元は在沖軍人が居留した旧天久解放地であり、長い間の遊休地であった土地を近年開発して誕生した那覇新都心。
その中心市街地・おもろまち界隈は、国際通りや久茂地地区などとともに、多くの地域の方や観光客で賑わうエリアです。
そこで、おもろまちの駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
おもろまちの駐車場で最大料金が格安のおすすめは?
米軍基地返還後に、旧天久解放地の造成・再開発によって新たな都心として生まれ変わった那覇新都心。
公募により「歌」を意味する沖縄らしい町名となったおもろまちは、その中心エリアとして新都心公園や「おみきゅー」の愛称で親しまれる沖縄県立博物館/美術館など、観光スポットも整備されます。
なんと言っても、新商業地区として観光客もお目当てとする「那覇メインプレス」などの商業・レクリエーション施設、人気免税店「ギャラリア沖縄」など、ショッピングポイントが充実するエリア。
ゆいレールの開通後は、おもろまち駅両側とも更に再開発が進み、沖縄の新たな表情を見せる観光ポイントとして賑わいます。
ただ、鉄路が未発達ゆえに車の交通量が多い沖縄にあって、幹線国道に挟まれ、国際通りなど人気エリアも近い中心市街地なので、普段から渋滞は覚悟するエリア。
特に週末人気のショッピングポイントが集まり、休日は混雑が更に激しくなるので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下がおもろまち周辺のパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
新都心の中心とも言える新都心公園から、5~600m前後・徒歩で10分程度の圏内でピックアップしています。
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
ご覧のように商業繁華街を中心に駐車場は多いように見えますが、沖縄の市街地としてはこれでも少ない方であり、普段から入庫待ちの混雑は普通の地区。
特に収容規模が大きめなところがあまりなく、週末や朝夕に駅周辺の商業地区で車を駐めるのはなかなか骨が折れます。
一般用途での駐車はともかく、観光目的で訪れるならモノレールでのアクセスが無難なエリアと言えます。
料金的にはまあまあ手頃な相場であり、1時間あたりでほぼ200~300円(平均290円)、日中の打ち止め料金も平均773円と、千円を切ります。
そこで、車を置いて出かけたり、駅周辺でゆっくり散策する際に、できるだけ手頃に日中駐められるところを探すと、
3.リパーク那覇市おもろまち3丁目(25台/当日1日最大 月-金500円 土日祝400円)
16.Dパーキングおもろまち第3(18台/24時間最大500円)
18.タイムズ天久1丁目(11台/24時間最大500円)
28.NPC24H那覇新都心パーキング(640台/24時間最大 月-金500円 土日祝400円)
なら、ワンコイン以内で駐めておけるパーキング。
おすすめは一目瞭然で、この地域最大規模の28でしょう。
メインショッピングエリアには少し遠くなりますが、逆にそんな立地や収容力も手伝って、混雑時には駐められる可能性が高いスペースです。
後述の時間料金でも言えますが、このエリアでは日本パーキング(NPC)運営の駐車場が、スペック的に頭一つ抜きん出ている印象があります。
おもろまちの駐車場で無料や時間料金が安いのは?
もし、ちょっとした仕事や地元での生活利用で来た場合なら、打ち切り料金より時間単価が安い方が助かります。
1時間あたりが手頃なパーキングをみると、先程ふれたとおり周辺相場は1時間換算で300円程度。
ただ、前述のように上限で500円以内のところもあるので、2~3時間駐車ならもう少し抑えられると助かります。
そこで、リーズナブルなところを探してみると、
1.NPC24H新都心公園駐車場(138台/終日60分100円)※最初の60分無料
25.NPC24H新都心公園NHK側駐車場(13台/終日60分100円)※最初の60分無料
28.NPC24H那覇新都心パーキング(640台/終日60分100円)
が、わずか3箇所ながら、いずれもNPCブランドの1時間100円で済むパーキング。
わずかといっても合わせて800台近くのスペースがありますし、特に28は先程も触れたように最大料金も最安の万能スペックです。
また、1と25は最初の60分無料のおまけ付きで実質100円以下ということになるので、ぜひまず1度覗いてみたいパーキングと言えます。
おもろまちの駐車場で予約ができるのは?
最近では予約できる駐車スペースのシェアサービスが盛んになってきているので、当たってみるのもひとつの手かもしれません。
競技・イベント会場周辺では今や一般的になりましたが、混雑する行楽スポットでも最適の選択肢と言えます。
まだおもろまちエリアではあまりありませんが、近年急速に普及しつつあり、今後どんどん供給が増えるはずなので、気にしておくといいかもしれません。
1箇所ごとの台数はわずかですが、何より駐車場の心配がなく向かえるのはメリットです。
早めに行くことが決まっているようなら、確保してしまうというのも、安心してアクセスできる一つの方法と言えます。
まとめ
1987年に返還されて以降、長く更地として手付かずだった旧天久解放地。
近年では、那覇空港制限区域外の利点も手伝って急激に再開発が進み、高層ビルやマンションが立ち並ぶ新都心に生まれ変わったのが、おもろまち周辺市街地です。
最近では国内屈指のIT企業が集まるエリアでもあり、また久茂地地区に劣らない飲食店激戦区の顔も。
そんな多彩な魅力を備えつつあるおもろまちを訪れる際に、記事が参考になれば幸いです。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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