11台/24時間まで500円)
9.東洋カーマックス浜寺船尾町西(5台/24時間最大500円)
18.アットパーク浜寺昭和町(36台/24時間最大500円)
が、ワンコイン以内で収まる格安パーキングですが、やはり肝心の週末、休日のほうが高い傾向があります。
中には土日祝1600円などのところもあり注意が必要ですが、探せば公式駐車場よりも節約できるところは見つかります。
浜寺公園の駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
ちなみに、浜寺公園の周辺には予約できる駐車場が豊富にあります。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
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まとめ
かつては海浜の別荘地が広がり、海水浴場や大浜公園など一大リゾート地として賑わってきた浜寺公園周辺。
与謝野晶子が与謝野鉄幹と歌会で出会った料亭もこの園内にあったことから、第2駐車場近くには歌碑も建てられています。
そんな、多くの歴史を刻みながら地域で長く愛されてきた浜寺公園を訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※情報は記事執筆時のものです。変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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