埼玉県川越市、栃木県栃木市と並び、関東三大小江戸と呼ばれる千葉県・佐原。
サッパ舟がときおり行き交う小野川沿いの、風情ある街並みが人気の水郷の街です。
また、あやめやハスなどの初夏の花ごよみや、年2回の佐原の大祭でも賑わう観光の街でもあります。
そこで、佐原エリアの駐車場事情についておさらいしてみます。
また確認の際は、最大料金の繰返し有無や時間/日極かに注意し、トラブルを避けるようお願いします。
佐原の駐車場で無料やおすすめは?
かつて利根川舟運による物資の集散地として栄え、支流の小野川沿いに往時の建物が軒を連ねる、千葉県香取市の佐原界隈。
「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定された、往時の面影が色濃く残る街並みには、ダシと呼ばれる荷物の引上げ施設や、この地で30年余りを過ごした伊能忠敬の旧宅、レンガ造の旧三菱銀行の建物など、見どころスポットも多く集まります。
また利根川対岸の、初夏を彩る風物詩のあやめやハスが園内に咲き誇る「水郷佐原あやめパーク」も、佐原を代表する観光スポット。
さらに関東三大山車祭りのひとつ「佐原の大祭」が行われる7月と10月には、多くの見物客が水郷の町に詰めかけます。
アクセスは、都心などからは電車で2時間以上かかるので車でも向かいたいスポットですが、まだいい意味で手が加わっていない観光地なので、駐車場が少ないエリア。
坂が多い市街地は一方通行も多く、道も狭いので、車を使う方は駐車場事情をおさらいしておくとあわてません。
そこで、以下が佐原エリアのパーキング一覧になります。
おすすめワンポイント!
もし、グーグルアプリ【Googleマップ-GPSナビ】がインストールされていて、位置情報が許可されていれば、今いる場所とともに上記の駐車場マップが開き、とても便利!
【Googleマップ-GPSナビ】
料金は短期間で変動するものなので、料金傾向の目安にしていただければと思います。
ちなみに表の中ほどの列は、平日の1時間/日中最大(青色)・休日の1時間/日中最大(ピンク)になっています。
空き状況がわかるものは、マップのガイドエリアにリンクを入れてあります。※表中の駐車場名が太文字のもの。環境によっては開かなかったり、直リンクできないことがあります。
前述のように駐車場は全部で10数箇所程度で、純粋な時間貸しパーキングも確認できただけで8箇所だけ。
ただ、見物客が詰めかける大祭などのイベント時でなければ、場所さえおさらいして出かければ、駐めるところは見つかると思われます。
観光エリア内では、無料スペースも
8.下仲町駐車場(10台/無料)
10.水郷佐原山車会館駐車場(31台/無料)
11.佐原町並み交流館駐車場(4台/無料)※障害者・高齢者専用
が、合計で80大程度分ありますが、空いていれば幸運程度に考えた方がいいでしょう。
有料で観光用として立地的に便利なのは、
6.きめらパーキング(29台/08:30-17:00 1日1回¥550)※時間変動あり
7.町並み観光駐車場(70台/09:00-17:00 1台1回¥500)
で、散策の起点としては最適です。
合計で100台程度駐められますし、伊能忠敬記念館や「さわら舟めぐり」利用もしやすいので、無料スペースがいっぱいだったら覗いてみるといいでしょう。
佐原の駐車場で穴場や料金が安いのは?
終日かけてのんびり散策する際の、できるだけ手頃に日中駐められるところもピックアップしてみると、
1.佐原駅北駐車場(220台/1日1回300円)
3.ナビパーク佐原第2(21台/24時間最大400円)
4.ナビパーク佐原第3(29台/24時間最大400円)
5.東海パーキング(70台/08:00-20:00 1日1回¥300)
12.田山駐車場(約40台/06:00-4:00 1回300円)
なら、ワンコインを切って駐めておけるパーキング。
1・3・12などは、どちらかと言うと佐原駅に近く、古い町並みからは遠め。
少し歩いても平気という方や、あまり狭いエリアに車で入って行きたくない方は、検討してみてもいいでしょう。
また、このエリアでは大きめの5あたりは、
・駐車場の少ない町での穴場的な感じです。たどり着くまでの道は狭いのですが町中に一番近く便利です。観光にオススメ。
・値段も安くて駐車場自体も広くおすすめです。駐車場までの道が狭い為か余り混んでいません。
という穴場的なスペースなので、混雑しているタイミングでは向かってみるといいかも知れません。
佐原の大祭の駐車場で無料や臨時は?
佐原で水郷の町並みとならぶ見どころといえば、川越や石岡とともに関東三大山車祭りに数えられる「佐原の大祭」でしょう。
小野川を挟むそれぞれの地区で夏祭り(7月中旬)と秋祭り(10月中旬)に分けて行われる祭りで、10~14台の壮麗な山車が川沿いなどを曳き回されます。
駐車場に関しては、例年以下のような交通規制が広いエリアにかかるので、紹介したような駐車場は利用が難しくなります。
なので、電車などで行くのが無難ですが、毎年臨時駐車場は開設されています。
14.利根川河川敷駐車場(約1000台/無料)
この駐車場からは、祭り区域までシャトルバスならぬシャトル舟が運航されるという、佐原ならではの憎い演出もあっておすすめ。
<シャトル舟詳細>
運行期間:祭り開催期間中
運行時間:9:00-21:00
料金:往復券:大人1300円 子供700円/片道券:大人800円 子供400円
※平成30年夏祭り参考
ご覧のように料金は少し高めですが、駐車代は無料ですし、せっかく水郷の町に出掛けたのなら合わせて舟遊びを楽しむのも一興でしょう。
まとめ
観光の見所も多い佐原ですが、毎年の初夏を彩る風物詩として、水郷佐原あやめパークのあやめやハスが有名です。
5月下旬~6月にかけては「あやめ祭り」、7月~8月にかけては「ハス祭り」が開催され、園内の水路ではではやはり佐原ならではのサッパ舟にも乗ることができます。
水郷の町並みエリアからは、利根川を挟んで少し距離がありますが、整備されきれいになった13.水郷佐原あやめパーク駐車場(500台)があるので、車でも行きやすいスポット。
キャパも余裕ですし、何より料金も無料なのが嬉しいポイントです。
ぜひ水郷の町並みとセットで、水辺の開放的な植物園を楽しんでみて下さい。
※利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
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